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野杁正明が「必ず5R中にKOする」とKO宣言。タワンチャイはムエタイ王座との2冠王へ意欲【ONE172】

2025.03.22 Vol.Web Original

 ONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量とハイドレーションテストが3月22日、都内で行われ、埼玉・さいたまスーパーアリーナでは公開計量が行われた。

 コメインの「フェザー級(−70.3kg)キックボクシング暫定世界王者決定戦」で対戦するタワンチャイ・PK・センチャイ(タイ/PK Saenchai Muay Thai Gym)は69.62kg、野杁正明(team VASILEUS)は69.96kgでともに規定体重をクリアした。ONE特有の計量システムであるハイドレーションテストによる尿比重についてもタワンチャイが1.0061、野杁が1.0116でともにクリアした。

 公開計量の後に行われたステージ上のインタビューで野杁は「過去最強のタワンチャイ選手と対戦できることにワクワクしている。僕はトレーナーと2人でやってきたことをすべて出して、必ず5R中にKOする」とKO宣言。

 タワンチャイは「これは自分の道のりであり、そしてゴール。なんとしてもベルトを手にし、二つ目のベルトをもう片方の肩にかけ、自分の目標をコンプリートする。野杁正明は日本最強の選手の一人。いったいKOされるのはどちらになるか、明日見てみようじゃないか」とすでに保持しているムエタイ・フェザー級王座との2冠王への意欲を見せ、こちらもKO決着を予告した。

スーパーレックが武尊vsロッタン戦に言及「どっちが相手でも問題ない。いつでも防衛する準備はできている」【ONE172】

2025.03.19 Vol.Web Original

 ONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のメディアデー(囲み取材)が3月19日、都内で行われた。

 昨年の日本大会で武尊(Team Vasileus)を破ったバンタム級ムエタイ&フライ級キックボクシング世界王者のスーパーレック・キアトモー9(タイ/Kiatmoo9 Gym)が今大会のメインで行われる武尊vsロッタン・ジットムアンノン(タイ/Jitmuangnon Gym)の試合について「防衛するにあたり、どっちが相手でも問題ないので、勝ったほうに純粋に“おめでとう”と言いたいし、いつでも防衛する準備はできている」と語った。武尊vsロッタン戦はフライ級キックボクシング次期挑戦者決定戦ともいえる試合で勝者はスーパーレックに挑戦する可能性が高い。

 スーパーレック自身は今大会では「バンタム級(−65.8kg)ムエタイ世界王座統一戦」で暫定王者のナビル・アナン(アルジェリア/タイ/Team Mehdi Zatout)と対戦する。2人は2023年6月に対戦し、スーパーレックが1RでKO勝ちを収めている。

 アナンについては「全体的にい選手。成長がものすごく早いファイター。あとは自分に自信を持っているファイター」と評したうえで「前回の対戦とはそんなに大きな違いは出てこないのではと思っている。ただフライ級からバンタム級に上げての試合になるので、パワーは見えてくるのかなと思う。でも自分もそこには自信があるので、そんなに違いはないんじゃないかと思う」との見解を示した。

 身長差とリーチ差が大きいのだが「不利といわれるが、その不利を覆す準備はしてきた。テクニカルにいくのかアグレッシブにいくのかは相手の動きを見て決める。一番重要なのは自分が試合をリードすること。あとアグレッシブに行くことは大事」と勝利への自信を見せた。

身長差24センチ!昨年、武尊を破ったスーパーレックがナビル・アナンと王座統一戦【ONE】

2025.01.31 Vol.Web Original
 ONE Championshipが1月31日、都内で約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見を開催した。
 
 すでに参戦が発表されていたバンタム級ムエタイ&フライ級キックボクシング世界王者のスーパーレック・キアトモー9(タイ)がナビル・アナン(アルジェリア/タイ)と「バンタム級ムエタイ世界王座統一戦」で対戦することが発表された。
 
 試合はもちろんなのだが、注目を集めるのは2人の身長差。スーパーレックの171センチに対しアナンは195センチと実に24センチの差。フェイスオフではスーパーレックが見上げる形となり、会見場ではどよめきが起こっていた。
 
 スーパーレックは昨年1月のONE日本大会で武尊を相手にフライ級キックボクシング王座を防衛。9月にはバンタム級ムエタイ世界タイトル戦でジョナサン・ハガティーを破り王座を獲得した。アナンは今年1月のバンタム級ムエタイ暫定王座決定戦でニコ・カリロを破り、暫定王座に就いた。2人は2023年6月に対戦し、スーパーレックが1RでKO勝ちを収めている。アナンはその試合がONEデビュー戦でその後は6連勝を飾っている。

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