「RIZIN.42」(5月6日、東京・有明アリーナ)の第1弾カード発表会見が3月6日、都内で開催された。昨年の大晦日で行われたベラトールとの対抗戦で大将を務めたRIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)がスパイク・カーライル(アメリカ/Kings MMA Anaheim / Treigning Lab)を相手に再起戦に臨む。
サトシは2021年6月の東京ドーム大会でトフィック・ムサエフを破り王座を獲得。その後、矢地祐介、ジョニー・ケースを相手に防衛を重ね、大晦日の対抗戦ではAJ・マッキーと対戦も判定負けを喫している。
カーライルは2021年からベラトールに参戦し4連勝。昨年4月にRIZIN初参戦を果たし、武田光司に一本勝ちを収めている。10月にはベラトールでAJに敗れ連勝ストップ。この試合はAJに敗れたもの同士の試合となる。
カーライルはRIZINを通じてコメント。まずは「五月の日 赤毛の猛虎 狩りに出る」と一句詠んでから「地球最高の舞台に戻ることができてうれしい。私の新しいホーム、RIZINとの新契約のもと、記念すべき1戦目でいきなり現役王者が相手なんて、なんて最高のストーリーだ。この偉大な王者に全力でぶつかり、新しい歴史を記す準備はできている」などと意欲的なコメント。
会見でサトシは「相手はすごく強くてスタミナがあるが、世界のみんなが楽しいと思ういい試合を見せたい。絶対に負けない。絶対にベルトとRIZINの名前を守る」などと語った。