SearchSearch

4人のビリーがエモーショナルなダンスで圧倒!ミュージカル『ビリー・エリオット』本格スタート

2024.08.02 Vol.Web Original

 

 ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』の本公演(東京建物 Brillia HALL、8月2日~10月26日)の開幕を控えた8月1日、プレスコールと取材会が行われた。

 スティーヴン・ダルドリーによる同名の映画をミュージカル化。1980年代のイギリス北部の炭鉱の町を舞台にした物語で、バレエダンサーを志す少年ビリーと彼を取り巻く大人たちの姿を描く。幼い頃に母親を亡くしたビリーは、炭鉱夫の父と兄、認知症の祖母と暮らしている。強く育ってほしいと願う父にボクシングを習わされているビリーだったが、ある日、バレエ教室のレッスンを目にしたことで、人生が大きく変わっていく。

 2005年に初演されると世界中で愛されるミュージカルとなり、日本でも2017年に日本人キャストで初演され、2020年には再演。今回は4年ぶりの上演となる。

 主人公のビリーを演じるのは、1375人が参加したオーディションを勝ち抜いた、浅田良舞、石黒瑛人、井上宇一郎、春山嘉夢一の4人。プレスコールでは、エモーショナルなパフォーマンスを披露すると、「今後ももっとお客様を感動させられるように頑張りたい」と声を合わせた。

 3度目のビリーの父親を演じる益岡徹は、2日からの本公演を控え、「大きな航海が始まるんだっていう自覚をより強く持って始めることができる」としみじみ。

が~まるちょばの最新公演が開幕「パントマイムの凄さをあらためて実感」

2021.01.22 Vol.Web Original

パントマイムのが~まるちょばの最新公演『が~まるちょば LIVE 2021 STORIES “PLEASE PLEASE MIME ”』が21日、新宿の紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA で開幕した。

 当初は20日開幕予定だったが、緊急事態宣言を受けて、終了時間が20時以降になる3公演を中止したため、この日のスタートとなった。

 新型コロナウイルスの影響下もあり満員御礼とはいえないなかでのスタート。が~まるちょばは、マスクのオーディエンスの大きな拍手のなか、モヒカンにタキシード、サングラスなしというスタイルで登場。事前の取材会で宣言したとおりに、長いキャリアのなかで代名詞となったトランクショーを封印し、リズミカルに手を打って観客とコールアンドレスポンス。最初は特定の観客と、それが会場全体に広がってみんなで一緒に手を打った。

ふぉ~ゆ~福田悠太主演!山田ジャパンの『優秀病棟 素通り科』配信決定

2021.01.06 Vol.Web Original

 ふぉ~ゆ~の福田悠太が主演する舞台、山田ジャパンの『優秀病棟 素通り科』(本多劇場、1月20~27日)のライブ配信が決定した。ライブ配信公演の大賞となるのは、 20日19時、23日18時、27日16時。チケットを購入すると、当日の配信開始後48時間視聴できる。ライブ鑑賞チケットは、8日19時発売。
 

 本作は、シーズン2の配信決定も話題の『全裸監督』の脚本など、脚本家・演出家として活躍する山田能龍による最新公演。この世を去ろうとしていた男は、ありえないタイミングで、ある中年女性と出会い、彼女の悲惨な人生を知ることになる。一方、男は充実した人生を送り、周囲からも愛されているようにしか見えない。でもなぜ、そんな決断をするに至ったのか……。

 他出演に、森一弥 、与座よしあき、いとうあさこら。

葵わかなと三吉彩花がカップル演じる話題のミュージカル『The PROM』3月上演決定!ビジュアルも公開

2020.11.27 Vol.Web Original

 葵わかなと三吉彩花がレズビアンカップルを演じることで話題の「Broadway Musical『The PROM』Produced by 地球ゴージャス』が2021年3月に上演決定、アメリカの卒業ダンスパーティであるプロムをイメージしたビジュアルも公開された、

 本作は、トニー賞7部門にノミネートされて話題をさらったブロードウェイミュージカル。アメリカの小さな町にある高校を舞台に、レズビアンの主人公エマがさまざまな人たちと触れ合うなかで、自分らしく生きることを貫くために奮闘する姿を描く。主人公のエマを葵、エマの恋人アリッサを三吉が演じる。

  劇中では、女子高生カップルが引き起こしたできごとは全米から注目を集め、彼女たちを応援することでイメージアップを図ろうと、落ち目のブロードウェイの俳優たちが乗り込んでくる。そのキャストも豪華だ。ブロードウェイスターのD.D.アレンを、大黒摩季、草刈民代、保坂知寿がトリプルキャストで、夢をあきらめたばかりのミュージカル女優アンジー・ディクソンを霧矢大夢が演じる。

 そのほかにも、校長をLE VELVETSの佐賀龍彦、Skoop on SomebodyのTAKEがダブルキャストで、ブロードウェイの俳優バリー・グリックマンを岸谷五朗が、鳴かず飛ばずのミュージカル役者トレント・オリバーを寺脇康文が演じる。日本版脚本・訳詞・演出は岸谷五朗が担当する。

 12月には、メリル・ストリープ、ニコール・キッドマンらでNetflixで映像化も決まっている。

 東京公演は、2021年3月10日~4月13日で、TBS赤坂ACTシアター。大阪公演は、5月9~16日、 フェスティバルホール。

V6坂本昌行、最新舞台でA.B.C-Z河合郁人と共演「一役者として向き合いたい」2月上演の『Oslo』

2020.11.14 Vol.Web Originaⅼ

 V6坂本昌行が来年2月上演の舞台『Oslo(オスロ)』に主演する。トニー賞を筆頭にさまざまな演劇賞を受賞して米演劇界を席捲した話題の舞台が日本に初上陸。共演の安蘭けい、福士誠治、A.B.C-Z河合郁人らとともに、「合意という困難な壁に挑む」人間たちの姿を、舞台の上に“再生”する。

 1993年のイスラエルとパレスチナが和平交渉に合意した『オスロ合意』が題材。奇跡の瞬間までに何が行われていたのか、合意の実現に寄与したひとりの男と、彼の熱意に突き動かされた人々の5カ月を描く。

 坂本が演じるのはノルウェーの社会学者テリエ・ラーシェン。「題材になっているオスロ合意に関してはニュースでしか知らなかったので、色々と調べていくうちに、様々な背景がある作品にお声がけいただいたんだなと改めて認識しました。当時の新聞記事に「忍耐と信頼」とありました。僕らも良く使う言葉だけれど、実際に経験された方から出る、重みを感じます。人が動くことで国をも動かす大きな話ですが、その人物の根底にある、軸にあるものを表現できたら」と、意気込む。

 安蘭は、テリエの妻で外交官のモナ・ユールを演じる。「遠く離れた国に起こった実話で、なかなかなじみのない話かもしれませんが、坂本昌行さん演じるテリエと私の演じるモナという夫婦の、ふたりで世界を変えようと一歩踏み出した“信念”の物語でもあります。国や世界という大きな話ではなくとも、自分ではなく人のために、という想いはきっと皆さん持っていらっしゃると思います。ぜひ劇場で、同じ時間を共有しながら、彼らの熱い想いを一緒に感じてください」と、メッセージする。

 福士が演じるのは、イスラエル側の代表となる外務省事務局長のウリ・サヴィール役。

「歴史的にこういうことがあったと演劇を通して知っていただけることや、立場の違う人たちが色々な感情をむき出しにしながら良き答えを導き出そうと繰り広げる討論、会話劇はとても魅力的で、刺激的な舞台になると思います。難しく考えずに、劇場に足を運んでいただけるとうれしいです。キャストの皆さんとの関係性、人間性の化学反応も楽しんでいきたい」と、やる気だ。

 河合郁人は、モナの上司であるノルウェー外務副大臣のヤン・エゲランなどを演じる。

「台本を読み進めていく中で、セリフの量はもちろん、長セリフが数多ある事に驚きました。しかも二役。二役とも交渉を行っていくという責任感のある役ですが、実際の生活では経験したことが少なく、使う事の少ない言葉も出てきますが、僕の役どころ、キャラクターを考えると、明るく出来るのかな、と想像しています。あまり硬くなりすぎずに、決めるところは決める、というのを出せたらいいなと思います」

 主演の坂本は、ジャニーズ事務所の先輩。

 河井は「坂本さんという舞台界において一流の先輩とご一緒できるのも心強いです。これまでミュージカルや舞台で沢山経験されたお話を聞かせて頂き、近くで勉強したいと思います」

 坂本も、「同じステージに立ったら、当たり前のことですが、先輩後輩は関係なく、一役者として向き合いたいので、自由にやってほしい」と熱いエールを送っている。

「本作は、人間性の豊かさや対話の奥行といった硬軟併せ持つ色彩で綴られます」と、演出の上村聡史。「合意という困難な壁に挑む登場人物たちを、14名の頼もしいキャストの魅力を生かして、今に再生したいと思います」と話している。

 2021年2月6~23日まで、東京・新国立劇場の中劇場で上演。その後、宮城・東京エレクトロンホール宮城、兵庫・兵庫県立芸術文化センター の阪急中ホール、福岡・久留米シティプラザのザ・グランドホール 、愛知・日本特殊陶業市民会館ビレッジホールで公演がある。

ぎふ葵劇場が9年の歴史に幕 早乙女太一率いる劇団朱雀が幕引き公演

2020.11.11 Vol.Web Originaⅼ

 大衆演劇場「ぎふ葵劇場」(岐阜県岐阜市)が2020年いっぱいで9年の歴史に幕をおろすことになり、その幕引きを、早乙女太一率いる劇団朱雀がすることが11日発表された。劇団朱雀はこの公演のために5年の時を経て再集結する。

 公演は、早乙女による舞踊ショー、日替わり芝居、全員出演による舞踊ショーの三部構成で行う。早乙女が総合プロデュース、演出を担当する。

 早乙女は「ぎふ葵劇場には、僕たちもお客さん方も沢山の思い出があります。劇団朱雀がこけら落とし公演をさせてもらったのが2011年。それから9年間の間に、僕たちの活動もさまざまな変化がありました。大きな舞台が増えていく中でも、ぎふ葵劇場のおかげで大衆演劇を続けることができました」と、劇場に思いを馳せる。

 そのうえで「最後に劇場の幕を開けた朱雀が、最後に幕を閉めたいと思います。最後にみんなで一花咲かせましょう!」とコメントを寄せている。

 出演は、早乙女友貴、富岡晃一郎、須賀健太ら。

 公演は、12月19~27日まで。

が~まるちょば「パントマイムの力を信じている」代名詞のトランクショーを封印し新規公演

2020.10.21 Vol.Web Original

 ソロになった パントマイムのが~まるちょばが新規公演「が~まるちょば LIVE 2021 STORIES “PLEASE PLEASE MIME ”」を開催する。開催日は2021年1月20~24日で、会場は新宿の紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA。

 が~まるちょばといえば、トランクを使ったストリートパフォーマンス的なショーが代名詞だが、本公演ではそれを封印。ストーリー仕立てのショートスケッチ、長編作品のみで構成するという。

 開催発表に合わせて行われた取材会では、その理由も説明。そこには、パントマイムへの愛があるからだった!

「パントマイムってマイナーで、ひどい時にはつまらないものとして認識されている。そのことがものすごく悲しくて。僕はパントマイムの力を信じているし、愛しているので、世の中の人に知ってもらいたいんです」

 パントマイムといえば、例えば「壁」のように見えないものを見せるイリュージョンやマジックのように思われているところがあるが、言葉を発しないのに「笑い」があり、「涙」があり、「感動」があることこそが、すごいと思わされるところだ。
 
 今回の公演では、長編ストーリーの名作『指環』など、これまでに上演した演目と新作を織り交ぜた内容になるという。

「今回『指環』をやるのは単純に見てもらいたいからです。この作品を見てもらうと、パントマイムを知らない人も、パントマイムへの意識は絶対変わってくれると思います。笑いの要素、感動する要素などが詰め込まれています。『指環』を作ったのは10年以上前になりますが、最初の頃と比べたら全然変わってきています。台本が変わるのかというと別の話になりますが、見直してブラッシュアップしたい」

タップダンサーの熊谷和徳が来日公演「光に向かって踏み鳴らす」

2020.10.09 Vol.Web Originaⅼ

 米ニューヨークを拠点に活動を展開しているタップダンサーの熊谷和徳が来日、11月1~3日、横ア浜赤レンガ倉庫で公演を行う。公演タイトルは『In-Spire』。

 熊谷は公演開催に当たって寄せたコメントのなかで、「その瞬間への一歩へ 想いを込めて その一歩を 光に向かって踏み鳴らす」など、希望のメッセージを発信している。

 熊谷はこの公演のためだけに帰国するという。彼の希望のステップに魅了されて。

小栗了プロデュースの新劇場が2021年秋開業!柿落とし公演に小出恵介

2020.10.08 Vol.Web Original

 東武東上線みずほ台駅近くに複合施設「MIZUHODAI WAREHOUSE」が2021年秋にオープンする。劇場、コミュニティFMのサテライトスタジオ、コンセプトショップで構成される施設で、次世代の育成と文化をつなぐ発信基地を目指す。

 キャパシティー300の劇場は、同施設の取り組みに賛同した小栗了氏がプロデュースする。小栗氏は小栗旬の兄。

 柿落とし公演は小栗氏が制作、プロデュース、演出を担当。フリードリヒ・フォン・シラー原作の『群盗』で、主演は小出恵介。ヒロインはオーディションする。上演は2021年10月半ばの予定。

坂元裕二の朗読劇、高橋一生と酒井若菜らで4月上演

2020.02.11 Vol.Web Original

 脚本家の坂元裕二が書き演出、豪華なメンバーが出演する『坂元裕二 朗読劇2020「忘れえぬ 忘れえぬ」、「初恋」と「不倫」』が4月、東京と大阪で上演されることが決定した。

 朗読するのは、これまでも上演されてきた「不帰(かえらず)の初恋、海老名SA」と「カラシニコフ不倫海峡」、それにこの公演のために書き下ろした新作「忘れえぬ 忘れえぬ」の計3作品。

 出演は、高橋一生と酒井若菜、林遣都と有村架純、風間俊介と松岡茉優の3組で、東京公演ではそれぞれが3つの作品を朗読する。

 坂元は上演にあたり「ただ往復する手紙による物語で、今回で三回目になります。これまで多くの方に朗読していただきましたが、読み手が変わるたびに、声という個性によってその色合いだけではなく、物語そのものが変わって感じらえるのが何よりの面白さです。言葉と声しかない最小限の空間に浸り、楽しんでいただければ幸いです」と、コメントを寄せている。

 東京公演は、よみうり大手町ホールで4月14~22日。大阪公演は、松下IMPホールで4月25・26日で、風間と松岡が「忘れえぬ 忘れえぬ」「不帰(かえらず)の初恋、海老名SA」を朗読する。東京公演のチケット発売は3月14日、大阪は3月22日。

 坂元はこれまで、『それでも、生きていく』『最高の離婚』『カルテット』など、数々のドラマを送り出している。

が~まるちょば、ソロになって初公演「生みの苦労ついてまわった」

2019.06.08 Vol.Web Original

 サイレントコメディーのが~まるちょばが、最新公演『が~まるちょば 公演 MIME CRAZY』を9日まで、中野のテアトルBONBONで開催中だ。

 ユニットを組んでいたケッチ!が今年3月にヨーロッパに移住することを発表し、デュオを解消、HIRO-PONのソロとなって初めての公演になる。公演はストリートパフォーマンスのアプローチで観客を巻き込んでから、小品、そして長編というショーの構成はそのままに、ソロならではの表現にトライをしている。

Copyrighted Image