DDTプロレスが4月22日、東京・新宿FACEで「DDT FREE -April-」を開催。ダムネーションT.A(佐々木大輔、藤田ミノル、MJポー)のKO-D6人タッグ王座返上に伴い、5月6日の新宿(1回戦)、22日の後楽園ホール(決勝)で新王座決定トーナメントが開催され、元キック王者の町田光も彰人、タノムサク鳥羽とのトリオで出場することが決まった。
ダムネーションT.Aの3人は4月10日の後楽園大会で王座を奪取したが、藤田が左眼窩底(がんかてい)骨折のため欠場となり、団体内で協議した結果、王座は返上扱いとなった。
空位となった王座を巡り、4チーム参加でトーナメントを行う。1回戦の組み合わせは佐々木、ポー、X(5・1横浜武道館で判明)組vs HARASHIMA、大鷲透、吉村直巳組(ディザスター・ボックス)、樋口和貞、坂口征夫、岡谷英樹組(イラプション)vs彰人、町田、鳥羽組。
キックでWPMF世界スーパーフェザー級王座など数々のタイトルを獲得し、先の「路上プロレス世界一決定戦」でプロレスデビューした町田は「僕はプロレスの動きはできませんが、今までやってきたキックの戦い方で、プロレスラーたちに挑戦したい」とキッパリ。
町田を指名した彰人は「路上世界一決定戦の試合を見させていただいて、思ってた以上のプロレスの才能を感じました。ものすごくポテンシャルの高い人だなと。路上でこれだけできるなら、プロレスのリングだったら、どれほどのものが見せられるんだろうという思いが沸いてきて。ぜひDDTのリングに上がっていただいて、その力を見せていただけたら」と期待を寄せた。