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映画『トリノコシティ』の特別上映会が8月23日開催

2018.08.01 Vol.Web Original

『メサイア』シリーズの山口ヒロキ監督作品
『メサイア』シリーズ、『血まみれスケバンチェーンソー』『グシャノビンヅメ』の山口ヒロキ監督による映画『トリノコシティ』の特別上映会が8月23日、東京・渋谷の渋谷ユーロライブで行われる。

 同作は累計再生回数8000万超えの人気ボーカロイドプロデューサー・40mP(よんじゅうめーとるぴー)の同名楽曲を映像化したもの。 原曲に描かれた思春期の少女の孤独な心情描写に山口監督特有のSFテイストを加え、その相乗効果から生み出される 魅力的な物語の映像化に挑む意欲作。

 出演は山崎丹奈、玉城裕規、高崎翔太ら。

 当日は11時、13時30分、15時20分、17時40分、20時の5回上映。11時の回の上映後には山崎丹奈、山地まり、山口ヒロキ監督、企画の岩田雄介氏、15時20分の回の上映後には40mP、山崎丹奈、山口ヒロキ監督、岩田雄介氏による舞台挨拶が予定されている。

人気ボカロ曲『トリノコシティ』を『メサイア』の山口ヒロキが映画化

2017.09.09 Vol.698

人気ボーカロイドプロデューサー・40mPの楽曲『トリノコシティ』が実写映画化されることとなった。監督は映画『メサイア』シリーズ、『血まみれスケバンチェーンソー』の山口ヒロキ。

 原曲は思春期の少女の孤独な心情を描写したもの。発表後は多くの派生型PVを生み出し、2015年には小説が発表されるなど、ボカロの枠を超えた作品として成長し続けている。今回の実写映画化にあたっては原曲の持つ世界観に山口監督特有のSFテイストが加わる。

「実写映画化が発表されたときには大きな反響がありました」というのは山口監督。いわゆる“原作モノ”の映画化は賛否が飛び交うもの。しかし過去の原作実写化系の山口作品は再現度の高さなどで原作ファンからも好意的に受け入れられており、また代表作である『グシャノビンヅメ』『ヲノガワ』は女子高生や少女の微妙な心の揺れを描いたもの。

SF+思春期の少女というのは山口監督の得意分野で、山口作品の世界観と『トリノコシティ』の世界観とは親和性も高いと思われる。また原作の40mPが音楽担当として参加するというのも興味深いところだ。

「映画化の発表の時に立ち上げたティザーサイトではスチール写真しかお見せできていないんですが、撮影は急ピッチで進んでいて、9月中旬にはそこで特報映像などさまざまな情報が公開できると思います。そういった情報は公式ツイッターでご報告します。それに合わせてクラウドファンディングも開始します。リターンはオフショットのブロマイド、キャスト登壇イベント参加権、劇中美術・衣装も全部放出の予定。美術は宮下忠也さん、衣装は伊藤摩美さんなんですが、これは『メサイア』や『血まみれスケバンチェーンソー』と同じスタッフなので、あちらの作品を好きな方にも気に入っていただけるかと思います」とのこと。
続報を待ちたい。

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