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橋本聖子会長が古賀稔彦さんの訃報に「素晴らしい選手。後進の指導にも情熱」

2021.03.24 Vol.Web Original

バルセロナで金メダルを獲った瞬間はいまだに忘れられない

 東京2020オリンピック・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長が、この日、訃報が届けられたバルセロナオリンピック、柔道の金メダリストの古賀稔彦さん(享年53歳)との思い出を語った。

 橋本会長はこの日、翌日に控えた聖火リレーに関する会見に臨み、その中で「先ほどその訃報を聞きまして、ちょっと体が震えました。ソウル、バルセロナ、アトランタ、この3大会は古賀さんと一緒に出場させていただいた。特にバルセロナではケガをした状態で金メダルを獲った。あの瞬間はいまだに忘れられませんし、足をひきずりながら選手村のダイニングでお会いした時も、ものすごい強い気持ちで決勝に向かっていかれ、すごい強い人だなと思ったのが印象的だった」とバルセロナ五輪での古賀さんの様子を語った。

 そして「もうひとつは谷本歩実さんが金メダルを取って、古賀さんの胸に飛び込んだシーンはアスリートの誰もが憧れるシーンだったのではないかと思っている。現役から素晴らしい選手だったが、その後の後進の指導に対しても大変情熱を注いでくださっていた姿を見て、こういった方々が次の世代のスポーツ界を引っ張っていただけるのかなと思っていたので残念でなりません。心からご冥福をお祈り差し上げたいと思います」と故人をしのんだ。

 橋本会長は1988年ソウル、1992年バルセロナ、1996年アトランタと3大会連続で自転車競技で五輪に出場していた。

サッカークラブW杯決勝はバルセロナvsリバープレート

2015.12.18 Vol.656

 サッカーのクラブ世界一を争うクラブワールドカップ(W杯)の準決勝バルセロナ(スペイン)vs広州恒大(中国)が17日、神奈川・日産スタジアムで行われ、バルセロナが3-0で勝利を収め決勝(20日、日産スタジアム)に駒を進めた。

 バルセロナはメッシ、ネイマール、スアレスの3人の名前の頭文字を取った「MSN」と呼ばれる強力3トップを擁するが、この日はネイマールが左太ももの怪我のため欠場。メッシも前日になって尿管結石のため欠場となったが、スアレスが大会初のハットトリックを決め、2人の不在をかき消した。

 もうひとつの準決勝、サンフレッチェ広島vsリバープレート(アルゼンチン)は16日、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われ、1-0でリバープールが勝利を収めた。
 リバープールは後半27分、フリーキックをキャッチにいったGK林が弾いた球をアラリオが頭で決め、均衡を破るとそのまま守りきった。
 広島は前半何度も得点機を作ったものの、GKの好セーブにあい、得点をあげられなかったのが響いた。広島は20日に広州恒大と3位決定戦を戦う。

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