「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」(9月11日、神奈川・横浜アリーナ)の第3弾カード発表会見が8月3日、都内で開催された。K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者の金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)がイギリスのジョーダン・スウィントン(Look Borai)を相手に初の国際戦に臨む。金子は「THE MATCH 2022」でRISEバンタム級王者の鈴木真彦に判定で敗れており、そこからの再起戦でもある。
金子は「まず、K-1ファンの皆さん、6月に負けてしまって申し訳なく思っています。K-1王者としてふさわしいところをまだまだ見せられてないので、そういうところをもっと見せられればと思っています」と挨拶。
対戦相手のスウィントンはムエタイの選手ではあるが首相撲やヒジ打ちといったムエタイ特有の動きではなくパンチとキックを主武器に戦う選手とあって「ガンガン前に来る。かみ合うと思っている」、初の国際戦については「初めてなんでどんな感じかなという楽しみがある。(パワー負け)しないように頑張る」などと語った。そして今回の試合のテーマについては「イギリス人なんで…“イギリス”ということで(笑)」とのこと。
6月の鈴木戦については「ああいう大舞台でできたのはいい経験ですし、もっともっと地力を付けないと、とも思ったので、そういう意味ではいい経験を得られたと思う」などと振り返った。
また、今年2月に行われた「第3代K-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」で優勝し王座を獲得してから初めてのK-1での試合になるのだが、王者としてどんな試合を見せたいかと問われると「そこは前から変わらないように、しっかりKOを見せたい。がっかりさせてしまったファンの信頼や期待を取り戻すためにもこつこつやっていこうと思う」と語った。