内藤大樹が般若HASHIMOTOに2RTKO勝ち
「RIZIN.12」(8月12日、愛知・ドルフィンズアリーナ)でシュートボクシング(SB)の前スーパーバンタム級王者・内藤大樹が般若HASHIMOTOを2R1分53秒、TKOで下しRIZINデビューを飾った。
内藤は1Rから厳しいローにミドルで般若を追い込んでいく。しかしラウンド終盤、左フックから右ミドルを放つところに右フックを合わせられ、まさかのダウンを喫してしまう。
内藤大樹が般若HASHIMOTOに2RTKO勝ち
「RIZIN.12」(8月12日、愛知・ドルフィンズアリーナ)でシュートボクシング(SB)の前スーパーバンタム級王者・内藤大樹が般若HASHIMOTOを2R1分53秒、TKOで下しRIZINデビューを飾った。
内藤は1Rから厳しいローにミドルで般若を追い込んでいく。しかしラウンド終盤、左フックから右ミドルを放つところに右フックを合わせられ、まさかのダウンを喫してしまう。
迎え撃つ坂本は王座奪還へ負けられない一戦
シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2018 act.4」(9月15日、東京・後楽園ホール)にプロレスラーの奥田啓介が参戦することが発表された。前SB日本スーパーウェルター級王者・坂本優起と対戦する
奥田は空手、レスリングをベースに持つファイター。レスリングでは「世界学生選手権」の84kg級でベスト8の実績を残している。アントニオ猪木率いるIGFのリングでプロデビューし喧嘩ファイトで数々の激闘を繰り広げてきたが、プロレスラーの強さを証明すべく、MMA、あらゆる攻撃が許されている“地上で最も過激な格闘技”ラウェイの試合にも出場。今回はSBにその標的を向けてきた格好だ。
奥田を迎え撃つ坂本は昨年2月、北斗拳太郎に敗れてSB日本スーパーウェルター級王座を失い、昨年9月と12月には向柏榮(パク・ウィング・ヒョング)に連敗を喫するなど低迷したが、今年3月の浅草大会で復活、王座奪還に向けて再始動した。規格外のパワーを誇る奥田を相手に、前王者の坂本はSBの怖さを見せることができるのか…。
また、今大会では「SB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント」の準決勝2試合、「植山征紀vs伏見和之」、「川上叶vs笠原友希」が行われる。勝者は「S-cup 2018」(11月18日、東京・両国国技館)で開催される決勝に駒を進める。
2017年「J-NETライト級新人王」ウザ強ヨシヤと対戦
シュートボクシング(SB)日本スーパーライト級王者の海人が「RIZIN.11」(7月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に急きょ参戦することとなった。
キックルールで2017年の「J-NETライト級新人王」ウザ強ヨシヤと対戦する。ヨシヤはプロ戦績5戦 4勝1分。
この試合は「中井りんvs杉山しずか」戦が中井の欠場で消滅したことから代替カードとして急きょ決まったもの。海人は2日前、ヨシヤは前日のオファーを快諾。試合が実現した。
高田延彦RIZIN統括本部長は急きょのオファーにも関わらず試合をする2人を称えたうえで「この日一番いい試合をするくらいの気持ちでやってください。いっちゃおうぜ!」と2人に檄を飛ばした。
決勝はイリアーナvs MIO
シュートボクシング(SB)の年に一度の女子の祭典「Girls S-cup 2018」(7月6日、東京・TDCホール)で行われた「48kg世界トーナメント」でイタリアのムエタイ王者イリアーナ・ヴァレンティーノが優勝した。
決勝は優勝候補のMIOと対戦。1RはMIOがプレッシャーをかけ、イリアーナがサークリング。ともに相手の出方をうかがう慎重な展開となる。MIOが首投げを仕掛けるがこれはノーポイント。2Rもイリアーナの左ミドルにMIOが右フックを合わせると、今度はイリアーナがMIOの右ミドルにパンチを合わせるなどともに相手に主導権は渡さない。
ジャッジの難しいラウンドが続き迎えた最終ラウンド。イリアーナは果敢に前に出てパンチをまとめるがMIOは試合後に日本シュートボクシング協会のシーザー武志会長が「3Rに行き切れなかった、悪いクセが出た」と振り返ったように攻め切れず、試合は判定に。
ジャッジ2人が30-29でイリアーナを支持。2-0でイリアーナが勝利を収めた。
フロントチョーク、三角絞めに大ピンチ
シュートボクシング(SB)の年に一度の女子の祭典「Girls S-cup 2018」(7月6日、東京・TDCホール)でSBの女王RENAが昨年大晦日に浅倉カンナに敗れて以来の復帰戦に臨み、3-0の判定で勝利を収めた。
RENAは7月29日に「RIZIN.11」で浅倉と再戦が決定。7月に総合格闘技(MMA)ルール2連戦という前代未聞の状態。この日はブラジルのエレイン“パンテラ”リアルと対戦した。
リアルは前日計量で1.0キロオーバーでイエローカード1枚からのスタートとなった。
RENAは1R早々に、フロントチョーク、下からの三角絞めであわや一本負けのピンチを迎える。ここは技をかけられたまま、リフトし顔面を踏みつけるといった常識外れの方法で脱出を図るが、ならばとリアルは足関節に移行。グラウンドでRENAを翻弄する。
7月2連戦も「29日のことは今は考えていない。そんな甘い世界ではない」
シュートボクシング(SB)の年に一度の女子の祭典「Girls S-cup 2018~48㎏世界トーナメント2018~」(7月6日、東京・TDCホール)の会見が6月26日、都内で行われ、ワンマッチに出場するRENAとKINGレイナが登壇した。
7月29日のRIZINで浅倉カンナとの再戦も控えるRENA。先日、エレイン“パンテイラ”リアルとの対戦が発表されたが「今回はMMAでの参戦。MMAのファンにSBの面白さを、SBのファンにMMAの面白さを知ってもらう絶好の機会と思っている。7月に2連戦ということで私の中でやらないといけないことはたくさんある。取りあえずリアル選手にしっかり勝たないといけない。29日のことは今は考えていない。そこまで考えて勝てるような甘い世界ではないことは10年以上戦ってきて分かっている。どうなるか分からないが全力でぶつかって、成長した姿を見せて、勝って笑顔でリングを下りたい」などと話した。
リアルについては「体が強い選手。打撃に自信がある選手という印象。現時点で女子のMMAの選手で打撃で倒すことができるのは私しかいないと思っている。打撃で負けることはないので、打ち合いはOK」と言いつつも「成長した姿を見せたいので寝技もOKと思うが、29日を考えると手の内は見せたくないなという思いもある。状況によってやりたい技もある。今は佐藤ルミナさん、阿部裕幸さんといういい練習環境の中で寝技を重点的にやっているので全然違うRENAを見せられると思う。今まではMMAに関しては自信がなかったが、今は自信が芽生えている。その自信が凶に出ることもあるので、バランスを取りつつですが.今は9:1で寝技の練習。打撃はシーザー会長に見ていただいているので問題はない。ずっと寝技の練習しかしていないので、成長の度合いは全然違うと思う。私、マジで強くなっているので楽しみにしていてください」とどの局面においても絶対の自信を見せた。
MIO「こんなに早くのリベンジマッチ。すごく気合が入っている」
シュートボクシング(SB)の年に一度の女子の祭典「Girls S-cup 2018~48㎏世界トーナメント2018~」(7月6日、東京・TDCホール)で行われる「48kg世界トーナメント」の組み合わせが6月26日、発表された。
1回戦は①MIO vs イム・ソヒ、②ゲーオター・ポー.ムンペットvsロウ・ミン、③MISAKI vs イシス・バービック、④小林愛三vsイリアーナ・ヴァレンティーノの組み合わせ。準決勝は①と②、③と④の勝者がそれぞれ対戦する。
この日行われた会見には日本人3選手が登壇。前回の対戦で敗れたソヒとの対戦が1回戦で組まれたMIOは「この階級で初めての世界トーナメント。そして豪華なメンバー。未知の領域になってくると思うので、不安な部分もあるが、それ以上に気合が入っている。1回戦のイム・ソヒ選手は前回負けた相手。こんなに早くリベンジマッチをさせていただけるということですごく気合が入っている。しっかり1回戦でリベンジをして、そのままいい波に乗って準決勝、決勝と駒を進めたい。前回は私の実力不足で負けてしまった。自分の中でなめていた部分があった。攻撃させてもらえなかったという印象が強い。今回はなにもさせないつもりでやる」などと固い決意を見せた。
女子格闘家の素顔に迫るインタビュー企画「ジョシカク美女図鑑」。第3回目はシュートボクシング(SB)の初代SB日本女子ミニマム級王者MIOにインタビュー。
11戦のキャリアを持つブラジルのエレイン
シュートボクシング(SB)の年に一度の女子の祭典「Girls S-cup 2018~48㎏世界トーナメント2018~」(7月6日、東京・TDCホール)で復帰戦を行うRENAの対戦相手がブラジルのエレイン“パンテラ”リアルとなることが6月21日、発表された。
今回の試合は「RIZIN.11」(7月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われる浅倉カンナ戦への前哨戦の意味合いもあることからRIZIN MMAルールで50.0kg契約、5分3Rで行われる。
エレインは11戦の戦績を持つ29歳。打撃・寝技ともに自信を持ち、振り回すパンチで突進し、アグレッシブに一本を狙うスタイルという。
RENAはエレインについて「打撃もガンガンいくし寝技もバックチョークを極めたりしてる映像を見ました。顔も怖くてパワー系、長身で体幹が強そう」とコメントしている。
同大会ではRENAの妹分であるMIOら8選手による「48㎏世界トーナメント2018」も開催される。
もう一枠は4年前にRENAと対戦のイシス・バービック
シュートボクシングの女子の祭典「SHOOT BOXING Girls S-cup ~48㎏世界トーナメント2018~』(7月6日、東京・TDCホール)で開催される「48㎏世界トーナメント」の全出場者が6月14日、決定した。
5月29日に行われた会見では6選手を発表。残る2枠として、小林愛三とイシス・バービックが発表された。
小林は初代MuayThaiOpen女子フライ級王者。13戦9勝(3KO)4分と無敗の戦績を誇る女子キック界の新星。現在はKNOCK OUTを主戦場にし、昨年7月には今回のトーナメントの優勝候補であるMIOのライバルでSB女子ミニマム級2位のUnion朱里と激闘を繰り広げドローの戦績を残している。
小林はかねてからRENAとの対戦を熱望しており、今回はそれを見据えてのトーナメント参戦となる。
もう一枠はオランダのイシス・バービック。バービックはオランダ女子キックボクシング界のスーパーホープと呼ばれる存在。
4年前、19歳の時に45戦40勝4敗1分という驚異の戦績を引っ提げ初来日。RENAと対戦し0-2の判定で敗れたものの、最後までRENAを苦しめた。現在は世界最大級のキックボクシング団体『GLORY(グローリー)』を主戦場に、グローリースーパーバンタム級(55.5kg)トーナメントに出場するなど、さらなるレベルアップを果たしている。
また総合格闘家のKINGレイナの参戦が正式決定した。
レイナは6月9日に行われた『DEEP JEWELS 20』に出場。その試合内容や減量の影響によるコンディションなどを加味しての調整が必要となっていたが、試合では韓国のチェ・ウンジを1R、チョークスリーパーで秒殺。無傷で試合を終えていた。
レイナは試合後に「まだ打撃でKOしたことがないので今年はKOしたいと思います。ちょうどシュートボクシングの試合があるので、そこでKOを見せたい。バチバチに殴り合いたいですね。もちろん投げもやりますよ」と初のSBルールについても全く問題ないと余裕のコメントを残した。
対戦相手は後日発表される。
「伝家の宝刀」のヒジ打ちを出すこともなくパンチで完全KO
シュートボクシング(SB)の『SHOOT BOXING 2018 act.3』(6月10日、東京・後楽園ホール)のメーンイベントで海人がジャオウェハー・シーリーラックジムを1R2分43秒、KOで下し、エースの貫禄を見せつけた。
ジャオウェハーは2016年に行われた宍戸大樹の引退試合の相手を務めた選手。その時は強烈なヒジ打ちで宍戸を3R、TKOで葬り、ジャオウェハー=ヒジ打ちというイメージをファンに印象付けた。
一方、海人は国内外の強豪を相手に現在6連勝中。その中にはヒジでのTKO勝ちも3つ含まれるなど、今やそのヒジは「伝家の宝刀」ともいうべき武器となっている。
そんな2人の対戦とあって、この試合もまさに“斬り合い”の様相を呈するものとなると思われたが、海人はその刀を抜くことなくジャオウェハーを完全KOした。
試合は序盤から海人が右のジャブからローキック、ジャオウェハーのミドルをキャッチしてパンチを連打で打ち込むなど手数でも威力でも圧倒。最後は右アッパーから左右の連打でコーナーに追い込むと一気のラッシュ。ジャオウェハーは崩れ落ちるようにダウンし、レフェリーがすぐに試合を止めた。