龍聖が終始スリヤンレックを圧倒して判定勝ちも「悔しい。経験がある相手を倒し切れないのが今の僕の課題」と反省の弁【ONE172】

2025.03.23 Vol.Web Original

 KNOCK OUTのISKA世界スーパーフェザー級(K-1ルール)王者・龍聖(Team KNOCK OUT)がONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第1試合で終始、主導権を握ったうえで3-0の判定勝ちを収めた。

 龍聖はスリヤンレック・ポー・イェンイン(タイ/Bravery Gym/Por Yenying)と対戦。スリヤンレックは2019年にK-1で武居由樹、2020年にKrushで軍司泰斗と対戦。ともに判定で敗れはしたものの、無類の打たれ強さと“激闘派”の名に恥じないアグレッシブなファイトで会場を沸かせた。ONEには2023年7月の「ONE Friday Fights 25」から参戦し、ここまで10戦7勝(6KO)3敗の戦績を残している。

 龍聖は昨年6月の「KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”」で久井大夢にプロ初黒星を喫するも、昨年12月の「K.O CLIMAX 2024」で ブライアン・ガビオに判定勝ちを収め再起を果たし、この日の勝利で2連勝となった。

龍聖が「魔裟斗さん、武尊さんの次のカリスマになりたい」格闘家としての究極の目標掲げる【ONE172】

2025.03.19 Vol.Web Original

 ONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のメディアデー(囲み取材)が3月19日、都内で行われた。

 ONE初参戦となるKNOCK OUTのISKA世界スーパーフェザー級(K-1ルール)王者・龍聖(Team KNOCK OUT)が魔裟斗と武尊の名を挙げ「次のカリスマになりたい」と格闘家としての目標を口にした。

 龍聖は対戦相手のスリヤンレック・ポー・イェンイン(タイ/Bravery Gym/Por Yenying)について「一発のパンチが強いパワーファイター」と評価。スリヤンレックは激闘派のファイターなのだが「がちゃがちゃしたペースになることは9分間の中にはあると思うが、そのまま打ち合って“打ち合い上等”とは考えていない。準備してきたこともあるし、試合の中で考えながら戦っていこうと思う」と語った。

 そして「どんな展開になっても、みんなが驚くような、みんなの心が動くような試合をしたい。日本人なので理想は侍ではないが一発で斬るような試合をしたい。準備してきたものは当たれば一発で終わると思う」と続けた。

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