「ISKA世界ライトウェルター級(−65g)王座決定戦」で第6代RISEライト級王者の原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)がジェレミー・モンテェリョ(フランス/Kona team)と対戦する。
原口は「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント」で優勝を果たすなど、今やRISEのエースと言える存在。
モンテェリョは昨年2月にオリエンタルルールでISKA世界ライトウェルター級王座を獲得している強豪。今回はK-1ルールで行われるのだが、同階級での世界2冠王を目指すことになる。
原口は「まずはISKAのタイトルに挑戦させてもらえることに感謝します。ただISKAは勝てば世界王者ということになるが、だからといって世界で一番強いというわけではないし、これが一番すごいタイトルというわけではないということは知っている。だからこそ、ここはしっかり獲る。世界制覇を目標にしているので、ISKAのベルトは世界への切符に過ぎないと思っている」などと語った。この“世界制覇”にあたっては「世界のベルトはいっぱいあると思うが、取りあえず、獲れるだけ獲りたい。ベルトって、あればあるほど強そうに見えるし、あっても困らない」などとも語った。
相手の印象については「身長が高い。特に怖い攻撃はないかなと思う。あのミドルキックが果たして強いのかどうかは分からない。テクニシャンと聞いたが、テクニシャンには負けないでしょう。楽勝かなという感じ」、K-1ルールで試合が行われることについては「もしかしたらK-1ルールのほうが向いている可能性もある。問題ない」と自信を見せた。また伊藤隆代表はRISEルールとの違いについて「ワンキャッチワンアタックがない。延長がない。全ラウンドマストになる」などと説明。「今回から5Rマッチはオープンスコアにしようと思う」と続けた。