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リュウ・ツァーがMVP獲得。魔裟斗氏「アジアからクルーザー級の王者が出たということはすごいこと」【K-1 AWARDS】

2025.02.27 Vol.Web Original

 K-1グループの年間表彰式「K-1 AWARDS 2024」が2月26日、都内で開催され、K-1 WORLD GPクルーザー級王者のリュウ・ツァー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)が最優秀選手賞(MVP)に輝いた。海外のジムに所属する選手がMVPを獲得するのは初めての快挙となった。

 ツァーの2024年は3月の代々木第一体育館大会でシナ・カリミアンをKOで破り王座を獲得。9月の代々木第二体育館大会ではマハムード・サッタリを破り初防衛に成功した。

 プレゼンターを務めた魔裟斗氏は「リュウ・ツァー選手は6戦6勝5KO。リュウ・ツァー選手の試合にははずれが一つもない。いつも解説席で試合を見ながら楽しませてもらっている。僕は24歳からK-1の解説をさせてもらっている。21年間、解説席にいて当時のヘビー級ファイター、ピーター・アーツ、セーム・シュルト、アーネスト・ホーストと歴代の王者の試合を間近で見てきたがそんな王者たちに負けない試合をいつもしている。今まではヨーロッパの選手が強かった。アジアからクルーザー級の王者が出たということはすごいことだと思っている。そして中国勢の勢いは全く止まらず、今、日本のファイターも押されてるところはあると思うが、負けずに頑張っていただきたい」と歴代の王者たちと比べ、ツァーを称えた。

和島大海がトーナメント王者のコプリヴレンスキーからダウンを奪って判定勝ち。オウヤン・フェンへのリベンジマッチ実現をアピール【K-1】

2024.12.15 Vol.Web Original

 前K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の和島大海(月心会チーム侍)が「K-1 WORLD GP 2024 in TOKYO~FINAL~」(12月14日、東京・代々木第一体育館)でトーナメント王者のストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike’s Gym)からダウンを奪った上での判定勝ちを収めた。

 コプリヴレンスキーは今年7月に行われた「K-1WORLD MAX-70kg世界最強決定トーナメント」にケガで欠場となったオウヤン・フェンの代わりに出場して、ブアカーオ・バンチャメーク、デング・シルバ、ヴィクトル・アキモフを破りトーナメントを制した。10月の大阪大会ではKrushスーパー・ウェルター級王者の小田尋久と対戦し、延長判定勝ちを収めている。

 和島は2020年9月から連勝を重ね、2021年12月に木村“フィリップ”ミノルを破り王座を獲得。2度の防衛を果たすが、昨年12月の大阪大会でオウヤン・フェンにKOで敗れ、王座から陥落。再起戦となった今年3月のダリル・フェルドンク戦でもKO負けを喫し2連敗とどん底に落ちるも、10月の大阪大会でキム・ジュンファにKO勝ちを収め再起を果たしていた。

Krush王者の小田尋久が世界トーナメントVのストーヤン・コプリヴレンスキーからの大金星ならず。延長で1-2の判定負け【K-1】

2024.10.06 Vol.Web Original
 Krushスーパー・ウェルター級王者の小田尋久(TEAM3K)が「K-1 WORLD GP 2024」(10月5日、大阪・エディオンアリーナ大阪)でK-1初参戦を果たし、7月に決勝ラウンドが行われた「-70kg世界最強決定トーナメント」優勝のストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike’s Gym)と対戦した。試合は延長にもつれ込む接戦の末、1-2の判定で敗れ大金星を挙げることはできなかった。
 
 小田は今年5月と8月の後楽園大会で行われた「第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」で準決勝で森田 奈男樹、決勝で璃久を破り王座を獲得。約1カ月半という短いスパンではあったが、今回のK-1出場につなげた。
 
 コプリヴレンスキーは3月に行われたトーナメント1回戦ではカスペル・ムジンスキに僅差の判定負けを喫するも、オウヤン・フェンの欠場で急きょ決勝ラウンドに出場。ブアカーオ・バンチャメーク、デング・シルバ、ヴィクトル・アキモフを破り優勝した。

“敗者復活”のストーヤン・コプリヴレンスキーがブアカーオ撃破の勢いを駆ってトーナメントも制す【K-1】

2024.07.07 Vol.Web Original

「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館  ABEMA PPVにて全試合生中継)で行われた「-70kg 世界最強決定トーナメント」でストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike’s Gym)が決勝でヴィクトル・アキモフ(ロシア/ブラジリアンタイ)に1RでKO勝ちを収め、優勝を果たした。

 コプリヴレンスキーは3月に行われた1回戦ではカスペル・ムシンスキ(ポーランド/Armia Polkowice)に僅差の判定負け。しかし勝ち進んでいたK-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者のオウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)がケガのためトーナメントを棄権することとなり。その代替選手としてコプリヴレンスキーを抜擢したことを6月18日にK-1が発表。いわば“敗者復活”での優勝となった。

 1R、コプリヴレンスキーはオーソドックス、アキモフはサウスポー。圧をかけるコプリヴレンスキーは右ミドルを連打。そしてヒザ、右ミドル。アキモフはチャンスをうかがい、左ボディーストレート。アキモフは左インロー。コプリヴレンスキーは右ミドル、右インロー。アシモフは蹴りの距離にパンチを出せない展開が続く。アキモフはバックブローを見せるがコプリヴレンスキーはバックステップ。コプリヴレンスキーはスイッチを繰り返し、パンチで押し込み左のショートフックでダウンを奪う。立ち上がったアキモフだったが、コプリヴレンスキーはなおも前に出てパンチの連打。最後は右ストレートで2度目のダウンを奪ってKO勝ちを収めた。

ブアカーオが18年ぶりトーナメント制覇の快挙ならず。コプリヴレンスキーにダウンを奪われ準々決勝で敗退【K-1】

2024.07.07 Vol.Web Original

 K-1 WORLD MAX 2004・2006世界王者で、かつて魔裟斗、アンディ・サワーらとしのぎを削ったブアカーオ・バンチャメーク(タイ/Banchamek Gym)が「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館 ABEMA PPVにて全試合生中継)で行われた「-70kg 世界最強決定トーナメント」に参戦した。

 同トーナメントは3月に1回戦が行われ7選手が勝ち上がり、ブアカーオは6月にワイルドカードでの参戦が発表された。当初は準々決勝でK-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者のオウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)と対戦の予定だったのだが、フェンがケガのため欠場となり、ストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike’s Gym)に対戦相手が変更となった。

オウヤン・フェンが肋骨骨折でトーナメントを離脱。代わりにコプリヴレンスキーがブアカーオと対戦【K-1】

2024.06.18 Vol.Web Original

 K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者のオウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)が「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で開催される「K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント」をケガのため欠場することが6月18日、分かった。

 この日、K-1が会見を開きカルロス菊田プロデューサーが「6月5日の練習中に肋骨を骨折。病院での診察の結果は全治4週間だったが本人は“どうしても試合に出たい”という意向を示していた。その後、ワイルドカードがブアカーオ選手であることを発表したが、なおさらやりたいということで10日間静養し、回復に務め様子を見たが、6月15日に正式にドクターストップがかかった」と状況を説明した。

 フェンは昨年12月に当時王者だった和島大海を破りスーパー・ウェルター級王座を獲得。3月に行われたトーナメント1回戦ではパスカル・シュロスに判定勝ちを収め、準々決勝ではワイルドカードで出場するK-1 WORLD MAX 2004・2006世界王者のブアカーオ・バンチャメーク(タイ/バンチャメーク)と対戦することが発表されていた。

石井館長が「“強い選手とやりたい”と言っているので」と−70kgトーナメントへの海人の出場を熱望【K-1】

2024.02.08 Vol.Web Original

「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の追加カード発表会見が2月8日、都内で開催された。

 会見では−70kg世界最強決定トーナメントである「K-1 WORLD MAX 2024」に出場する16選手のうち12選手が発表された。前スーパー・ウェルター級王者の和島大海(月心海チーム侍)の参戦はすでに発表されており、この日は11選手を新たに発表。ストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike’s Gym)とジョーダン・ピケオー(オランダ/Mike’s Gym)を除く9選手が初来日という、まさに未知なる強豪の集まりとなった。

 会見にはカルロス菊田K-1プロデューサー、宮田充Krushプロデューサー、そしてK-1の創始者で先日、アドバイザーに就任した正道会館の石井和義館長が登壇した。

 12人中日本人は和島一人とあって、残る4枠が誰になるかに焦点が集まるのだが、そのうち1枠については宮田氏がタイ人ファイターであることを明言。残る3枠について、石井氏がシュートボクシング(SB)の絶対王者であるSB世界スーパーウェルター級王者・海人(TEAM F.O.D)の出場を猛プッシュした。

 海人は「SHOOT BOXING 2024 act.1」(2月10日、東京・後楽園ホール)で元ONEムエタイ世界フェザー級王者のペットモラコット・ペッティンディーアカデミー(タイ)と対戦する。

海人がGLORYランキング1位に薄氷の勝利。そして「次はGLORYの王者に挑戦させて」【RISE×SB】

2022.12.26 Vol.Web Original

 RISEとシュートボクシング(SB)が協力して開催した「RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」(12月25日、東京・両国国技館)で「RIVALS」と銘打ったRISEとシュートボクシング(SB)勢とGLORYによる対抗戦6試合が行われ、3勝3敗の痛み分けに終わった。

 セミファイナルではSBのエース海人(TEAM F.O.D)がGLORY世界ライト級1位のストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア)に2-1の判定で勝利を収め、GLORY王者への挑戦をアピールした。

 1R、コプリヴレンスキーがパワフルなローとワンツーで海人を押し込んでいくが、海人は右カーフ。そしてコプリヴレンスキーのパンチにカウンターで右ストレートを合わせていく。コプリヴレンスキーは右ストレート、左フック、左ミドル。海人もワンツーを返すが、コプリヴレンスキーのパワーに押され気味。

海人「1位を倒してしまえば王者しかいない」とコプリヴレンスキーの先にGLORY王者ベズタティを見据える【RISE×SB】

2022.12.24 Vol.Web Original

 RISEとシュートボクシング(SB)が協力して開催する「RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」(12月25日、東京・両国国技館)の前日計量が12月24日、都内で開催された。

 今大会では「RIVALS」と銘打ったRISEとシュートボクシング(SB)勢とGLORYによる対抗戦が6試合行われる。

 セミファイナルではSBのエース、海人(TEAM F.O.D)とGLORY世界ライト級1位のストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike’s Gym)が対戦する。

 コプリヴレンスキーは「今回、初めて日本で試合ができるのがすごくうれしく思っている。自分は準備万端。今すぐにでも戦える。こういう大きなイベント、たくさんのお客さんの前で試合ができることに心から感謝している」、海人は「明日は見てくれている皆さん、対戦相手、そして世界にシュートボクサーの強さ、RISEの強さ、日本の格闘家の強さを見せる、証明する、そういう試合をしたいと思っている」とそれぞれ挨拶した。

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