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「女子」たちの内情にアプローチする2作品 別冊「根本宗子」 第8号

2020.01.13 Vol.726

別冊「根本宗子」 第8号『THE MODERN PLAY FOR GIRLS 女の子のための現代演劇』

 昨年12月に新国立劇場で自らが主宰する劇団、月刊「根本宗子」の本公演を行っていた根本宗子の2020年が1月末から早くも始まる。

 別冊「根本宗子」は月刊「根本宗子」の派生ユニットでこれまで本公演とは一味違う実験的な試みを多く行ってきた。

 今回は「女子」たちの内情にアプローチする2作品を公演期間中の前半と後半に分けて上演する。
 1月22日から26日までは「Whose playing that “ballerina”? そのバレリーナの公演はあの子のものじゃないのです。(English ver.) 」を上演。この作品は2016年6月初演、2018年1月にオリジナルキャストで再演。月刊公演での上演スタイルとは異なるコンテンポラリーなアプローチで、日本の女の子たちの幼少から大人になるまでの友情や葛藤を描いたもので、今回は全編英語(日本語字幕あり)で上演する。

 1月29日から2月2日までは新作の『超、Maria』を上演。こちらは根本と姉妹の音楽ユニット「チャラン・ポ・ランタン」のボーカルももの2人による「二人芝居」。チャラン・ポ・ランタンの小春とカンカンバルカン楽団による生演奏とともに「赦し」をテーマに描く「現代女子のためのバイブル演劇」となっている。

 この2作品は。女の子たちから絶大な人気を誇るニットブランド『縷縷夢兎』を主宰するアーティスト・東佳苗のガーリィな舞台装飾の中、同一セットで上演される。

みんなで一緒に踊って笑う!チャラン・ポ・ランタン

2018.01.08 Vol.702

 大人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』のオープニング曲「進め、たまに逃げても」で唯一無二の音楽性とその存在感を広くに知らしめた姉妹ユニット、チャラン・ポ・ランタンが2018年をキックオフ。昨年11月から行っているユニット地上最多公演数のツアー「チャラン・ポ・ランタンと愉快なカンカンバルカン ツアー2017-18″ニュー・ヴィンテージ・ショウ”」の東京公演が14日に迫ってきた。

 ツアーは、最新フルアルバム『ミラージュ・コラージュ』を携えて行われているもの。アルバムはチャラン・ポ・ランタンらしいといえる、バラエティーに富んだ作品になっている。

 音源のクオリティーは言うまでもないが、彼女たちのすばらしさはライブにある。楽しさやかわいらしさ、そして格好良さが満載のステージは魔法そのもので、小さな子供、年配の方にもアピールする。それゆえに、ライブのたびにファンやチャラン・ポ・ランタン中毒といってもよさそうな人たちを増やしているといってもあながち間違いではない。

 いよいよ、東京での待ちわびていたファンの前でパフォーマンスする。今年のライブ初めがまだの方、1本目にチャラン・ポ・ランタンをお勧めしたい。

【日時】1月14日(日)16時45分開場/17時30分開演
【会場】Zepp DiverCity TOKYO(台場・東京テレポート)
【料金】オールスタンディング4200円(税込)
【問い合わせ】HOT STUFF PROMOTION(03-5720-9999)

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