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ONEストロー級世界王者に輝いたのび太が凱旋「あともう少し頑張ります」

2016.05.29 Vol.667

 前修斗世界フライ級チャンピオンの内藤のび太が27日、タイ・バンコクのインパクトアリーナで行われたONE「KINGDOM OF CHAMPIONS」でデェダムロン・ソー・アミュアイシリチョークの持つONEストロー級世界王座に挑戦し、4R4分、チョークスリーパーで勝利を収め王座に就いた。

 その内藤が29日に行われた修斗新宿大会にサプライズ登場。会場のファンは大歓声で内藤を迎えた。
 空港から直接駆けつけたという内藤はいつもののび太スタイルではなかったもののドラえもんのテーマに乗り、ジャイアン貴裕とともに入場。

 内藤は「(1Rにローキックで攻められ)心が折れるかと思った。みんなに伝わるくらい心が折れかかったんですが、なんとか勝てて良かった。1Rは正直やばいと思った。サッカーボールキックが怖かったが2~4Rに取れて良かった。修斗で培ってきたものが通用して良かった」、デェダムロンは現地の英雄とあって完全アウェーの中での戦いだったが「勝った後は会場がシーンとなっちゃったので早々に退却しました」と試合を振り返った。そして「あともう少し頑張りますので、よろしくお願いします」と“らしい”挨拶で締めくくった。

 この日はちょっとおとなしめのジャイアンだったが「のび太は生きて帰ってこられないんじゃないかと思ったんですが、なんとか帰ってきた。鼻は折れているみたいですけど」と気遣いながらも「今回はONEにのび太キャラを封印されてしまったんですが、次からはチャンピオンで発言権もあるので、しっかりとのび太のキャラクターをやらせて、一緒にアジアを飛び回りたい」とこちらも“らしい”挨拶で締めくくった。

11・29修斗 のび太vs猿丸の世界フライ級戦決定

2015.09.14 Vol.650

 今年最後の後楽園ホール大会となる「プロフェッショナル修斗公式戦」(11月29日)で王者・内藤のび太に猿丸ジュンジが挑戦する「修斗世界フライ級チャンピオンシップ」が開催されることが13日、『VTJ 7th』舞浜大会で発表された。

 のび太はいつものようにジャイアン貴裕に連れられての登場。
 まずジャイアンが「のび太は7月に防衛戦をしたばっかりなんですけど、猿丸選手が“やりたいやりたい”って言うからしょうがなく受けました。のび太は非常に怒っています。カンカンです。のび太は猿丸選手のことをメッタメタのぎったぎたにしてやるって毎日毎日練習しているので、みなさんお楽しみにしてください」とマイクをのび太に渡すと、のび太は「あ、あの…対戦するのにこんなことを言うのはあれなんですけど、ホントに何も言っていないんで…」といつものやりとりを展開。
 猿丸は「タイトルマッチはこれで4回目です。何回も負けてきたけど、あきらめないでまたここまではい上がってきました。次こそ絶対決めるのでぜひ見に来てください」と挨拶した。

 なお同大会ではジャイアンが久しぶりに試合を行うことが本人の口から発表された。「のび太とジャイアンがそろい踏みするのは今大会が初。絶対に僕が先に試合をするので、どんな状態でものび太の試合には、しっかり首根っこをつかんで入場するので、ぜひ応援お願いします」とのこと。

7・26修斗 のび太vs澤田の世界フライ級戦決定 宇野薫も参戦

2015.06.11 Vol.644

 プロフェッショナル修斗公式戦7月26日後楽園ホール大会のカード発表会見が10日、都内で行われ、世界フライ級チャンピオンシップ、王者・内藤のび太vs挑戦者・澤田龍人戦が発表された。
 内藤は昨年9月に室伏シンヤを破り、王座に就いて以来の試合で初防衛戦となる。フライ級は昨年行われたインフィニティリーグで内藤と同門の飛鳥拳が優勝。しかし内藤、飛鳥ともに同門対決を望まなかったことから防衛戦が行われていなかった。
 この間、過去にタイトル挑戦の経験もある猿丸ジュンジが2連勝。そして5月の後楽園大会では飛鳥を1RKOで破り挑戦権を得たものの、試合前に負った怪我により今回は挑戦を辞退。今回、澤田の挑戦が実現した。もっとも澤田はインフィニティリーグで飛鳥に敗れ2位に終わったものの、今年2月の新宿大会で当時ランキング1位だった正城ユウキをKOで破り、現在は同級3位の実力者。近い段階でのタイトル挑戦も予想されていた。
 会見には例のごとくジャイアン貴裕同伴で出席した内藤。まずはジャイアンが「やっと巡ってきた初防衛戦ってことで、のび太も気合が入っている。澤田選手が弱冠19歳でここまで来たのは凄いが、のび太の歩んできた人生に比べれば薄っぺらいですね。のび太がこれまでどれだけ虐げられてきたかを思えば大したことないです」と代弁すると、内藤は「だいたいそんな感じです…」とポツリ。
 一方、澤田は「のび太選手は強いんですけど、修斗を盛り上げていないと思うので、僕がベルトを取って修斗、そして格闘技界を盛り上げたい」と語った。
 試合についてはジャイアンが「のび太はスタミナの化け物なんで、5分5Rの勝負なら誰も勝てません。目くるめく、のび太ワールドを澤田選手にはみっちり味わってもらおうと、のび太は言ってます」と代弁すると澤田は「スタミナが凄いあって粘り強い印象。本当は5R戦いたいんですけど、疲れちゃうんで、早めに一本を取りに行きたい」と語った。
 キャラにばかり目がいってしまうが内藤は現在無敗の実力者。一方の澤田は松根良太以来の10代での世界王者を狙う逸材。今年はどの団体でもフライ級戦線が活発だが、そのなかでもいろいろな意味で話題を集める一戦となりそうだ。

修斗史上最強のイロモノチャンピオン誕生なるか!? 9・27大会でのび太がついに世界に挑戦

2014.07.20 Vol.621

 9月27日に東京・後楽園ホールで開催される「プロフェッショナル修斗公式戦」で、王者・室伏シンヤにランキング1位の内藤のび太が挑戦する、修斗世界フライ級タイトルマッチが行われることが19日、プロフェッショナル修斗新宿大会で発表された。
 内藤はその名のとおり、ドラえもんののび太のスタイルで、同門のジャイアン貴裕に首根っこをつかまれての入場シーンで会場を沸かせる。一見“イロモノ”扱いされがちだが、ひとたびリングに上がり、のび太コスチュームを脱いだ瞬間に戦闘モードにスイッチが切り替わる。試合は立って良し寝てよしのオールラウンダーで、デビュー以来7連勝と、その実力は本物。
 室伏は初防衛戦にしてやっかいな相手を挑戦者に迎えることになる。
 この日もいつもどおり、ジャイアン貴裕に首根っこをつかまれ登場した内藤。マイクを向けられるも、お約束でジャイアンがマイクを奪うと「室伏チャンプ、チャンプはきっと人望もあるし収入もちゃんとあるし、そしてベルトまで持っている。のび太はなんにも持っていません。でもなにも持っていないからこそ、格闘技だけは負けられないんですよ。だからそのベルト、もらっちゃおうかな」とのび太の心を代弁?
 そして「ほら、言えよ」とのび太にマイクを渡すと「こんなかっこうですいません。ベルトをもらいたいなと思っています。押忍。お、お、お前のベルトは俺のベ…、俺の…俺の…になっちゃうんじゃないかな」と内藤のキャラなのか素なのか分からないのび太っぷりに、マイクを奪ったジャイアンが「ちゃんと言えよ、コラ! お前のベルトは俺のベルトだって、のび太が言っているんで。最高のタイトルマッチをして、勝つのはこの、修斗史上最強のイロモノチャンピオンとなるのび太です。よろしくお願いします」とを締めた。
 一方、迎え撃つ室伏は「正直、こんなイロモノには負けたくないです。ただ内藤選手はプロ戦績無敗のままランキング1位まで上り詰めた誰もが認める最強チャレンジャーだと思うので、そんな内藤選手をきっちりと仕留めて、このフライ級では僕が№1だということを示したい」と冷静に切り替えした。
 この異色対決、果たしてどちらに凱歌が上がるのか…。

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