英国・テート美術館のコレクションより「光」をテーマに約120点を厳選。18 世紀末から現代までの約200年間におよぶ、代表的作家たちの多様な作品が集結する注目の展覧会。
会場には「光の画家」と呼ばれるジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーや風景画の名手ジョン・コンスタブルといった英国近代美術史を彩る重要な画家たちの創作、クロード・モネをはじめとする印象派の画家たちによる光の描写の追求、モホイ=ナジ・ラースローの映像作品やバウハウスの写真家たちによる光を使った実験の成果、さらにブリジット・ライリー、ジェームズ・タレル、オラファー・エリアソン等の現代アーティストによってもたらされる視覚体験にまで目を向ける。
異なる時代、異なる地域で制作された絵画、写真、彫刻、素描、キネティック・アート、インスタレーション、さらに映像等の多様な作品を一堂に集め、各テーマの中で展示作品が相互に呼応するようなこれまでにない会場構成を行っているのも見どころ。さまざまなアーティストたちがどのように光の特性とその輝きに魅了されたのか、たどっていくことができる。