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プロ5戦目の那須川龍心が2冠王のKOUJIROと対戦「踏み台になってもらう」【RISE×SB】

2022.11.16 Vol.Web Original

 RISEとシュートボクシング(SB)が協力して開催する「RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」(12月25日、東京・両国国技館)のカード発表会見が11月16日、都内で開催された。

 那須川天心の弟で今年プロデビューを果たした那須川龍心(TEAM TEPPEN)がビッグマッチでプロ5戦目に臨むこととなった。

 那須川はデビュー戦でSBの笠原直希(シーザージム)に判定勝ちを収めるも、2戦目となった今年6月の「THE MATCH 2022」では、後に初代Krushフライ級王者となる大久保琉唯(K-1ジムウルフ・TEAM ASTER)に判定負けで初黒星。しかし8月の「RISE161」で平山龍馬(サクシードジム team EXCEED)にKO勝ちを収めすぐに再起を果たすと10月の「RISE WORLD SERIES 2022」にも参戦し吉田亮汰朗(BK GYM)に判定勝ちでプロ戦績を4戦3勝(1KO)1敗とした。

SBルールで川上叶vs安本晴翔、植山征紀vs大﨑孔稀。ルール問題でバチバチ【RISE×SB】

2022.11.16 Vol.Web Original

 RISEとシュートボクシング(SB)が協力して開催する「RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」(12月25日、東京・両国国技館)のカード発表会見が11月16日、都内で開催された。

 今大会ではSBルールでSBの選手とRISEの選手が対戦するカードも組まれているのだが、この日も2試合を発表。ルール問題を発端に両陣営がバチバチと火花を散らした。

 フェザー級ではSBの川上叶(龍生塾)と安本晴翔(橋本道場)が対戦する。

 安本はこれまでINNOVATIONスーパーバンタム級、WPMF世界フェザー級、WBCムエタイ日本統一フェザー級、KNOCK OUT-REDフェザー級王座を獲得。現在15連勝中でプロ戦績は30戦26勝(15KO)1敗2分1NCと日本のフェザー級のトップファイターといえる存在。RISE初参戦となった7月のメールダード・サヤディ戦では1Rにダウンを奪いKO勝ちのジャッジが下されたが、試合後にダウンがパンチのダメージによるものか、前腕部によるダメージによるものか否かが検証された結果、ノーコンテストに。仕切り直しとなった10月の山川賢誠戦では1RでKO勝ちを収め、改めてその実力を見せつけた。

MISAKIの「RISE女子より私のほうが面白いし華があるし強い」に対戦相手の宮﨑小雪「むかつく」、小林愛三も着火【RISE×SB】

2022.11.07 Vol.Web Original

王者対決が実現

 RISEとシュートボクシング(SB)が協力して開催する「RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」(12月25日、東京・両国国技館)のカード発表会見が11月7日、都内で開催された。

 女子アトム級(-46kg)戦でRISE QUEENアトム級王者の宮﨑小雪(TRY HARD GYM)とSB日本女子アトム級王者のMISAKI(TEAM FOREST)による王者対決が実現する。この2人についてはMISAKIがSNS上で対戦をアピールしていた。
 
 会見では互いの印象についてMISAKIが互いの直近の試合を挙げて「技術はトップレベルですごいなと思うが、私の試合のほうが面白い。RISEのコンセプトにある“アグレッシブで倒せる選手”というのは私のほうだと思っているので、この試合で見せつけてやろうと思う」と言えば、宮﨑は「ボディーでKOしていて、普通にすごいなと思ったし、前回の試合だけではなく、他の試合でもボディーでダウンを取ったりしていたのでボディーが強いのかなという印象があるが、私はもともと空手家なのでボディーで倒れるわけがないので“アグレッシブさだけで勝てると思うなよ”って感じ」と返した。

 宮﨑はMISAKIが対戦をアピールしていたことについては「Twitterでいろいろ言われているのは知っていた。でもその時は私は試合後のオフの期間だったので、あまり気にしていないというか“言われてるな”というくらいだった。“決まったらやってあげるよ”という感じだった」とさらり。

クリスマスのGLORYとの対抗戦に出場の白鳥大珠「俺の日にしようと思う。俺のカッコいい姿を見に来てください」【RISE×SB】

2022.11.07 Vol.Web Original

 RISEとシュートボクシング(SB)が協力して開催する「RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」(12月25日、東京・両国国技館)のカード発表会見が11月7日、都内で開催された。

 GLORYとの対抗戦「RIVALS」に出場する白鳥大珠(TEAM TEPPEN)が「俺の日にしようと思う」とクリスマスの主役獲りを宣言した。

 会見ではクリスマスを意識したコメントが多くの選手から出たのだが、中でも秀逸だったのが白鳥。

 白鳥はGLORY世界フェザー級4位のアブデラ・エズビリ(フランス/TEam Ezbiri)と対戦する。エズビリは2013年1月に行われた「Krush Grand Prix 2013~-67kg級初代王座決定トーナメント~」に出場し、名城裕司、山本優弥を下して決勝に進出。決勝では久保優太に敗れ惜しくも優勝を逃した。2014年10月にもKrushに参戦するも牧平圭太に判定負けを喫している。2017年10月にはGLORYで4人制コンテンダー・トーナメントで優勝。2018年11月にはフランスで野杁正明と対戦し、判定勝ちでNuit Drs Championsの-66kg王座を奪取している。戦績は63戦47勝(14KO)15敗1分。

前SB王者の西岡蓮太が約3年ぶりにキックボクシング復帰の鈴木宙樹に完勝【KNOCK OUT】

2022.10.17 Vol.Web Original

約2年8カ月前には鈴木千裕にも勝利

「KNOCK OUT 2022 vol.6」(10月16日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで元REBELS-BLACK −64kg級王者の鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)が約3年ぶりにキックボクシングの試合に臨むも、前シュートボクシング(SB)ライト級王者の西岡蓮太(龍生塾)に判定負けを喫し、復帰を勝利で飾ることはできなかった。

 鈴木は2017年にKrushでデビューを果たし、2019年6月には「REBELS60kg級王座決定戦」でWBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者の葵拳士郎を破り、第2代REBELS60kg級王座を獲得。2020年2月には初防衛を果たし、その時点でプロ戦績を13戦13勝(8KO)とした。昨年9月にはプロボクシング転向を正式に発表し、12月に行われたデビュー戦では1RKOで勝利を収めていたのだが、キックボクシングへの思いを断ち切れず今回の復帰戦となった。

12・25両国で原口健飛vsザカリア・ゾウガリー、山田洸誓vsペットパノムルンが決定【RISE】

2022.10.16 Vol.Web Original

 RISEとシュートボクシング(SB)の共催となる「RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」(12月25日、東京・両国国技館)の第1弾カードが10月15日に行われた「RISE WORLD SERIES 2022」で発表された。

「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント」優勝者の原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)がGLORYフェザー級(−65kg)1位のザカリア・ゾウガリー(オランダ)と対戦する。

 ゾウガリーは2014年にSBに初参戦を果たすと、2016年には「SHOOT BOXING S-cup65kg世界トーナメント」で優勝を果たし、外国人エースの座に君臨。RISEにも2度参戦し、1勝1敗の星を残している。現在はGLORYを主戦場とし、2017年12月にはペットパノムルン・キャットムーカオとGLORY世界フェザー級王座挑戦者決定戦で対戦しKO負けを喫している。ペットパノムルンは現在、原口に2連勝中だ。

 原口は「ザカリア選手は日本でも有名な強いファイターなんですが、ザカリア選手も僕もペットに負けている状態で、負けた者同士の試合になっているのはムカつく部分でもあるんですけれど、ペットを追い詰めた男とペットに一発で仕留められた男の差が明確に出る試合にしたいと思っている。ペット選手とは違うやり方でゾウガリー選手をマットに沈めたてやろうと思っている」とKO宣言。

 また今大会で現役を引退するRISEスーパーライト級王者・山田洸誓(正道会館KCIEL)が、そのペットパノムルンと対戦することも発表された。 

 山田は「RISEさん、意地悪やなって(笑)。最後の試合でめちゃくちゃ強敵をもってこられた。でも、どうせやるんやったらみんなが、日本中の人が、世界中の人が知っている強い選手とやるのが格闘家だと思うので、しっかり目の前の試合に集中して12月25日は自分が笑顔で終われるように頑張りたい」と語った。

ラストマッチの伏見和之が最後まで師匠の教えを守りHIROYUKIに壮絶KO負け。引退セレモニーでは改めて師匠に感謝の言葉【SB】

2022.09.18 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の後楽園ホールで開催されるシリーズの第4戦となる「SHOOT BOXING 2022 act.4」(9月17日、東京・後楽園ホール)で、先日、引退を発表した元SB日本スーパーバンタム級王者の伏見和之(RIKI GYM)がHIROYUKI(RIKIX)を相手にラストマッチに臨み、2RでTKO負けを喫し現役生活を終えた。プロ通算成績は55戦32勝(8KO)22敗1分。

 伏見は2008年にプロデビューしSBの軽量級のトップ戦線で長く活躍。2014年2月に王者・藤本昌大を破り、SB日本スーパーバンタム級王座を獲得するも初防衛戦で内藤大樹に敗れ王座陥落。その後、王座奪還に向け植山征紀と2度にわたる激闘を繰り広げるなど“名勝負製造機”と呼ばれるように幾度も激闘を繰り広げ、大いにSBのリングを盛り上げた。

シンパヤックが王者イモトに続きランク1位の村田聖明も撃破。山田ツインズが揃って格上相手に勝利【SB】

2022.09.18 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の後楽園ホールで開催されるシリーズの第4戦となる「SHOOT BOXING 2022 act.4」(9月17日、東京・後楽園ホール)でSB参戦2戦目となるシンパヤック・YZDGYM(タイ/Y’ZD GYM)が日本スーパーライト級1位の村田聖明(シーザージム)に3-0の判定勝ちを収めた。

 シンパヤックは初参戦だった7月のSB勝川大会で同級王者のイモト・ボルケーノ(グラップリングシュートボクサーズ)と対戦し、イモトが右肩脱臼のアクシデントに見舞われドクターストップでTKO勝ちを収めており、これで日本スーパーライト級のトップクラスに2連勝となった。

 1R、サウスポーのシンパヤックが左ミドル、左インロー。村田はこれにパンチを合わせに行く。シンパヤックの左ストレートが当たるようになる。村田は右ストレートで反撃も単発。シンパヤックの左ストレートが村田の顔面をとらえる場面が続く。

笠原三兄弟が悲喜こもごも。弘希はロンペットに最低限の判定勝ち、友希は常陸にKO負けで連勝ストップ、直希はプロ初KO勝ち【SB】

2022.09.18 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の後楽園ホールで開催されるシリーズの第4戦となる「SHOOT BOXING 2022 act.4」(9月17日、東京・後楽園ホール)でSBの時代を背負う存在と目される笠原三兄弟が揃って出場し、三者三様の結果となった。

 セミファイナルでは兄のSB日本ライト級王者・笠原弘希(シーザージム)がロンペット・Y’ZDGYM(タイ/Y’ZD豊見城)と対戦し3-0の判定で勝利を収めた。

 弘希は昨年末から重森陽太、西岡蓮太、バズーカ巧樹といった強豪を撃破。7月にはRIZIN初登場で石月祐作に判定勝ちを収め、現在9連勝。ロンペットは弘希が「戦いたい相手」と名を挙げる元RISEライト級王者で国内敵なしの原口健飛に前戦で1RKOで敗れており、今回はなんとしてもKO勝ちしたいところだった。

 試合は1R、弘希がじりじりプレッシャーをかけてロンペットにロープを背負わせ右ロー、左ジャブ、左ボディー。ロンペットは重い左ハイで反撃。弘希がプレッシャーをかけてロープ、コーナーに詰める展開となるが、ロンペットはそこから重い左ハイで反撃。弘希も得意のボディーを打ち込むがロンペットはロープ伝いに逃げて決定打は許さない。

海人がムエタイ王者に顔面を切り裂かれながらも延長2Rの接戦制す。試合後は「プロ失格」と自らに高いハードル【SB】

2022.09.18 Vol.Web Original

カラクァートのヒジ打ちに手こずる

 シュートボクシング(SB)の後楽園ホールで開催されるシリーズの第4戦となる「SHOOT BOXING 2022 act.4」(9月17日、東京・後楽園ホール)のメインイベントでエースの海人(TEAM F.O.D)がケンダル・カラクァート(ベルギー/トルコ)と対戦し、2Rの延長にもつれ込む接戦を制して3-0の判定勝ちを収めた。

 海人は昨年2月のREBELSで行われた「REBELS-BLACKスーパーウェルター級タイトルマッチ」で日菜太を破り同王座を獲得。今年4月のRISEでは第2代RISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノアに1RKO勝ち、6月には「THE MATCH 2022」でK-1 WORLD GPウェルター級王者の野杁正明に延長にもつれ込む激戦の末、判定勝ちを収め“日本最強”を証明した。

 8月の「RISE WORLD SERIES OSAKA 2022」では“対世界”の試金石ともいえるサモ・ペティと対戦し、延長にもつれ込んだものの判定勝ちを収め2020年8月から続く連勝を13に伸ばした。

RISE王者の鈴木真彦が壮絶な打ち合いで植山征紀との王者対決を制す【RISE】

2022.08.22 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES OSAKA 2022」(8月21日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)で行われたバンタム級のSuper fight!でRISEバンタム級王者の鈴木真彦(山口道場)がシュートボクシング(SB)日本スーパーバンタム級王者の植山征紀(龍生塾ファントム道場)との王者対決で延長にもつれ込む激戦の末、3-0の判定で勝利を収めた。

 鈴木は2015年8月に行われた「BLADE.2」の「BLADE FC JAPAN CUP -55kgトーナメント2015」の1回戦で那須川天心にKO負けを喫して以降、2020年の「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~」の決勝で志朗に敗れるまで20連勝を記録。その間、2018年にはトーナメントを制しRISEバンタム級王座を獲得している。挑戦者決定トーナメントには敗れたものの、その後も連勝を重ね、また折からの新型コロナ禍の中、海外からの選手の招へいが難しいということもあり昨年9月に那須川との再戦にこぎつけるも判定負け。11月に江幡塁を1RKOで破り再起を果たすと、今年1月には拳剛に1RKO勝ちで王座防衛。4月には江幡睦に判定勝ち。6月の「THE MATCH 2022」ではK-1スーパー・バンタム級王者の金子晃大に判定勝ちし、今回は凱旋試合となる。

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