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受験の際に保健室・休憩室用キャンピングカー貸出スタート ジャパンCRC、2021年度入試対策に

2020.12.26 Vol.Web Original

 日本最大級のキャンピングカーレンタル事業「ジャパンキャンピングカーレンタルセンター(ジャパンCRC)」や「キャンピングカー比較ナビ」、おでかけアプリ「くるまの旅ナビ」を運営するキャンピングカー株式会社が、新型コロナウイルス対策として受験の際に、保健室や休憩室として利用が可能なキャンピングカーの貸出受付をスタートした。対象は入学試験を行う学校。

 かねてより「防災キャンピングカー」として、有事に速やかに車両を派遣できる防災協定を自治体やインフラ企業と締結、その整備を進めているという同社。今回の新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大学受験の会場では保健室や休憩室など休憩施設の開放が制限される可能性や、受験生の体調不良時における緊急対応の必要性などさまざまな対策に迫られている。そうした入学試験を行う学校を対象に、一時的な休憩スペースとしても利用可能なキャンピングカーを貸し出すもの。なお、今回貸し出すキャンピングカー車両は、一般レンタル車両より厳選した保健室・休憩室用車両となる。

 キャンピングカーは不特定多数との接触を避けることが可能な広い室内を確保しているほか、車載装備のベンチレーター(換気扇)を回せば換気効果も高く、車両に備え付けたシェード(目隠し)を閉じればプライベート空間が確保され、周りの目を気にせずに車内で休憩することができるという。さらにオプションで、水を使わずにおいと排泄物を密封し、衛生的に処理することができるポータブル式の自動ラップ式トイレ「ラップポン」や、空気量によって好みの硬さに調整できて、空気を抜いて折りたためば収納場所にも困らないINTEX社製のエアベッドなどを搭載できる。

 対象エリアは東京、神奈川、千葉、埼玉。問い合わせはジャパンキャンピングカー株式会社まで。

新型コロナ・インフル同時流行に「キャンピングカー」導入 水戸市の病院で

2020.10.02 Vol.Web Original

 新型コロナウイルスの感染拡大「第2波」はようやく落ち着きを見せ始めたが、10月以降の「第3波」やインフルエンザとの同時流行が懸念される。こうした中で医療機関独自の対策として、医療用キャンピングカーのレンタルが注目を集めている。発熱外来患者向けに、ドライブスルー検査車両としてキャンピングカーを導入した丹野病院(茨城県水戸市)を取材した。

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