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バンタム級の新星・永井奏多が前環太平洋王者・藤井伸樹に判定勝ちの大金星。「現世界王者の齋藤選手より絶対に僕のほうが強い」【修斗】

2025.03.17 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.2」(3月16日、東京・後楽園ホール)でバンタム級のノーランカー、永井奏多(TRIBE TOKYO MMA)が同級世界4位で前環太平洋王者の藤井伸樹(ALLIANCE)を判定で破る大金星を挙げた。

 藤井は昨年7月に安藤達也が返上した世界王座をかけて齋藤奨司と対戦するも1-2の判定負け。今回は再起戦だった。永井は2023年4月にデビューし、デビュー戦こそドローだったものの、以降5連勝でプロ戦績は6戦5勝(2KO)1分の19歳。今回は大抜擢のマッチメイクだった。

 1R、ともにオーソドックスの構え。圧をかける藤井に永井は右カーフ。永井の打撃に合わせて藤井がタックル。永井はしのいで立ち上がる。スタンドでは永井はワンツー、右カーフ。藤井もパンチを返すが、永井は左フック、右ストレート。永井は左フック。藤井のタックルも切る永井。藤井の入り際にカウンターでパンチを合わせる永井。藤井の右ローにカウンターでパンチを合わせる永井。藤井の左ジャブにワンツーを返す永井。そして右カーフ、前蹴り。藤井はフェイントから左ジャブ。永井の前蹴りをキャッチした藤井がテイクダウンを狙うが、しのぐ永井。藤井がケージに押し込む。永井は体勢を入れ替え離れパンチを放つ。しかし終了間際、左ジャブの刺し合い、右ストレートの相打ちから藤井が前に出る。

年間最高試合男・内藤頌貴が劇的1RKO勝ち【3・21 修斗】

2020.03.21 Vol.Web Original

2020年の飛躍へ好スタート

 プロフェッショナル修斗公式戦「MOBSTYLES 20th ANNIVERSARY TOUR FIGHT&MOSH Vol.2」(3月21日、東京・渋谷TSUTAYA O-EAST)のメインで内藤頌貴(パラエストラ松戸)が渡辺健太郎(直心会格闘技道場)に1RKOで勝利を収めた。

 内藤は2018年12月の小堀貴広との試合で年間最高試合を獲得。この試合に限らず、内藤の試合は常に会場を熱くさせる。昨年6月には国内フライ級の第一人者・前田吉朗に1-2の判定で敗れたものの、結果が示す通り紙一重の試合を展開。10月にはONE Championshipへの登竜門となるONEウォリアーズシリーズ日本大会に出場し、初となる国際戦で危なげなく判定勝ちを収めるなど2020年に大きな飛躍が期待されるファイターだ。

 対する渡辺は“浪速の爆弾小僧”の異名をとる勝っても負けてもKO決着の特攻ファイターとあって、期待通りの熱闘が展開された。

 試合は1R開始のブザーが鳴り、内藤がグローブを合わせに行くが渡辺は応じず早くも臨戦態勢。内藤のローに渡辺がパンチを合わせていくが、これは内藤がバックステップでかわす。

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