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国際短編映画祭SSFF & ASIA 2025開催決定!審査員に岩井俊二監督ら 韓国人気俳優も来日

2025.03.25 Vol.web original

 

 国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2025」が、5月28日から6月11日まで東京都内複数会場で開催されることが決定。オンライン会場は4月24日から一部プログラムを配信する。

 俳優・別所哲也が1999年に立ち上げ、今年で27回目を迎える国際短編映画祭。米国アカデミー賞公認映画祭として、ライブアクション部門(インターナショナル、アジアインターナショナル、ジャパンの各カテゴリー)およびノンフィクション部門、アニメーション部門の各優秀賞、計5作品が、翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる。

 今年のテーマは 『creative active generative』。映画祭代表の別所も「僕にとって映画祭は子どものような存在。毎年毎年、それぞれの個性や様々な表情を持った子どもを生み出している=generativeな場なのです。そしてコロナ後、海外からの来日監督の数も増え、映画祭は世界中のクリエイターが集まり、情報交換したり互いにインスパイアしあったりして、新しいワクワクする種が生まれます。そこには、作品を観に来てくれるお客さんやサポートしてくださる企業や団体の皆さんも欠かせない存在で、それぞれがアクティブ(active)に映画祭に参加し、楽しみます。そんな映画祭はまさにクリエイティブ(creative)で僕が目指したかったものなのです」と今年の映画祭に意気込みのコメント。

 世界108の国と地域から寄せられた応募作品は4592点。翌年のアカデミー賞ノミネートに通じる5部門(インターナショナル、アジア インターナショナル、ジャパンのライブアクション部門、ノンフィクション部門、アニメーション部門)はじめ、映画祭入選作品の上映・配信ラインナップは4月24日に発表。グランプリをはじめとする各賞の発表は6月11日のアワードセレモニーにて行われる。

 日本を代表する映画監督・岩井俊二が審査員の1人に決定。岩井監督は短編映画の魅力とともに「最近は、YouTubeやTikTokなど短編動画がどんどん身近になってきましたが、大きなスクリーンで観られる機会はなかなかありません。今年のショートショート フィルムフェスティバル & アジアには、どんな驚きと感動が待っているでしょうか?みなさんと一緒に、作り手の情熱と創造性が詰まった作品に出逢えることを楽しみにしています」と期待のコメント。

 岩井監督は、5月28日に、新スポットTAKANAWA GATEWAY CITYにて行われるオープニングセレモニーにも登壇予定。また当日は、映画祭オープニングイベントとして「日韓国交正常化 60 周年 JAPAN-KOREA Friendly Concert」を実施。ドラマ「愛の不時着」のオ・マンソクやミュージカル『フランケンシュタイン』のオリジナルキャスト、ユ・ジュンサンも来日し、朝夏まなと、加藤和樹とともにライブとトークで開幕を華やかに盛り上げる。

 また、映画祭ではテーマ「creative active generative」をイメージした映画祭プロモーション動画を募集中。映画祭公式映像管理運用プラットフォームLIFE LOG BOX内で投票を行い、勝ち抜いた動画が、5月末~6月に行われるSSFF & ASIA 2025のセレモニーなどで上映される。

岩井俊二監督が審査員の1人に決定!

解体予定のマンションが丸ごとアート空間に! LiLiCoが現代アーティストの束芋、TikTokで大バズりの“渦を10年描いてる人”とトーク

2025.01.15 Vol.web original

 

 オンライン映画館「ブリリアショートショートシアターオンライン(以下:BSSTO)」の7周年イベントが15日、渋谷区恵比寿「アートゴールデン街」にて開催。映画コメンテーターのLiLiCo、現代アーティストの束芋、「渦を10年描いてる人」のアーティスト名で活動する神谷佳美が「アートとショートフィルム」をテーマにトークを繰り広げた。

 BSSTOは国際短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバル& アジア(SSFF & ASIA)と連動するオンライン映画館。7周年に合わせ今回、解体予定のマンションを活用したアートプロジェクト「アートゴールデン街」とコラボレーションし、映像とアートの可能性を語るトークを開催。

 束芋は、手書きドローイングと日本の伝統的な木版画の色彩を思わせるアニメーションを用いて、現代日本社会に潜む問題をシニカルに表現するインスタレーション作品で、国内外で知られる作家。

 神谷佳美は「渦を10年描いてる人」と言うアーティスト名で活動し、TikTokやYouTubeで発表した『渦で描いてみた』動画が世界中で注目を集めたアーティスト。

 トークでは、SNSで映像作品が広まる利点と懸念や、アートと映画の境界についてなど、映像媒体におけるアート表現の可能性を語り合った3人。この日は、アートな感性あふれる3本のショートフィルムも上映されたほか、神谷によるライブペインティングで渦を描くパフォーマンスも披露。参加者もマンション内をめぐりながら作品を楽しんでいた。

 アートゴールデン街「ART ×SHORT FILMギャラリー」は1月28日まで 渋谷区・セゾン代官山にて開催。

萩原利久「ガチでシャワーしました」北村匠海“監督”の演出は「生きて」延々アドリブ

2024.10.27 Vol.web original

 

 米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭「SSFF & ASIA」の受賞作や注目作を特集上映する「SSFF & ASIA 2024 秋の国際短編映画祭」内のプレミアイベント。

 初監督にして脚本も書き下ろした北村監督。「脚本は難産でした」と振り返り、インスパイアされた俳優・アーティストの北村匠海が、エトリーラッパー不可思議/wonderboyの同名楽曲へのリスペクトを語りつつ「自分の人生の中でも映画と音楽に救われた瞬間がたくさんあったので、そこから頂いた感情を具現化しようと。自分で決めたテーマだからこそ楽しいかつ難しかった」。

 そんな北村監督とはプライベートでも親交のある萩原と藤堂。“監督・北村匠海”に、萩原は「役者として彼に出会って現場を共にし、友達になって…いろんな匠海を見てきたはずなのに、全然知らない匠海を突き付けられたようだった」と感嘆。

 さらに自身が演じた役どころに「当て書きというんですか、僕ありきで書いていた部分も感じて、あんなに楽しくしゃべっていたのに、体の内側まで見られていたようで」と苦笑すると、北村監督も「見てます(笑)」。

 2人をキャスティングした理由を聞かれると北村監督は「日向は『東京リベンジャーズ』で出会って、彼の役者への渇望を監督の立場で見てみたいと思った。利久は、脚本を書く中で自分が演じる姿も浮かんできて、自分と同じ感覚を持つ役者は誰だと思ったら利久しかいなかった」と絶大な信頼を語った。

 一方で2人はときに“無茶ぶり”をする北村演出に苦笑。萩原は「余白が長い。延々カメラを回し続ける」とぼやき「しかも部屋のセットで“ここお風呂、洗面所、歯ブラシもあるから。家で生きて”って。オレ、ガチでシャワーしてるんです(笑)」とシャワーシーンも丸投げされていたことを明かし会場も大笑い。藤堂も「北村監督は“生きて”という言葉をよく使う人」と振り返り、難しいシーンで「次は無いから、(本番)1回だからって言われた」と苦笑。

 ぼやきつつも、かつてない現場を充実の表情で振り返った役者2人。萩原は「匠海って10年後、20年後に何してるのかな。肩書が無限に増えてるんじゃないか」と北村監督の新たな挑戦に期待。北村監督も焼きそばの屋台から助監督まで、やってみたいことを語りつつ、すでに次の構想も「実現するかは分からないけど書いてたりします」と明かし、2人との再タッグにも期待を寄せていた。

 

日本刀に魅了され広島初の外国人刀鍛冶に「こんなに美しいものを作る国がある」スイス人と日本人の共通点も語る

2024.10.26 Vol.web original

 スイス人監督が日本を舞台に作ったショートフィルムの上映イベントが26日、都内にて行われ、ドキュメンタリー映画『ジョハン、炎のダイアローグ』に出演する、スイス出身の刀鍛冶職人ジョハン・ロイトヴィラーさんと、ロマン・ゲラ監督が登壇。日本で刀鍛冶を目指した理由や、スイス人と日本人の共通点などを語った。

 米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭「SSFF & ASIA」の受賞作や注目作を特集上映する「SSFF & ASIA 2024 秋の国際短編映画祭」。この日は、スイス・日本 国交樹立160周年記念「スイス特集:日本を見つめるスイス」として、スイス人監督による日本舞台のショートフィルム3作品を上映。

 その中の1本画『ジョハン、炎のダイアローグ』は、広島の刀鍛冶に弟子入りし5年の修行を経て今年、文化庁の作刀許可を取得。広島で初の外国人刀鍛冶となったジョハン・ロイトヴィラーさんを追った短編ドキュメンタリー。

 スイスで数々のドキュメンタリー作品を手がけてきたゲラ監督。「広島の田舎で日本刀を作っている」同じスイス人の青年がいると聞きジョハンさんを撮りたいと熱望したとのこと。

 司会が「スイスの方って日本人に何かコネクションを感じるんでしょうか?」と尋ねると、ジョハンさんは「個人的意見ですけど、几帳面という部分はスイス人も日本人も一緒だと感じます。特に職人の世界では、自分の技術を極めようとする姿勢は同じだと感じます」。

 ゲラ監督にも同じものを感じたというジョハンさん。監督は日本に慣れた少数のクルーで撮影に臨み、ときには単身で訪れて自らカメラを回していたとのことで、ジョハンさんも「撮影ってやっぱり気が散ったりするんだけど、今回は楽しい撮影でした」。

 そんなジョハンさんは日本で刀鍛冶を目指した理由を聞かれ「子どものころから鍛冶仕事がしたかったんですけど、スイスではなかなかできなくて。妥協して鉄工所に入り、その仕事も好きだったんですけど、17歳のとき初めて刀を見て、鍛冶仕事でこんな立派なものを作る国があるんだ、と。絶対に作りたいと思ったけど、実際に今も作っているのかとか外国人が職人になれるのかとか何も分からなかった。結局、刀鍛冶になりましたけど(笑)」。

 今のところ「成功したのは3本。短刀、脇差、刀。今、研ぎに出してます」と明かしつつ「失敗も多い。失敗する前提で仕事してます(笑)。だけど失敗するんじゃろうなと思うと100%失敗するから、失敗もあることを含めて成功を祈ってしなければならないという難しい仕事」と苦笑した。

「日本語を完璧に話せるようになりたい」と来日する数年前から日本語を勉強。この日はゲラ監督の通訳も務め、ときおり「長いですね」と端折って「僕が言っていたのと同じようなことを言ってます(笑)」と茶目っ気を見せ会場の笑いをさそっていた。

ロマン・ゲラ監督

知ってんの? 水カン詩羽、オカモトレイジら出演!「ハラカド」ショートムービー公開 

2024.07.04 Vol.Web Original

 水曜日のカンパネラの詩羽やOKAMOTO’Sのオカモトレイジらが出演するショートフィルム「HARAKADO since 2024.4.17」が公開中だ。新しい創造施設の東急プラザ原宿「ハラカド」の開業を記念して制作されたもので、各ジャンルの⼀線で活躍するクリエイター、クリエイターをめざす学⽣、ハラ カドの店舗関係者など、総勢約300⼈とともに共創している。

 ショートフィルムは、ハラカドで撮影。ハラカドのオープンを記念して制作された水曜日のカンパネラによる楽曲「四天王」に合わせて、詩羽が店内を刺激的に歩き回る。エントランスや屋上はもちろん、ポッドキャストスタジオ兼アートギャラリーやスタジオ、銭湯などハラカドを象徴する店や空間、そこから始まるストーリーが詰め込まれている。

『SSFF & ASIA 2024』レッドカーペット 審査員・永作博美は膝上スカート、ゲストの叶美香は大胆スリットドレス

2024.06.17 Vol.web original

 国際短編映画祭『ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)2024』のアワードセレモニーが17日、都内にて行われ、審査員や映画祭出品者に加え、豪華なセレブリティーたちがレッドカーペットに登場した。

 今年で26回目を迎えるアジア最大級の国際短編映画祭。

 毎年、国内外から多彩な映画人が参加する「SSFF & ASIA」。アワードセレモニーのレッドカーペットにも豪華な映画人やセレブがドレスアップして登場。

 映画祭代表の別所哲也と映画祭アンバサダーのLiLiCoを皮切りに、アワードセレモニーMCを務める国⼭ハセンと望⽉理恵、審査員のティム・レッドフォード、永作博美、⼭崎エマ、シャロン・バダル、本⽊克英、藤岡弘、シシヤマザキ、俳優の⽚岡鶴太郎ら映画祭に参加する顔ぶれに加え、ゲストとしてデザイナーのコシノジュンコやタレントの叶美香らもレッドカーペットを彩った。

『SSFF & ASIA 2024』のグランプリ〈ジョージ・ルーカス アワード〉には、俳優の森崎ウィンが初監督したミュージカル『せん』が輝いた。

 米国アカデミー賞公認映画祭である同映画祭では、ライブアクション部門のインターナショナル、アジアインターナショナル、ジャパン各カテゴリーと、ノンフィクション部門、アニメーション部門の各優秀賞・計5作品が、翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる。

『SSFF & ASIA 2024』オンライン会場は6月30日まで開催中。

 

 

森崎ウィン、初監督作がグランプリ“ジョージ・ルーカス アワード”受賞で「スピルバーグとルーカスを制覇」米国アカデミー賞挑戦へ

2024.06.17 Vol.web original

 国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)2024』のアワードセレモニーが17日、都内にて行われ、俳優の森崎ウィンの監督作『せん』がグランプリを受賞。主演・中尾ミエとともに喜びを爆発させた。

 今年で26回目を迎えるアジア最大級の国際短編映画祭。米国アカデミー賞公認映画祭として、ライブアクション部門のインターナショナル、アジアインターナショナル、ジャパン各カテゴリーと、ノンフィクション部門、アニメーション部門の各優秀賞・計5作品が、翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる。

 初監督作『せん』でライブアクション部⾨ジャパン優秀賞を受賞した森崎ウィン。「1個だけやってみたいことがあって…とったどー!」とトロフィーを掲げて大喜び。主演の中尾ミエも「なるべく目立たないように演じ、なるべく目立たないように歌ってきたので…本当にうれしいでーす!」

 明るく喜んでいた2人だったが、さらに5部門の優秀賞から選ばれるグランプリを受賞した瞬間、驚きと喜びを爆発。

 映画祭の代表・別所哲也から「森崎ウィン監督、映画祭26年の歴史の中で、俳優として活躍されながら監督としてグランプリを受賞したのは初」と告げられると、森崎監督は感謝を述べながら「こんなに足が震えているの初めて」と苦笑。

「俳優をやりながらいつしか監督をやりたいと思うようになった。こんな大きな宝物のような経験をさせていただいてこれで十分だと思ったら…」と感極まり「僕は『レディ・プレイヤー1』でスピルバーグ監督と仕事させていただいて、今回ジョージ・ルーカス アワードを頂いて。スピルバーグとルーカスを制覇したと言わせていただいていいでしょうか」と胸を張り会場も大盛り上がり。

 中尾も「去年、喜寿を迎えて自分なりの一区切りだったんですけど…私の人生の中で最大の喜びです。これでもうちょっと長生きしようかなと思いました」と大感激。

 最後に森崎は「タイトルの『せん』のようにどんな“線”でも乗り越えていけると信じています」と力強く語っていた。

 ライブアクション部⾨インターナショナル優秀賞は、依存症に悩むろう者の若者向けのリハビリ施設を舞台に全編手話で構成されたマテウス・リビンスキー監督(ポーランド)作『ヤマアラシのジレンマ』。リビンスキー監督は言葉につまりながら「これは私の1作目の作品。本当に驚いています」と感激。

 ライブアクション部⾨アジア インターナショナル優秀賞は目の見えない10代の親友同士の少女たちを描いたプラディーダ・ブリラファ・ラハユ監督(インドネシア)作『いつの日か』。

 ノンフィクション部⾨では、ナイジェリアの小さなバレエスクールからバレエダンサーを夢見る若者たちを描いたジェイコブ・クルプニク監督(ナイジェリア、アメリカ)作『ナイジェリアのバレエダンサー』が受賞。登壇したクルプニク監督は「ナイジェリア・ラゴスのダンサーたちと作った映画を東京の人々が祝ってくれるなんて本当に信じられない気持ち」と笑顔を見せた。

 アニメーション部⾨では思春期の姉と空想にふける弟を描いたマット・フレーザー監督(カナダ)作『プールのカニ』が受賞。

 審査員の本⽊克英監督は「今回、ジャパンでは第一線で活躍している俳優さんたちが多くの作品を監督されていて、くやしいぐらい完成度が高かった」と振り返り「喪失を見つめる作品が多かったが、森崎監督は驚きとともにその先を見つめていく手腕が光っていた」と評価。

 秀作ぞろいの難しい審査を振り返った各部門審査員一同。永作博美は「たくさんの宝物に出会わせていただいた」と感謝。シャロン・バダル氏は「今こそあなたたちのクリエイティブさが必要な時」とエール。藤岡弘、も「世界100カ国以上旅をした思い出がよみがえってきました」。

 映画祭代表の別所哲也も俳優の初監督作の受賞という快挙を受け映画祭の新たな可能性に期待を寄せていた。

『SSFF & ASIA 2024』オンライン会場は6月30日まで開催中。

  

マーティン・スコセッシや堺雅人出演作も! 企業広告映像の祭典『BRANDED SHORTS 2024』審査員決定

2024.05.16 Vol.web original

 

 国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2024』(6月4~17日、都内各会場にて開催)では今年も、企業や広告会社が制作したブランディングを目的としたショートフィルム〈ブランデッドムービー〉の祭典『BRANDED SHORTS 2024』を開催。

 今年は、審査員長にクリエーティブ・ディレクターの高崎卓馬氏。審査員にDroga5 Tokyoのチーフクリエイティブオフィサーを務める浅井雅也氏、映画プロデューサーの雨無麻友子氏、博報堂 執行役員インターナショナルチーフクリエイティブオフィサーの木村健太郎氏、映画監督の箱田優子氏が決定した。

 また、審査員の発表と合わせて本日より世界の企業や団体から集まった747本の応募作品から選ばれたノミネート作品を「ABEMA」で無料配信開始する。

 今年のインターナショナル部門には、マーティン・スコセッシ監督・主演『ウェブサイトを作ろう』(Squarespace)や、ライアン・ゴズリング主演『カレラを求めて』(TAG Heuer)、ナショナル部門には堺雅人さん出演の『Share The Challenge できないことは、みんなでやろう。「紅丸」篇』(丸紅株式会社)など豪華な映画人の作品がノミネート。

 配信のほか、赤坂インターシティ コンファレンスにて6月10日から12日まで上映会や、AI、TikTok、ふるさと納税などマーケティング担当が気になる最新事例を交えたセミナーイベントも連日開催。12日に行われるセレモニーでは受賞者の発表のほか、主演・山崎紘菜、共演・村上淳の『父を、乗せて。』(ベースフード株式会社)をプレミア上映する。

『BRANDED SHORTS 2024』の開催詳細、チケットは映画祭公式サイトにて。

【SSFF & ASIA 2024】http://www/shortshorts.org/2024

 

プレミア上映『父を、乗せて。』
日本/ 15:00 / 2024/ 広告主:ベースフード株式会社
出演 山崎紘菜、村上淳、辻しのぶ、永⾕咲笑、ほか
監督/脚本 常盤司郎

市川紗椰と別所哲也がショートフィルムで「美しさ」を考えるトークイベント開催決定

2024.05.09 Vol.web original

 

 国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2024』が「美しさ」をコンセプトにショートフィルムを上映するイベントを6月8日に表参道にて実施することが決定。ゲストに映画祭代表の俳優・別所哲也とモデル・タレントの市川紗椰が登壇する。

『SSFF & ASIA 2024』では、期間中にさまざまなイベントを開催。6月8日には、美容室向けヘアケア・化粧品メーカーの株式会社ミルボン(本社:東京都中央区 代表取締役社長 坂下秀憲)とコラボレーションしたて「MILBON BEAUTY PROGRAM」を開催。SSFF & ASIAとミルボンは2022年からショートフィルム配信プロジェクト「MILBON BEAUTY MOVIES」を行っており、毎月「美しさ」をテーマに世界中から厳選したさまざまなショートフィルムをオンライン配信するとともに、定期的に豪華ゲストを招いたリアルイベントを開催してきた。

 今回は、今年の応募作品の中から「美しさ」をコンセプトにミルボンと映画祭が選んだショートフィルム3作品を上映すると共に、SSFF & ASIA 代表の別所哲也と、ファッション誌やラジオ、文筆活動など幅広い分野で活躍する市川紗椰が、映画の感想や、自身が考える「美しさを通じた心の豊かさ」について語り合う。

 イベント観覧応募は5月19日から予約受付開始(無料)。『SSFF & ASIA 2024』は6月4日から17日まで都内各会場にて開催。オンライン会場は6月30日まで開催中。

『ナイジェリアのバレエダンサー』ドキュメンタリー / 2023
雨の中バレエを踊る子どもたちの映像がSNSを通じて拡散されると、ナイジェリアはラゴスの小さなバレエスクールに世界中の注目が集まった。YouTubeの動画でバレエを習得したDaniel Ajalaは今世界のステージに立つため稽古に励んでいる。

 

『パリ1970年』ドラマ/2023
アルツハイマーの母を介護するヤン。母は息子に毎日のように亡くなった父のことを聞くが、「父さんは死んだよ」という答えを聞くたびに母は悲しみと混乱の表情を浮かべる。

 

『パレスチナ諸島』ドラマ / 2023
12歳の主人公Mahaはバラタキャンプ出身のパレスチナ難民。弱っていく盲目の祖父の姿を見ながら、彼女はある突拍子もない計画を思いつく。彼らを孤立させる壁が遂に取り払われ、おじいちゃんに故郷に帰れることになったと信じさせるのだ。

伊藤健太郎主演ショートフィルム第2弾も!年末年始、スキマ時間で豊かな映画体験

2023.12.27 Vol.web original

 ショートフィルムのオンラインシアター「ブリリア ショートショートシアター オンライン(以下、BSSTO)」では、12月27日~2024年1月10日まで、ユーザー投票により決定した作品のアンコール配信をするほか、特別招待作品として俳優・伊藤健太郎が企画から携わった作品などを無料配信上映する。

 毎年人気の、BSSTOの年末年始企画。今年、ユーザー投票により決定したラインアップでは、名優カトリーヌ・ドヌーヴ出演作『グルメな歯医者』、2020年アカデミー賞受賞作品で、脚本から映像までそのクオリティに思わず納得の『向かいの窓』、映画レビュワーDIZのツイートで話題となった大学での銃乱射事件を描く『大学での出来事』など4作品が選出。

 さらに特別招待作品として、俳優の伊藤健太郎が企画から携わった、ファンクラブ特典ショートフィルム第2弾『君の靴で歩けば~side A』が初の一般公開となる。

 新年1月3日からは、辰年にちなみフランス発、ブルース・リーへの熱きオマージュが込められたコメディ『燃えよ!プチドラゴン』が登場。続いて10日からはイギリスのファンタジー『ドラゴン騎士団』を配信いたします(各配信期間は3か月間)。 2024年の縁起物として、ドラゴン魂を感じるショートフィルムを楽しんでみては。

 BSSTOはユーザー登録で無料視聴可能。

 

<アンコール特別配信>
カトリーヌ・ドヌーヴがサプライズ出演 キッチュでシュールなサスペンス
『グルメな歯医者』

 

映画レビュワーDIZのツイートでも話題を呼んだ衝撃作
『大学での出来事』

役所広司や剛力彩芽の主演ショートフィルムがハリウッドで上映決定

2023.12.18 Vol.web original

 

 役所広司主演、永山瑛太監督によるショートフィルム作品など、日本のショートフィルムを紹介する映画祭「UNLOCK CINEMA Short Films,Infinite Possibilities」が2024年1月にロサンゼルスにて開催されることが決定した。

 今年25周年を迎えた国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」と、5周年を迎えた外務省の対外発信拠点ジャパン・ハウス ロサンゼルスによる企画。

 当日は「SSFF & ASIA 2023」のグランプリ=ジョージ・ルーカスアワード受賞作品『希望のかけ橋』(監督・吉田和泉)や、役所広司主演、永山瑛太が監督を務めた『ありがとう』のほか、アカデミー賞受賞監督・濱口竜介による『天国はまだ遠い』、2018年にアカデミー賞短編部門にノミネートした『ネガティブ・スペース』(監督・桑畑かほる/マックス・ポーター)、剛力彩芽主演『MASKAHOLIC』(監督・洞内広樹)など、今注目したい日本のショートフィルム作品を一挙上映。

 さらには特別作品として、ヴィム・ヴェンダース監督が日本で撮影した、ダンサー田中泯をとらえた最新ショートフィルム『Some Body Comes into the Light』も上映するほか、SSFF & ASIA代表の別所哲也と、今年のカンヌ映画祭で脚光を浴び、米アカデミー賞国際長編映画部門日本代表に選出された、役所広司主演、ヴィム・ヴェンダース監督作品『PERFECT DAYS』の共同脚本・プロデュースを務めた高崎卓馬氏らよるトークイベントも実施予定。日本のショートフィルムを通して、ハリウッドに日本映画の魅力を伝える貴重な機会となりそうだ。

 現地時間の2024年1月11日に米国ロサンゼルス・TLCチャイニーズシアターにて開催。

SSFF & ASIA 2023グランプリ=ジョージ・ルーカスアワード受賞
『希望のかけ橋』(The Bridge)監督:吉田和泉

 

『ありがとう』(Gratitude)監督:永山瑛太

 

『MASKAHOLIC』 監督:洞内広樹

 

『Somebody Comes into the Light』 監督:ヴィム・ヴェンダース

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