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スパイク・カーライルがまさかの2kgオーバー。両陣営が協議の上、泉武志が勝った場合のみ公式記録に【RIZIN.50】

2025.03.29 Vol. Web Original

 RIZINの2025年第1弾大会となる「RIZIN.50」(3月30日、香川・あなぶきアリーナ香川)の前日計量が3月29日、香川・高松市内で行われた。

 ライト級(71.0kg)戦に出場予定のスパイク・カーライル(アメリカ/Kings MMA Anaheim / Treigning Lab)がまさかの2kgオーバーで計量をクリアすることはできなかった。対戦相手の泉武志(FIGHTER’S FLOW)は71.00kgでクリアした。

 両陣営の間で試合実現についての協議が行われた結果、「泉が勝った場合のみ公式の勝利。カーライルが勝った場合はノーコンテスト」「カーライルはレッドカード1枚、減点50の状態から試合をスタート」の条件で試合が行われることとなった。カーライルは公式計量後、試合に備えてリカバリーに入ったため公開計量には姿を現さなかった。

 カーライルは2022年10月の「Bellator 286」では最終的に0.2kgオーバーでAJ・マッキーとキャッチウェイトで戦っている。

 また最近では3月23日に行われたONE Championshipの「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)では海人の対戦相手のマラット・グレゴリアンが規定体重を守れず、最終的に試合が行われないという事態が発生。その後のチャトリ・シットヨートン会長兼CEOの海人に対する侮辱的発言や計量現場における海人陣営の主張とONE側の説明に食い違いが発生し物議を醸している。

ライト級王者サトシが大晦日からの再起戦。相手のカーライルは対戦にあたり俳句を一句【RIZIN.42】

2023.03.06 Vol.Web Original

「RIZIN.42」(5月6日、東京・有明アリーナ)の第1弾カード発表会見が3月6日、都内で開催された。昨年の大晦日で行われたベラトールとの対抗戦で大将を務めたRIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)がスパイク・カーライル(アメリカ/Kings MMA Anaheim / Treigning Lab)を相手に再起戦に臨む。

 サトシは2021年6月の東京ドーム大会でトフィック・ムサエフを破り王座を獲得。その後、矢地祐介、ジョニー・ケースを相手に防衛を重ね、大晦日の対抗戦ではAJ・マッキーと対戦も判定負けを喫している。

 カーライルは2021年からベラトールに参戦し4連勝。昨年4月にRIZIN初参戦を果たし、武田光司に一本勝ちを収めている。10月にはベラトールでAJに敗れ連勝ストップ。この試合はAJに敗れたもの同士の試合となる。

 カーライルはRIZINを通じてコメント。まずは「五月の日 赤毛の猛虎 狩りに出る」と一句詠んでから「地球最高の舞台に戻ることができてうれしい。私の新しいホーム、RIZINとの新契約のもと、記念すべき1戦目でいきなり現役王者が相手なんて、なんて最高のストーリーだ。この偉大な王者に全力でぶつかり、新しい歴史を記す準備はできている」などと意欲的なコメント。

 会見でサトシは「相手はすごく強くてスタミナがあるが、世界のみんなが楽しいと思ういい試合を見せたい。絶対に負けない。絶対にベルトとRIZINの名前を守る」などと語った。

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