THE RAMPAGE のパフォーマーとして活躍する一方で、DJ Sho-heyとして、TikTokerとして、日々バズることについて思いを巡らせている浦川翔平が、BUZZの中心に乗り込んだりBUZZの兆しを探ったりしながらBUZZのワケを探る連載「BUZZらないとイヤー!」。今回のテーマは世界バレー。そして自ら作り出したBUZZといっても過言ではない、ツナグポーズについて聞きました。そして「ツナゲキズナ」についても少し。
TOKYO HEADLINE(以下、TH)浦川さん、盛り上がってきましたよ、というか盛り上がっちゃってますよ、世界バレー。ご覧になりましたか? ブラジル戦!
浦川翔平(以下、浦川):とてもハラハラする場面もありましたけど、日本のチーム力、そして古賀紗理那選手の分もツナグ思いというのが強く感じられました!スパイクやサーブが決まる場面も多くて、近年稀に見ぬ歴史的な戦いを目の当たりにしたと思います!
TH:ブラジル戦に限らずですが、浦川さん…といいますか、THE RAMPAGEは毎試合観戦しては盛り上がってますよね、もれなく。
浦川:リハーサルや仕事の合間にメンバーと一緒に観戦するとき、(武知)海青がルールやプレーの解説をしてくれるんですよ。海青はどんなスポーツでもルールを知ったうえで見るのでめっちゃ詳しいんです。このラインを超えたらどうなるとか、今のはネットにタッチしたからこっちの点数だとか、バックアタックはこのラインから出ると打てないから後ろから飛んでるんだよとか、そういうところも。すごくわかりやすいんです。だから、試合を見るほどにこっちも詳しくなってますね。スポーツはルールが分かってみると面白さが違いますね! それにバレーボールって体育の授業だったり休み時間にやったりするじゃないですか。それだけに選手たちがどれだけすごいのか自分の体で分かるというのも大きいですよね。
TH:これまでの試合のなかで印象に残っているプレーはありますか?
浦川:チェコ戦だったかな、均衡しているところで古賀選手がサーブでポイント取ったんですよ。そこから連続してポイントをとってセットを取った。最後の方にベテランの島村春世選手がブロード、 4連続ポイント! 相手もついてこれてなかったし、それがすごいカッコよかったですね。攻撃のやり方がすごく多彩です。今までバレーボールって強打で決めるイメージがあったんですけど、フェイントだとか緩急があるんだって。いろんな決め方を見られて面白いですね。
TH:注目している選手はいますか?
浦川:やっぱり、点取り屋さんの2人、井上愛里沙選手と古賀選手ですね。アウトサイドヒッターの2人にはめっちゃ乗ってほしい。古賀選手は右足首が心配ですけど。
TH:海外の選手、例えば日本代表が対戦してきた相手チームに気になる選手はいますか?
浦川:ヤバいと思ったのは、やっぱり中国。リ・エイエイ選手ですね。アタッカーなんですけど、あの人を乗せちゃったらもうダメ。角度もエグいし、めっちゃ周りを見てますし。パワーもヤバいし、打ち落とす高さもヤバい。あそこを崩せないとやっぱり優勝できないなって。敵ではありますけど、めっちゃ点入るんで、見ててめっちゃ気持ちいいです。
TH:日本も中国も、2次ラウンドに進みましたから……
浦川:2次に進めたことで気持ちも変わってくると思うんですよね。中国には1次ラウンドでは負けましたけど、これまで勝った試合もある。今回の負けを取り返すみたいな。うん、なんかそっちの方がドラマがあるな、みたいな。ストレートで勝ちすぎても日本強すぎじゃんって……そっちのほうが面白いかなって……見てる方としてはちょっとそんなことを思っちゃいますよね(笑)。
TH:話を振っておいてなんですが、こんなに熱くなってるとはちょっと想定外。
浦川:日本を代表して戦っている、それだけで熱中しちゃうんです。以前からずっとそうで、寮にいたころもそうだったし、ホテルで柔道の試合を見てたら盛り上がっちゃって、うるさいと言われたことも。