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元極真世界王者の上田幹雄がスダリオ剛との対戦に「RIZIN全日本大会決勝戦ヘビー級の部。ここに勝って世界と戦っていく」【RIZIN.45】

2023.11.11 Vol.Web Original

「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見が11月11日、都内で開催された。

 元極真世界王者の上田幹雄(BRAVE)が6月24日の「RIZIN.43」以来の参戦を果たし、スダリオ剛(HI ROLLERS ENTERTAINMENT / PUREBRED)と対戦することが発表された。

 上田は極真会館の2019年「第12回オープントーナメント全世界空手道選手権大会」で日本人として16年ぶりに世界王座を獲得。2022年4月の「RIZIN.35」で高阪剛を相手にMMAデビュー戦に臨むもTKO負け。12月に「GRACHAN 58」でソン・ムジェを相手にMMA初勝利を挙げると、「RIZIN.43」では関根“シュレック”秀樹にTKO勝ちを収め、RIZINでの初勝利を挙げた。8月にはK-1への参戦が電撃発表され、9月の横浜アリーナ大会で前K-1 WORLD GPクルーザー級王者のK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)と対戦し、KO勝ちを収めている。

 スダリオはRIZINで10戦8勝2敗。シビサイ頌真とジュニア・タファには敗れたものの、ここ2戦はロッキー・マルティネス、イム・ドンファンを相手に連勝中。

 スダリオはアメリカで練習中ということで会見には上田のみが参加。スダリオはRIZINを通じて「今後、日本人選手と戦うことはないと思っていたし、敵はいないともっていたが、最近、上田選手がいい勝ち方を続けていて、ファンの方たちの中でも彼との対戦を熱望されていたのも分かっていた。上田選手とは練習する関係であったので、対戦はないかと思っていたが、RIZINから“ファンは選手がやりたくないと思っている対戦こそ、見たい試合”と話をされ、プロですし、これはビジネスなので練習している仲とはいえ他t買うことを望まれればやるしかないので決意した。今回の相手をつぶせば事実上、ヘビー級の日本一になると思うので、これまでと同じくやられる覚悟で殺しに行く」などとコメント。

スダリオ剛と貴賢神が初“競演”も明暗分ける。スダリオはTKO勝ち、貴賢神はTKO負け【RIZIN】

2023.10.01 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」(10月1日、愛知・ドルフィンズアリーナ)で双子の兄弟であるスダリオ剛(HI ROLLERS ENTERTAINMENT / PUREBRED)と貴賢神(フリー)が初めて同じ大会に出場し、明暗を分けた。

 第11試合に出場したスダリオ剛(HI ROLLERS ENTERTAINMENT / PUREBRED)は3R2分10秒、TKOでイム・ドンファン(韓国/TEAM STRONG WOLF)に勝利を収めた。

 1R、オーソドックスのスダリオと序盤からスイッチを繰り返すドンファン。スダリオもサウスポーにスイッチ。ともに様子をうかがう時間が続く。サウスポーのスダリオ、オーソドックスのドンファン。スダリオが左インロー、左ハイ。ドンファンがパンチで間に出るがスダリオはバックステップ。前に出るドンファンに左フックを効かせたスダリオ。グラウンドでバックを狙うがドンファンは正対に成功すると立ち上がり、スタンドに。ドンファンがパンチからタックルでケージに押し込むがスダリオはプッシュ。スダリオが関節蹴り。スダリオはオーソにスイッチして右カーフ。

令和版「プロレスvs空手」は極真世界王者の上田幹雄が関根シュレックに秒殺KO勝ち【RIZIN.43】

2023.06.25 Vol.Web Original

「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)でプロレスラーの関根“シュレック”秀樹(ボンサイブルテリア)と極真空手の世界王者・上田幹雄(BRAVE)が対戦した。この「アントニオ猪木vsウィリー・ウィリアムス」を思い出させる「プロレスvs空手」の一戦は上田が1RでKO勝ちを収めた。

 1R開始から強烈な圧をかけて打撃を放つ上田。関根も反撃するが、上田は前に出て左右のヒザ、そしてパンチの連打、最後は左ハイでKO勝ちを収めた。

 関根は元静岡県警の刑事という異色の経歴を持ち、40代でプロ格闘家へ転向。プロ転向後はONE、DEEPのリングでMMAの試合をする一方でプロレスのリングでも活躍。全日本、ハードヒット、ストロングスタイルプロレスといったリングで人気を博している。RIZINには2020年から参戦。ここまで4戦2勝2敗の戦績もRIZINのヘビー級戦線のトップファイターであるシビサイ頌真にもTKO勝ちを収めている。

スダリオ剛が待望の外国人ファイターとの対戦をTKO勝ちでクリア「取りあえず、勝ったので大晦日お願いします」【RIZIN.39】

2022.10.23 Vol.Web Original

「RIZIN.39」(10月23日、福岡・マリンメッセ福岡 A館)でスダリオ剛(HI ROLLERS ENTERTAINMENT / PUREBRED)がヤノス・チューカス(ハンガリー/GK1 striking/GB topteam)を相手に2RでTKO勝ちを収め、大晦日参戦をアピールした。

 1R、スダリオが右カーフ、チューカスが右ボディーストレート。チューカスはパンチから組み付きヒザ、パンチ。スダリオは体勢を入れ替え押し込んで、強烈なヒジを打つが、チューカスはそのタイミングで組み付きテイクダウンを狙う。スダリオはしのぐが押し込んだチューカスは小手投げでテイクダウン。鉄槌を落とすがスダリオは立ち上がる。チューカスは組み付いて押し込むがスダリオの腰は重い。その後スタンドでの打撃戦となるが、チューカスは時折タックルを織り交ぜる。

 2R、スダリオはチューカスの前足の左足に右カーフ、左インカーフ。チューカスは足を効かされながらも右ハイキックを放つが空振り。この立ち際にスダリオが右フックでダウンを奪うと、追撃のパウンドと鉄槌。レフェリーが試合を止めてスダリオがTKO勝ちを収めた。

王者・牛久絢太郎が「僕が本物になります」とクレベル撃破へ決意のコメント【RIZIN.39】

2022.10.22 Vol.Web Original

「RIZIN.39」(10月23日、福岡・マリンメッセ福岡 A館)の前日計量が10月22日、福岡市内で行われ、全選手が規定体重をクリアした。

 メインで行われる「フェザー級タイトルマッチ」に出場する王者・牛久絢太郎(K-Clann)は65.85kg、挑戦者のクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)は65.90kgだった。

 フォトセッションでのフェイストゥフェイスでクレベルが距離を縮めると、ばちばちのにらみ合いを展開。ともになにやらうなずきながらも視線は外さず。離れ際、牛久が右手でクレベルの左の二の腕あたりを「やろうぜ」と言わんばかりにぽんと触れ、握手を交わして分かれた。

 計量後にマイクを持ったクレベルは「明日、私、絶対、いい試合します。みんなPPV買ってください。よろしくお願いします」と多くは語らず。牛久は「明日はすべてをかけて、僕が本物になります」と「本物」という言葉を使い、この試合への決意の大きさを表現した。

RISE王者・ベイノアがMMAデビュー戦。弥益の長すぎる挑発に「何を言っているのか分からない!」【RIZIN.28】

2021.06.01 Vol.Web Original

MMAルールで弥益ドミネーター聡志と対戦

 RISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノア(アメリカ/極真会館)がRIZIN初参戦を果たし、スペシャルワンマッチで弥益ドミネーター聡志(team SOS)とMMAルールで対戦する。ベイノアはMMAデビュー戦となる。

 ベイノアは「アウェイの舞台に飛び込むわけだが、何も考えることなく暴れるだけだと思っている。自分の持てるものを、極真空手で培ってきたものを存分に発揮して、ドームの舞台で大暴れしたい。RISEチャンピオンの名に、極真空手の名に恥じないよう、そして板橋区成増の名に恥じないよう、全力で戦おうと思っています」とMMAデビュー戦への意欲を語った。

 弥益は前DEEPフェザー級王者で昨年大晦日にRIZIN初参戦を果たし朝倉未来と対戦したものの、KO負け。それ以来の再起戦となる。

宮本和志の「すべての技を受け切る」にスダリオ「いじめたい」とにやり【RIZIN】

2021.03.20 Vol.Web Original

スダリオ剛がプロレスラーと3連戦

「RIZIN.27」(3月21日、愛知・日本ガイシホール)の前々日インタビューが3月19日行われた。

 大相撲から総合格闘家に転向し、今回で3戦目となるスダリオ剛(フリー)は今回もプロレスラーの宮本和志(和志組)と対戦する。

 スダリオはデビュー戦ではディラン・ジェイムスに1RTKO勝ち、2戦目はミノワマンをカーフキックで戦闘不能にしグラウンドパンチでTKO勝ちと現在2連勝。

 対する宮本は2001年に全日本プロレスでプロレスデビュー後、新日本プロレス、ZERO-1、大阪プロレス、UWAISTATION、プロレスリングノアなどに参戦。2015年からは東日本大震災で被災した地元・福島県を盛り上げるべく、チャリティープロレスを開催。現在は超硬派武闘集団和志組を結成し、MMAの練習にも励んでいる。

 この日のインタビューで宮本はスダリオについて「若くて勢いのある選手」とし、試合については「ヘビー級らしく、大きい選手同士がぶつかり合うド迫力の試合をしたい」と話した。

スダリオ剛がミノワマンにKO勝ちし「日本のヘビー級の人たちを一人ずつ潰していく」【RIZIN.26】

2020.12.31 Vol.Web Original

カーフキック4発でミノワマンを戦闘不能に

「RIZIN.26」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第1試合で大相撲の元貴ノ富士のスダリオ剛(フリー)がミノワマン(フリー)を1RTKOで破り、デビュー2連勝を飾った。

 年の差21歳、身長差18センチ、体重差32キロと常識的にはミノワマンにとっては不利な条件ばかりだが、これまでボブ・サップ、チェ・ホンマンといった怪物級のサイズの選手を破ってきたミノワマンからすると常識の範囲内の戦いではあった。

 しかし試合はスダリオが右のカーフキック4発でミノワマンの左足を破壊。左足の踏ん張りが利かず倒れこんだミノワマンはそれでも足関節を取りにいくが、スダリオはそこに非情な鉄槌2発を落とすとミノワマンの動きが完全に止まり、レフェリーが試合を止めた。

ミノワマンが「もういいかなと思ったらやめると思う」と引退の可能性を示唆【RIZIN.26】

2020.12.31 Vol.Web Original

スダリオ剛に1RTKO負け

「RIZIN.26」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第1試合に出場し、スダリオ剛(フリー)に1RでTKO負けを喫したミノワマン(フリー)が試合後、引退の可能性を示唆した。

 試合は身長差18センチ、体重差32キロの体格的ハンディを覆すことができず、4発のカーフキックからの鉄槌でTKO負けを喫した。

 試合後の会見場に車いすで現れたミノワマンは「カーフキックは予想していなかった。予想以上に効いた。4発もらって、だんだんとダメージが蓄積された。エンセンさんのご指導、テクニックだったり、間合いだったり、大事なところをよく学ばれているなという感じがしました」などと試合を振り返った。

 脚の状態については「多分骨折は大丈夫ですがヒビが入っているかもしれない」と語った。

 今後については「分かんないっすね、今後は分かんないです。どこか残っていたらやると思いますし、もういいかなと思ったらやめると思いますし、現時点では分からないです」などと引退の可能性を示唆した。

五輪銀メダリストの太田忍「MMAが甘くないのは分かっているが負ける気はない」【RIZIN.26】

2020.12.02 Vol.Web Original

大晦日に所英男と対戦

「RIZIN.26」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第2弾カード発表会見が12月2日、都内で開催された。

 11月の大阪大会のリング上で対戦が発表された所英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)とリオ五輪レスリング銀メダリストの太田忍(フリー)が登壇した。

 太田は「大晦日に試合ができて、対戦するのがずっと見てきた所英男選手。そういう舞台を作ってくださりありがとうございます。SNSでいろいろな声があがっているのは僕自身も目にしている。“MMAは甘くない”とか言われているが、僕自身もそれをしっかり感じているし、覚悟を持って転向してきている。何度も言いますが負ける気はないので、しっかり準備をして臨みたい」とMMAデビューへ向けての決意を表明した。

 現在の練習環境については「寝技、打撃含めていろいろな人にお世話になっています」と話す。試合展開については「これは戦術になるのでお話しできないが、寝技については青木さんに教わっている。僕が有利になってからの練習も常にやっているし、所選手のストロングポイントを生かさせない練習をしている。どういう展開になるかはいえないが、しっかり対応できる練習はしている」と所対策に自信を見せた。

 当然、レスリングを生かした戦いが予想されるのだが「MMAに関してのレスリングは打撃とサブミッションの間でしかないと思っている。その間の部分に関しては自信を持っている。テイクダウンをするという部分については自信は持っているが、それを生かした試合展開ができたらいいなと思っている」とも話した。

元貴ノ富士ことスダリオ剛がMMAデビュー戦でTKO勝ち【RIZIN.24】

2020.09.27 Vol. Web Original

プロレスラーのディラン・ジェイムスと対戦

「RIZIN.24」(9月27日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で大相撲の元十両・貴ノ富士ことスダリオ剛(フリー)が総合格闘技(MMA)デビュー戦でプロレスラーのディラン・ジェイムス(ランズエンドプロレスリング)と対戦し、TKO勝ちを収めた。

 スダリオは2度にわたる付け人への暴行問題で2019年に大相撲を引退。その後、総合格闘技転向を見据え、エンセン井上に師事、そこで研鑽を積み今回のRIZIN出場となった。

 スダリオはゴングと同時にダッシュすると飛び蹴りから張り手を見舞っていく。そこから殴り合いとなるが、レスリングの経験のあるジェイムスは両足タックルにいくが、スダリオは倒れない。体勢を入れ替え、逆にロープに押し込んでいくスダリオ。

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