DDTプロレスが1月5日、東京・新宿FACEで「Sweet Dreams!2024 TOUR in SHINJUKU」を開催した。HARASHIMA、大鷲透、平田一喜のディザスターボックス(DB)が、その活動にいったん区切りをつけ休止となった。
2006年に結成されたDBはDDT内では歴史あるユニットで、これまでも活動休止、再始動を繰り返してきた。元ノーチラスの上野勇希、吉村直巳が抜け、今の3人体制になったが、今回それぞれの道を進むため、休止することになった。当初、大鷲が解散と発表したが、その後、休止に訂正された。
「DBファイナルマッチ」の試合形式は、この3人による3WAYマッチ。大鷲は最後だからと普通に試合をしたいのだが、平田はいつも通り、楽しくやりたい様子。HARASHIMAと大鷲が激しいチョップ合戦。HARASHIMAの鋭いミドルキックを大鷲があえて受け止める。平田もストロングスタイルでぶつかっていく。HARASHIMAが大鷲にファルコンアローと熱い戦いが続き、3者ともダウン。
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5カ月ぶり復帰の大鷲透がディザスターボックスの発展的解散を宣言。アイアンマン王座は大鷲が奪取もクリスマスツリーに即、移動【DDT】
DDTプロレスが12月24日、東京・後楽園ホールで「D王 GRAND PRIX 2023 in Korakuen Hall」を開催した。首の故障のため、5カ月ぶりに復帰した大鷲透がディザスターボックス(DB)の発展的解散を宣言。大鷲はアイアンマン王座を奪取するも、クリスマスツリーに奪われてしまった。
大鷲の復帰戦は「アイアンマンヘビーメタル級選手権時間差入場バトルロイヤル」で、大鷲のほか、グレート・コジ(王者)、平田一喜、彰人、須見和馬、高木三四郎、ポイズン澤田JULIE(公募枠X)が参加。澤田の呪文で彰人、須見、平田、高木が次々にオーバー・ザ・トップロープで失格。トップロープに乗ったコジは、澤田の呪文にかかり、鎖カマで自身の頭を殴打。すかさず澤田がキャトルミューティレーションでギブアップを奪い王座移動。間髪入れず大鷲が澤田を丸め込んで3カウントを奪って、復帰戦を白星で飾りベルトも手にした。
吉村直巳が故障から完全復活。兄貴分HARASHIMAとのコンビでKO-Dタッグ王座を奪取し無差別級王者・竹下幸之介にも宣戦布告【DDT】
DDTプロレスが10月12日、東京・後楽園ホールで「Get Alive 2021」を開催。メインイベントではディザスターボックス(DB)のHARASHIMA、吉村直巳組が、KO-Dタッグ王者でサウナカミーナの竹下幸之介、勝俣瞬馬組を破って同王座を奪取した。
吉村は昨年、上野勇希とのノーチラスで同王座に君臨して獅子奮迅の活躍を見せた。だが、同10月に王座から陥落すると、首と腰の負傷のため、同11月から長期欠場。5月9日の後楽園大会で復帰を果たしていた。そして今回、満を持して、同じユニットの兄貴分HARASHIMAとのタッグで王座に挑んだ。
試合は一進一退の攻防となったが、サウナカミーナが必殺の合体技MADMAXを吉村に決めて勝負あったかと思われたが、吉村は自力でキックアウト。すかさず勝俣がファイアーバードスプラッシュを見舞ったが、HARASHIMAがカット。蘇生した吉村は竹下にバックドロックをたたき込むと、HARASHIMAが蒼魔刀を繰り出して竹下の動きを止めた。最後は吉村が勝俣にラリアットから豪快な投げ捨てパワーボムを投下し、3カウントを奪取した。
9・4名古屋で負け残り8人タッグトーナメントを開催。最下位ユニットは解散【DDT】
KO-Dタッグ&6人タッグ王座も返上となる過酷ルールに
DDTプロレスが8月23日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開き、9月4日に名古屋国際会議場イベントホールで開催するビッグマッチで、過酷ルールの「DRAMTIC SURVIVER~負け残り8人タッグトーナメント」を行うことを発表した。
出場するのはディザスターボックスのHARASHIMA、大鷲透、吉村直巳、平田一喜組、ダムネーションの佐々木大輔、遠藤哲哉、高尾蒼馬、火野裕士組、準烈の秋山準、岡田佑介、渡瀬瑞基、岡谷英樹組、サウナカミーナの竹下幸之介、勝俣瞬馬、上野勇希、MAO組の4チーム。1回戦で負けたチーム同士で最下位決定戦を行い、敗者のユニットは解散。解散するユニットでKO-Dタッグ、KO-D6人タッグ王座を保持していた場合、返上となる極めて厳しいルールが採用される。
会見には各ユニットのリーダーであるHARASHIMA、佐々木、大石真翔(準烈、負傷欠場中)、勝俣が出席し、公開での組み合わせ抽選の結果、1回戦はディザスターvsダムネーション、準烈vsサウナカミーナに決まった。
トーナメント開催の経緯について、CyberFightの高木三四郎社長は「プロレス界にとって、一番の敵はマンネリ。ユニット同士の戦いがあって、やっていくなかでどうしても決まったユニット同士が戦ったり、そういうものが生じてしまうことがあったので。今一つ緊張感をもった戦いを展開していったほうがいいんじゃないかと。このような形で初の試み。ドラマチックに生き残りをかけた戦いをそれぞれのユニットでやっていただきたいと思います」と説明。