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パラリンピックの払い戻しチケットは77万枚。返金は五輪同様大会終了後

2021.08.17 Vol.Web Original

 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会が8月17日、東京都内でパラリンピックの観戦チケットに関する会見を行った。

 これは前日に行われた組織委、東京都、政府、国際パラリンピック委員会(IPC)による四者協議で「全ての競技について無観客(学校連携観戦除く)」という方針が示されたことを受けてのものでチケッティング担当の鈴木秀紀マーケティング局次長が出席した。

 学校連携観戦については「共生社会の実現に向けた教育的要素が大きい」という判断のもと、保護者等の意向を踏まえ自治体や学校設置者が希望する場合には、安全対策を講じた上で実施できるようにする。

 開閉会式を含む無観客で行うセッション数は東京、千葉、埼玉、静岡の1都3県で306となる。払い戻しになるチケット数は77万枚で公式チケット販売サイトのマイチケット上では全て「入場不可/無効」と表示され、ダウンロードすることはできない。今回の件での対応に伴うメンテナンスのため、8月18日12時以降に確認することができる。

 この公式チケット販売サイトで購入したチケットに関しては自動的に払い戻しの対象となるため、払い戻しの申請は必要なし。ただし現金支払いでの購入者は後日、金融機関口座の登録が必要になる。

 払い戻しについては大会終了後に、購入者の登録メールアドレスあてに返金の案内メールを送付後に順次返金作業を行うという。

五輪組織委のチケット担当者「本当に申し訳ないという思いでいっぱいです」と涙

2021.07.10 Vol.Web Original

北海道の5セッションも夜に無観客

 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会が7月9日、東京都内で観戦チケットに関する会見を行った。

 これは前日の五者協議で一都三県の会場を無観客とすることを決定したことを受けてのものでチケッティング担当の鈴木秀紀マーケティング局次長が出席した。

 会見の時点では全750セッションのうち一都三県の716セッションが無観客となっていたのだが、検討中とされていた北海道の5セッションも夜に無観客となることが発表された。これで有観客での開催は宮城の6、福島の3、茨城の8、静岡の12の29セッションとなった。   

 有観客のセッションについては10日未明に再抽選の結果を公表。無観客、または再抽選で外れマイチケットに「発行不可/無効」と表記されているチケットについては自動的に払い戻しの対象となる。希望者への払い戻し期間(7月10日未明~7月20日11時59分)内に申請手続きの必要はない。登録メールアドレス宛に連絡後、大会後に返金される。

 有観客のセッションで有効となっている観戦チケットの払い戻しを希望する場合は期間内(7月10日未明~7月20日11時59分)に申請手続きが必要となる。

東京五輪再抽選チケットは97セッション91万枚。返金は大会終了後

2021.06.23 Vol.Web Original

横浜国際総合競技場で開催のサッカー決勝は4万枚を1万枚に

 東京2020組織委員会は五者協議による観客数の上限決定に伴う観戦チケットの取り扱いに関しての記者会見を6月23日に行った。

 会見には古宮正章副事務総長、チケッティングを担当する鈴木秀紀マーケティング局次長らが出席した。

 観客数については「収容人員の50%以内で1万人」となったのだが、その結果、再抽選の対象となるセッションは陸上16、野球16、サッカー30、ゴルフ8、近代五種2、ラグビー8、ソフトボール7、サーフィン8、開閉会式2の合計97、チケットの枚数は91万枚となった。

 この97という数字は全体の1割強で、8割以上のセッションは上限に達しておらず抽選とはならない。

 各セッションで枚数にばらつきはあるのだが、例えば一番収容人数が多い横浜国際総合競技場で行われるサッカーの決勝はすでに4万枚以上のチケットが発売されており、それを1万枚にしなければいけないという。

 再抽選については7月6日に結果を発表。各自、公式チケット販売サイトのマイチケットのステータスで確認することになる。マイチケットに「有効(利用可)」と表記されていれば観戦可能で、「無効(利用不可)」と表記された場合ははずれで払い戻しとなる。

Krushエヴァンジェリストの石川直生が「チケットの直前キャンセルやめて」と異例のお願い

2020.09.25 Vol.Web Original

自らも経験。「選手のモチベーションやパフォーマンスに影響する」

「Krush.117」(9月26日、東京・後楽園ホール)の前日会見が9月25日、東京都内で開催され、Krushエヴァンジェリストを務める石川直生氏が会見の最後にファンに異例の呼びかけを行った。

 石川氏は会見の終了間際に「最後に一言いいですか? 試合とは直接関係ないかもしれないんですけど」と前置きしたうえで、昨今SNS上で選手が発信することの多い「チケットの直前キャンセル問題」について言及した。

 石川氏は「僕も現役時代、自分でチケットを応援してくれる人たちに買ってもらっていた。選手は後援会などがある場合は別だが、ほとんどの選手はマネジャーなどはいなくて自分一人でチケットを手で配っている。そんな状況の中で試合直前、1週間を切ったところで“チケット10枚キャンセルが出てしまった”という選手がここ最近多い。試合直前のチケットキャンセルは本当に選手のモチベーションやパフォーマンスに影響する。僕がここで発言することによってどれだけ影響があるかは分からないが、皆さんにはそういう事実を知ってもらいたい。選手のことを思ってもらえるとうれしい。ぜひ試合が近くになってからのキャンセルは選手のためを思って、できるだけ避けていただけるとうれしいです」と訴えた。

 日本の格闘技界ではK-1ジャパングループに限らず、プロボクシング界などでも「手売り」と呼ばれる、いわゆる選手自身が応援するファンらにチケットを売り、それがファイトマネーになるというシステムがある。

 このシステムの是非はともかく、SNSが盛んになるにつれ、直前キャンセルをされてしまった選手たちが新たにチケットを買ってくれるファンを求めてSNS上で発信することが増え、これまでにもあったであろう「直前キャンセル」が大きく注目を集めることとなっている。

 この直前キャンセルは格闘技界だけではなく、演劇界や音楽界でも問題になっている。演劇界では「当日清算」というシステムがはやりだしてからこの問題が目立つようになり、劇団側が頭を悩まされている。もっともこれはシステムの問題ではなく、モラルの問題。今回の石川氏の異例のお願いにより、少しでも直前キャンセルがなくなればいいのだが…。

東京2020大会の観戦チケット、セカンドチャンスは8月8日から

2019.07.30 Vol.Web original

「東京2020オリンピック観戦チケット第一次抽選販売の追加抽選販売」に関する記者会見が30日、都内で行われ、追加抽選の枚数やスケジュールが発表された。

 第一次抽選販売では、ID登録約750万人に対し、購入チケット総数が322万枚。このなかで、申し込みを行ったが1枚も当たらなかった応募者に対し、追加の抽選発売を8月に実施する予定。枚数は68万枚を予定している。

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