RISEが3月12日、都内で会見を開き初の名古屋大会となる「RISE Fire Ball NAGOYA(ライズ ファイヤーボール ナゴヤ)」(5月11日、愛知・ポートメッセなごや 第三展示館)の第1弾カードを発表した。
かねてから名古屋大会の開催をアピールしていたRISEバンタム級王者の大﨑孔稀(OISHI GYM)と前フェザー級王者の門口佳佑(EX ARES)が対戦するという異色の好カードが決まった。この試合はバンタム級で行われ、門口にとっては初めての−55kgでの試合となる。
門口は「55kgの初戦で現王者とやらせていただけるのは光栄。大﨑兄弟の大会みたいになっているが、ただRISEが名古屋でやるというだけ。全部、大阪の僕が飲み込んで僕の大会にしてやろうと思っている」と主役の座を奪い取る意欲を見せた。
大﨑の印象については「強い。以上です」とさらり。「シンプルにキックボクシングは強いとはめちゃくちゃ思う。でも深みがないというか」とリング上以外の大﨑のたたずまいについて言及する場面も。そして「試合もそうだが、試合前、試合中、試合後、すべて門口佳佑の時間にしたいと思っている。名古屋大会を僕が乗っ取る気持ちが大きい。“門口佳佑の大会だったな”と思う大会になると思う」と乗っ取り宣言。