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吉沢亮「……ひとりで来たい」ゴッホと北斎&モネと広重に没入

2024.07.08 Vol.Web Original

 

 俳優の吉沢亮が7月8日、都内で行われた展覧会『Immersive Museum TOKYO vol.3 印象派と浮世絵 ~ゴッホと北斎、モネと広重~』(7月10日開幕)の発表会に登壇した。

 印象派・ポスト印象派で知られるゴッホやモネに、浮世絵作家である葛飾北斎や歌川広重らの作品が与えた影響に迫るコンテンツ。

 同展のアンバサダーを務める吉沢は一足先に展示を見たそうで「圧倒されました。絵画を体感すると言いますか、経験したことのない圧というかパワーがすごくて、最高に楽しい時間でした」

 なかでも、クライマックスのゴッホと北斎の演出が印象的だったとし、「ゴッホと北斎の絵が両サイドにガーンと出る演出はカッコよすぎたし、音楽も相まって……和の音楽と洋の音楽が混ざってるみたいな。音とともに映像がぐるぐる回ったりしながら2つが対比されてるのが本当に素晴らしくて、皆さんにも見ていただきたい」と推した。

8月末閉館のチームラボボーダレスが移転先発表 23年に「虎ノ門・麻布台プロジェクト」にオープン

2022.08.24 Vol.Web Original

 831日で閉館する東京・お台場の「森ビル デジタルアート ミュージアム: チームラボボーダレス」 (以下、チームラボボーダレス)が、23年に竣工・開業予定の「虎ノ門・麻布台プロジェクトに移転オープンすることを発表した。新しいミュージアムでは、チームラボボーダレスのコンセプトである「境界のない1つの世界の中で、さまよい、探索し、発見する」をさらに進化させて、来場者を新しい体験に導くという。

 発表とともに、新しいミュージアムのティザーサイトも公開されている。

 チームラボボーダレスは、境界のないアート群による「地図のないミュージアム」として、186月に東京・お台場にオープンすると、初年度の年間来館者数は単独のアーティストのミュージアム として世界最多規模となる約230万人を記録。2019年の来館者数は、単一アート・グループとして、世界で最も来館者が多い美術館として世界記録に認定された。

 また、米国のニュース雑誌『TIME』で「世界で最も素晴らしい場所 2019年度版」に選出されたほか、第25回ティア・ アワードにて、「優秀功績賞」を受賞するなど、国内外で権威ある賞を多数受賞している。

 2019年には、上海に「teamLab Borderless Shanghai」がオープン。今後は、ドイツのハンブルクやサウジアラビアのジッダもオープン予定。 

 

原宿で絶滅した動物やその危機にある動物を捕まえる! チームラボがGalaxyと新しい学びのプロジェクト

2022.03.31 Vol.Web Original


 アート集団「チームラボ」の新しい展覧会「Galaxy & チームラボ:捕まえて集める神秘の森」が4月1日に原宿のGalaxy Harajukuでスタートする。

 チームラボとモバイル製品の世界的リーディングブランド「Galaxy」のコラボレーション企画。来場者は、館内に登場した神秘の森に「Galaxy」のスマホ端末を手に入り、目の前に広がるデジタルの森で思うままに動き回っている動物たちをスマホを使って捕まえたり、観察したり、そしてまた森へと返したりしながら、自分のコレクション図鑑を作っていくというものだ。動物は、絶滅に瀕している動物やすでに絶滅してしまった動物で、チームラボの猪子寿之代表によれば、種類は「ものすごくたくさん」だという。

 捕まえ方は簡単で、神秘の森の中で飛んだり、歩いたり、這ったりしている動物たちに「観察の矢」を当てたり、自分の足元に「観察の網」を張って動物たちを追い込んで捕獲する。すると捕まえた動物たちがそこから消えてスマホの中に入り、名前など情報がスマホの画面に表示される。またアプリのカメラで覗いている場所にむけてスワイプすると捕まえた動物たちを放すことができる。動物たちは解放してもスマホのコレクション図鑑に残る。また、何度も同じ種類の動物を捕獲すると、最初の時は動物の体の特長だった情報が、次にはその動物と人間との関わり、さらに次には環境との関わりといった具合に情報が増えていく。

偕楽園でアートな夜歩き「チームラボ 偕楽園 光の祭」が開幕

2022.02.04 Vol.Web Original
“自立しつつも呼応する生命と呼応する大杉森 / Autonomous Resonating Life and Resonating Giant Cedar Forest

 水戸の偕楽園の夜を彩る「チームラボ 偕楽園 光の祭」が始まり、注目を集めている。さまざまなインタラクティブなデジタルアートで国内外から注目を集め続けているアート集団のチームラボが、夜の偕楽園を会場に行う“展覧会”で、今年で2回目の開催。来場者は、いつもとは違う夜の偕楽園を楽しんでいる。

 庭園内には、大きな卵のような「光のovoid」と林がカラフルに光り輝く「自立しつつも呼応する生命と呼応する大杉森」をはじめ、笛の音が響く竹林を人や動物などが列を作って歩いていく「Walk,Walk,Walk – 孟宗竹林 」、人の動きによって1500本の梅の木が光り輝く「生命は連続する光 – 梅林」、樹齢800年と言われる巨木に花が咲いては散っていく「増殖する生命の巨木 – 太郎杉」、人が立ち止まると光の色を変える「呼応する松とつつじ」といった作品が点在。それを、闇の中をゆっくりと歩きながら巡る。作品のすごさはもちろんだが、夜の闇とカラフルでインタラクティブな光の組み合わせのギャップもまた本展の楽しみどころだ。

 

「光のovoid」に触れたり、揺らしたりすると森がカラフルに。近くには消毒用アルコールも置いてあった

 

 作品それぞれが、美しさや楽しさ、ワクワクとドキドキを感じさせてくれたり、おとぎ話の中に取り込まれたような気持ちにもさせてくれる。もっとも好奇心を刺激する作品のひとつが新作の「我々の中にある火花」。林のなかで小さな赤い光が静かに光を放っているのだが、近づいて見てみると、それぞれの光がほわっとした球体になっていて、中心から細かい光が広がっている。

 

“我々の中にある火花 / Solidified Sparks
“我々の中にある火花 / Solidified Sparks。複数の赤い光が林のなかにぶら下がるように展示されていて、一つひとつが静かに火花を放っている

 静かな線香花火といったところだろうか。さらにこの作品は不思議で、作品の中へと手を差し入れてみても光がさえぎられたり、影を作るでもないというところ。すっと入ったままなのだ。サイズという観点からは他の作品と比べるとコンパクトだが、タイトルも相まって、鑑賞者のなかにエンドレスに広がり、その感情が灯り続けるような感覚だ。

 

「増殖する生命の巨木 – 太郎杉」季節の花が咲き乱れる

 

 偕楽園を美術館とするなら、庭園内の松や梅の木、杉の大木や竹林がキャンバスになっているイメージ。作品を見ていくことで園内をほぼ一周する。“展示”されているエリアの雰囲気や空気感が変化するのも面白い。

 チームラボは「自然そのものが自然のままアートになる」というアートプロジェクト「Digitaized Nature」を行っている。

 偕楽園は、金沢の兼六園、岡山の後楽園にならぶ日本三名園のひとつで、今年開園から180年を迎える。梅の名所としてしられ、庭園には約100品種、3000本の梅が植えられており、早咲き、中咲き、遅咲きと長期間に渡って梅の花が楽しめる。今年もまもなく観梅期間に入る。

 「チームラボ 偕楽園 光の祭」は3月31日まで。18時~20時30分。最終入場は20時。入場料は大人1800円、中・高校生800円。小学生以下は無料。

池袋西口公園に世界遺産現る⁉ 豊島区で参加者を巻き込むデジタルアートイベント開催中

2022.01.28 Vol.Web Original

 豊島区と一般社団法人アート東京が取り組むアート・カルチャー交流『池袋デジタルアートパーク』が豊島区の各所で開催中。区民はもちろん、池袋周辺で生活する人たちを楽しませている。

 28日、池袋西口公園のグローバルリングシアターに、バーチャル世界遺産の二条城「唐門」が出現。専用のQRコードをスマホなどで読み取ってカメラ越しにグローバルリングシアターを見回すと、3DCG化された「唐門」が登場するというものだ。


イメージ画像(一般社団法人アート東京のプレスリリースより

門の奥はグローバルリングのステージ。全部入れるにはもう少し距離が必要なよう……

“手のひらサイズの美術館“が楽しめる美術鑑賞アプリが登場

2020.09.15 Vol.Web original

 世界最大級20万点の絵画が楽しめるインタラクティブ美術鑑賞アプリ「PINTOR(ピントル)」が登場。手のひらで世界中の絵画が楽しめるほか、感想をシェアできる機能もあり、アートの新しい楽しみ方が広がりそうだ。

 PINTORは世界の主要な美術館に展示される約20万点の作品を鑑賞できる美術鑑賞アプリで、作品検索機能のほか、作品を自宅の壁などに映し出して楽しむAR機能、自分の感想をシェアしたり他者の感想を閲覧できるレビュー機能、自分の好きな作品をフォルダ化できるコレクション機能などを備え、自宅やスマートフォン上で気軽にアートが楽しめる。

電子音楽とデジタルアートの祭典「MUTEK.JP 2019」

2019.12.11 Vol.725

 最新テクノロジーを駆使した電子音楽とデジタルアートが集結するフェスティバル「MUTEK.JP(ミューテックジェーピー)」がいよいよ開幕する。ヒカリエホールをはじめ、、LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)、LIQUIDROOMなど、これからも新しいカルチャームーブメントを生み出す街として存在感を国内外に示すことになる渋谷の各所で、テクノロジーを駆使したオーディオビジュアルライブパフォーマンス、カンファレンス、ワークショップ、エキシビジョンなどが展開される。

 真鍋大度と京都大学の神谷之康研究室による、音を聞くことで変化する視覚野、連合野の脳活動データを利用したオーディオビジュアルインスタレーションなどコラボワークも豊富。エクスペリメンタルコンポーザーのTim Heckerと雅楽ミュージシャンのthe Konoyo Ensembleなど音楽ライブに関してもさまざまなスタイルで行われる。

 真鍋大度が率いるRhizomatiks Research、振付家でダンサーのMIKIKOが率いるダンスカンパニーELEVENPLAY、米メディアアーティストのカイル・マクドナルドのコラボレーションによるダンスパフォーマンスも見逃せない。

 Perfumeを筆頭に、デジタルと音楽ライブを融合させた演出は常に注目を集めている。その先頭を走るパフォーマンスを自分の目で確かめて!

池袋西口に新ランドマーク「GLOBAL RING」登場!  

2019.11.26 Vol.Web Original

 池袋西口公園の新ランドマーク「GLOBAL RING(グローバルリング)」の完成披露ライトニングセレモニーが25日、池袋西口公園で行われた。

 セレモニーでは、季節や時間帯、その日の気候によって変化する時報コンテンツ「BLUE PARCLOCK」と、季節ごとのデジタルアートコンテンツ「GLOBAL MUSEUM」が披露され、雨模様にも関わらず、多くの人が足を止め、スマートフォンを構えていた。

電子音楽とデジタルアートの祭典「MUTEK.JP」12月開催!会場は渋谷の新名所

2019.08.30 Vol.Web Original

 電子音楽とデジタルアートの祭典「MUTEK.JP(ミューテック・ジェーピー)」が12月11~15日に開催される。10月オープンのLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)など渋谷の新しいランドマークを会場に、ライブやカンファレンスなどさまざまなプログラムが展開される。

デジタルアートと電子音楽の祭典「MUTEK.JP 2018」で最先端の刺激をあびる

2018.10.29 Vol.Web Original

 カナダ・モントリオール発の世界最先端のデジタルアートと電子音楽の祭典の日本版「MUTEK.JP 2018」が11月1~4日の4日間(1日はオープニングイベント)、お台場の日本科学未来館を中心に、渋谷のWWWとWWWX、そして代官山のUNITの全4会場で開催される。

 3回目の開催となる今年は「BLOCK UNIVERSE」がテーマ。時空間はブロック宇宙論の法則に従って「未来・現在・過去」を同時に内包しているという考えのもと、その場の空間でしか体験できない時間の概念を超える、さまざまなライブコンテンツを提供する。

 どの日程も、最新のテクノロジーを駆使して表現する新進気鋭のオーディオ&ビジュアルアーティストが出演する。

 コーネリアス、ジェフ・ミルズとマイク・バンクスによるプロジェクトX-102、真鍋大度と堀井哲史によるオーディオビジュアルパフォーマンス、レディオヘッドのトム・ヨークの専属ビジュアルアーティストのTarik BarriとPaul Jebanasam、Laurel Haloと初音ミクのコラボレーションなど、世界20カ国より総勢70組以上のアーティストが一堂に集結する。

ゴッホがまばたき! 名画の世界が動き出す、話題の“デジタルアート”とは?/8月28日(月)の東京イベント

2017.08.28 Vol.Web Original

 最新のデジタルメディア技術を使い、名画を“動くアート”として鑑賞する新たなスタイルのアート展『親愛なる友フィンセント・ファン・ゴッホ デジタルアート展』が現在、青山で開催中。
 
 同展では、フィンセント・ファン・ゴッホの絵画900点以上をデジタル映像で投影。そのうち約80作品にデジタル加工を施し、動くアートとして上映する。

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