街のあちこちにキラキラしたイルミネーションが灯り始めて、今年もクリスマスシーズンが本格スタート。ポップでキャッチーなクリスマスソングに耳を傾けながら思うのは「どうせなら、本気でクリスマス気分を味わいたい」。そんな人にオススメしたいのが、チェコ少年合唱団ボニ・プエリによるクリスマスコンサートだ。
コンサートは二部構成。第一部はヨーロッパの名曲。J.S.バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」、カッチーニの「アヴェ・マリア」、モーツァルト「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」や、ベートーヴェン「歓喜の歌」などクラシックの名曲を歌う。第ニ部は、スメタナの「モルダウ」や日本の有名な合唱曲「ビリーブ」など世界の合唱曲、そしてクリスマス曲のラインアップ。清らかな声で歌われる「ホワイト・クリスマス」「ウィンター・ワンダーランド」「きよしこの夜」は聴いているほうの心も浄化する。今回はまたジブリの映画音楽にも挑戦するという。
人気のコンサート。鑑賞した人は夜風に肩をすくめながらも、パイプオルガンと美しい声で温められた心を持ち帰る。今年はあなたがそうしてみたら?