SearchSearch

上半期のダート王決定戦「帝王賞」は藤岡佑介騎乗のキングズソードがV【TCK】

2024.06.26 Vol.Web Original

 ナイター競馬「トゥインクルレース」が開催中の東京シティ競馬(TCK)で6月26日、上半期のダート王決定戦ともいえる「帝王賞」(ダート2000メートル)が開催された。レースは藤岡佑介騎乗の3番人気キングズソード(栗東・寺島良)が優勝した。

 キングズソードは昨年11月にTCKで行われたJBCクラシックに続くJpnI制覇となった。

 レースは2番のライトウォーリアがハナを切ると外から10番のバーデンヴァイラー、12番のキングズソードがその外につける。ノットゥルノは馬群の中、その外に1番人気の8番ウィルソンテソーロ。前団は固まったまま、1コーナーに。ライトウォーリアが先頭をキープし、向こう正面はバーデンヴァイラー、キングズソードの隊列。混戦のまま3コーナーから4コーナーを回る。直線に入ると外からキングズソードが先頭に。それを追うウィルソンテソーロだがなかなか差は縮まらず、キングズソードが勝利。道中は後方を追走していたディクテオンが大外から差し切って3着に入った。

 勝利ジョッキーの藤岡は「新馬戦以来の騎乗だったんですが、ものすごく首が太くなっていて、ダートの馬らしくなりましたねと厩務員さんと話していました。(作戦は)先行したいというのは先生とも一致していて、モレイラジョッキーで勝った時の競馬をイメージしながら、できれば3番手、あわよくば2番手までというイメージだったので、正面も2番手まで行きたくて仕掛けたんですが内も引かなかったので、その流れで1コーナーに行った。(道中のペースは)相当遅いなと思いながら行ってましたけど、大井ですし、後ろもまくってくる気配はなかった。向こう正面でも息は入っていましたし、遅い分、待たないでスパートしようと考えながら乗っていました。4コーナーで左後ろを確認した時にウィルソンテソーロが見えていたので、そのまま突き放すような反応でしたし、後は止まらないで行ってくれ、という感じでした」とレースを振り返った。

 そして「馬自体も成長していますし、ダートのチャンピオンホースらしい馬ですし、今日もすごく強い競馬だったと思うのでまだまだ活躍してくれると思います」とキングズソードのさらなる飛躍を期待。

 最後は「今日はたくさんいい馬がいる中、またいいジョッキーが乗っている中で、僕の馬券を買って当たった方はおめでとうございます。いいレースができてよかったです。これからもキングスソードはまだまだ活躍してくれると思いますし、僕自身も頑張りたいと思います」と締めくくった。

「3歳ダート三冠競走」2冠目の「東京ダービー」でラムジェットが優勝。鞍上の三浦「もっともっと上に行ける馬」

2024.06.05 Vol.Web Original

 東京シティ競馬(TCK)のトゥインクルレースで行われた「東京ダービー」(JpnⅠ・大井2000m)で三浦皇成騎乗のラムジェット(牡3、栗東・佐々木晶)が1番人気に応え勝利を収めた。

 レースは7番のアンモシエラが先行すると10番のサトノエピックが続く。後方からの競馬が予想されていたラムジェットだったが3番手につけて、人気上位のJRA勢がレースを引っ張る展開に。向こう正面でもこの隊列は変わらず。手応え抜群のまま直線に入ったアンモシエラに対し、4コーナーで一瞬置かれたラムジェットだったが、三浦が気合をつけるとすぐに伸び返す。直線に入って3頭が並ぶがラムジェットは一気に突き放すと、その差は広がるばかり。直線半ばで道中2番手だったサトノエピックがアンモシエラをかわし2着。アンモシエラは3着に粘り、JRAの3頭が上位を独占した。

 三浦はレース後のインタビューで「コンビを組ませてもらい、海外を含めいろいろな話が上がったなかで、この馬が出るレースすべてで結果を残さないといけないという緊張感の中、ずっとコンビを組ませてもらって、毎回毎回、皆さんを驚かせるような勝ち方をしてくれている。まだまだ乗っている僕としては成長力しか感じない、これから楽しみな馬だと思っている。まずは今日、こういう形で大きいレースを勝たせていただき感謝している」と語った。

 馬の状態については「毎回、環境の変化であったり、課題がある中でそれでも結果を出してくれると信じて乗っている。ここに向けて、牧場スタッフはじめ、厩舎の方々がいい状態で持ってきてくれて、重要なアンカーとしてのバトンだったので、まずは1着でゴールを駆け抜けることができてほっとしています」と陣営に感謝の言葉。

TCKイメージキャラクター中村アンの「東京ダービー」注目馬はアンモシエラ

2024.06.05 Vol.Web Original

 ナイター競馬「トゥインクルレース」が開催中の東京シティ競馬(TCK)で6月5日、今年のイメージキャラクターを務める女優の中村アンがトークショーを行った。

 2024年は日本のダート競馬にとっては大きな改革の年。これまでJRAと地方競馬は歩調を合わせダート競馬の体系整備を進めてきたのだが、今年は新たな「3歳ダート三冠競走」がTCKを舞台に開催されることになった。この新たな3冠レースを念頭にTCKの今年のコミュニケーションテーマは「平日に、三冠を。Dirt Dream.TCK」というものに。イメージキャラクターには中村、高橋一生、高橋文哉の3人が就任している。

6月5日に「東京ダービー」開催の東京シティ競馬がスタンド4階の指定席エリアをリニューアル。4~12名で利用できる半個室タイプのグループ席を増設

2024.06.04 Vol.Web Original

 ナイター競馬「トゥインクルレース」が開催中の東京シティ競馬(TCK)がL-WINGスタンド4階の指定席エリアの全席を半個室タイプのグループ席に改修し、6月3日にリニューアルオープンした。

 定員4名から定員12名まで6種類の席を用意し、人数によって使い分けができる使い勝手のいい設定となっている。

 最も多いウイングボックスRは定員6名で20室を用意、こちらは通常料金が1万円で、6人で使えば一人約1700円のお値段。1室だけ設けられた定員4名のウイングボックスSは6000円で、こちらは一人1500円の計算となる。このボックス席はL-WINGスタンドの前列で、直線の攻防を間近で見られる特等席といったところ。

 その後ろには大人数での利用に適したウイングルームを設置。こちらは定員7名のウイングルームAが13室(通常料金1万4000円)、定員8名のBが2室(同1万6000円)、定員11名のCが4室(同2万2000円)、定員12名のEXが1室(同2万4000円)用意されている。こちらは一人あたり2000円の計算となるのだが、その代わりと言っては何だが各室にモニターを設置。レースやパドックの様子が映されているので本格的に馬券予想を楽しむのならこちらがお勧めだ。

TCKイメージキャラクターの新木優子 応援していたミックファイアが三冠達成。大「御神本コール」に感動

2023.07.13 Vol.Web Original

 ナイター競馬「トゥインクルレース」が開催中の東京シティ競馬(TCK)で7月12日、今年のイメージキャラクターを務める女優の新木優子がトークショーを行った。そしてレース後にはプレゼンターとして優勝騎手の御神本訓史らに花束を贈呈した。

 この日は南関東3歳クラシックの最終関門「ジャパンダートダービー」(ダート2000メートル)が開催された。レースにはJRAからもトップクラスの3歳馬が出走し、全11頭で行われた。

 無敗の南関東3冠を目指すミックファイア(大井・渡邉和)が断然の1番人気、JRAのユティタム(栗東・須貝尚)、ミトノオー(美浦・牧光二)がそれに続いた。

ミックファイアがジャパンダートダービー制覇。史上2頭目の無敗での南関東クラシック三冠達成

2023.07.13 Vol.Web Original

 ナイター競馬「トゥインクルレース」が開催中の東京シティ競馬(TCK)で7月12日、南関東3歳クラシックの最終関門「ジャパンダートダービー」(ダート2000メートル)が開催された。レースは無敗の南関東3冠を目指していたミックファイア(大井・渡邉和)が勝利を収め、史上2頭目となる無敗での南関東クラシック三冠を達成した。

 レースは武豊騎乗のミトノオー(美浦・牧光二)が好スタートからハナを切る。ミックファイアは道中は6番手を追走。3コーナーからミトノオーが徐々に後続との差を広げ5馬身ほどのリードで直線に。このままミトノオーの逃げ切りかと思われたが、5番のユティタム(栗東・須貝尚)と一緒にミックファイアがジリジリと追い上げる。ユティタムは脱落するもミックファイヤーはなおも追い上げ、ついにミトノオーをとらえると、さらに2馬身1/2突き放しての完勝で無敗の三冠を達成した。道中7番手から猛追したキリンジ(栗東・佐々木晶)が最後、ミトノオーをクビ差かわして2着。レースを引っ張ったミトノオーは3着に終わった。

 ミックファイアは羽田盃、東京ダービーに続き南関東三冠を達成した。無敗での三冠は2001年のトーシンブリザードに続く史上2頭目の快挙となった。

福士蒼汰 注目していたクラウンプライドが2着も馬券はハズレ。史上初の帝王賞連覇の瞬間に立ち会い興奮

2023.06.28 Vol.Web Original

 ナイター競馬「トゥインクルレース」が開催中の東京シティ競馬(TCK)で6月28日、今年のイメージキャラクターを務める俳優の福士蒼汰がトークショーを行った。そしてレース後にはプレゼンターとして優勝騎手の浜中俊らに花束を贈呈した。

 TCKの今年のコミュニケーションテーマは「光よ、駆けろ。TWINKLE RACE」というもので、福士は同じくイメージキャラクターを務める女優の新木優子とともに、リアル、オンラインどちらでも楽しめる平日夜のエンターテインメント「トゥインクルレース」の魅力を発信している。

 この日は上半期のダート王決定戦ともいえる「帝王賞」(ダート2000メートル)が開催された。レースは2番人気のメイショウハリオが昨年に続き優勝。史上初の連覇を成し遂げた。

メイショウハリオが史上初の帝王賞2連覇。鞍上の浜中は「次こそは中央のGⅠ」と意欲

2023.06.28 Vol.Web Original

 ナイター競馬「トゥインクルレース」が開催中の東京シティ競馬(TCK)で6月28日、上半期のダート王決定戦ともいえる「帝王賞」(ダート2000メートル)が開催された。レースは浜中俊が騎乗する2番人気のメイショウハリオが昨年に続き優勝。史上初の連覇を成し遂げた。

 レースは8番のプロミストウォリアが逃げ、9番のライトウォーリアが続く。1番人気の1番テーオーケインズは6番手、メイショウハリオは後方から4番手を追走。メイショウハリオは3コーナーからじわじわとポジションを上げる。直線に入るとプロミストウォリアに12番のハギノアレグリアが襲い掛かり、その外からメイショウハリオ。直線半ばで内からクラウンプライドが抜け出し先頭に立つとテーオーケインズとメイショウハリオが追い込み、クラウンプライドにメイショウハリオが並んだところでゴール。写真判定の末、メイショウハリオがハナ差で勝利を収めた。

Copyrighted Image