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緊急参戦の鈴木千裕がパトリシオ・ピットブルにKO勝ちの大金星「不可能はないと僕自身が証明できた」【超RIZIN.2】

2023.07.30 Vol.Web Original

「超RIZIN.2」(7月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でKNOCK OUT-BLACK スーパーライト級王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)がパトリシオ・ピットブル(ブラジル/ピットブル・ブラザーズ)と対戦し、1R2分32秒でKO勝ちを収めた。

 1R、ともにオーソドックススタイル。鈴木がパンチを振っていくとパトリシオも応じる。鈴木は左フックをヒット。鈴木が詰めて右ストレートも距離が遠い。鈴木は左ハイから右ストレートを放つが。ここも距離が遠い。パトリシオが強烈な右カーフ。パトリシオは下にタックルを見せる。鈴木は三日月蹴り。パトリシオは左フックをかわしてカウンターを合わせる。パトリシオは右カーフ。しかし鈴木は距離を詰めてコーナーに追い詰めると右ストレート。パトリシオはタックルを狙うが鈴木は許さず。そのまま反対側のコーナーまでパトリシオを追いかけると左フックは空振りも右ストレートをヒット。ぐらついたパトリシオに追撃の右ストレートを打ち抜くとパトリシオがダウン。パウンドを落としたところでレフェリーが試合を止めた。

「断る理由なんてねえ」鈴木千裕が大会6日前のオファーでBellator王者のパトリシオ・ピットブルと対戦【超RIZIN.2】

2023.07.26 Vol.Web Original

「超RIZIN.2」(7月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見が7月26日、都内で開催された。

 6月に行われたRIZIN初の札幌大会「RIZIN.43」で行われたバンタム級タイトルマッチでクレベル・コイケと対戦し敗れた鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が早くも再起戦に臨むこととなった。対戦相手は現Bellator世界フェザー級王者のパトリシオ・ピットブル(ブラジル/ピットブル・ブラザーズ)でBellator vs RIZINの対抗戦の形となる。

 この日は合わせて「Bellatorライト級グランプリ1回戦」に出場予定だったAJ・マッキーが健康上の理由で欠場となったことと、それに伴いRIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)が代わりにGPに緊急出場しパトリッキー・ピットブル(ブラジル/ピットブル・ブラザーズ)と対戦することが発表された。

 このパトリシオvs鈴木の一戦はAJ・マッキーの代役を模索するためにRIZINの榊原信行CEOとBellatorのスコット・コーカー代表が話し合う中で「すでに発表されていることだけでこのまま週末を迎えるのではなく、何かこの真夏の格闘技をさらに盛り上げるべく考えようと、スコットと知恵を絞って6日間しかないなかでいろいろ相談し、Bellator vs RIZINの対抗戦になるようなすごいカードが選手たちの熱い思いで実現した」と榊原氏が明かすようにAJ・マッキーの欠場というピンチから突如生まれたカード。

現王者同士の対戦はパトリシオ・ピットブルがクレベル・コイケに判定勝ち【RIZIN.40】

2022.12.31 Vol.Web Original

「RIZIN.40」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われた「RIZIN vs. Bellator 全面対抗戦」でRIZINフェザー級王者のクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)とBellatorフェザー級王者のパトリシオ・ピットブル(ブラジル/ピットブル・ブラザーズ)による現王者対決が実現した。試合はパトリシオが3-0の判定で勝利を収めた。

 グラウンドの展開に持ち込みたいクレベルだったが、勝ちに徹したパトリシオの牙城を崩すことはできなかった。

 1R、パトリシオが圧をかけてコーナーに追い込む。クレベルはスライディングして足を取りにいくがパトリシオは許さず。組み付いたクレベルだがパトリシオは振り払い倒れたクレベルにパウンド。スタンドに戻るとパトリシオの圧に下がるクレベル。しかしガードを固め、右ローからパンチで反撃もどっしり構えるパトリシオ。パンチで前に出るパトリシオに組み付いたクレベルだが、突き放すパトリシオ。クレベルは組み付いて大腰で投げるも勢い余ってグラウンドに引き込むことはできず。

クレベル「自分の使命は勝ってRIZINの名を世界に広めること」【RIZIN.40】

2022.12.29 Vol.Web Original

「RIZIN.40」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で行われた。

「RIZIN vs. Bellator全面対抗戦」でBellatorフェザー級王者のパトリシオ・ピットブル(ブラジル/ピットブル・ブラザーズ)と対戦するRIZINフェザー級王者のクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)が「自分の使命はここで勝つことにより、RIZINの名を世界に広めること」と今回の試合のテーマを語った。

 クレベルはパトリシオについては「いい人ね。普通です、普通」、試合については「次は難しい試合になる。簡単じゃない。でも絶対いい試合になる。私も相手も気持ちがある。いい試合になるのは間違いない。でも簡単な試合じゃない」などと激戦を覚悟。

 しかし得意なグラップリングの展開にならなかった場合のいわゆる「プランB」については「Bなし。全部A。Aだけです」とグラップリングの展開に持ち込む自信を見せた。

 海外のメディアからの「この試合で勝つことでアジアのMMAの価値が上がるか?」といった質問に「メディアというのは一番大きい団体であるUFCに注目しがち。その下にBELLATORやPFLがある。そういう中で、アジアとヨーロッパにもMMA団体があると忘れられがち。UFCは日本で興行していない。日本ではRIZINが一番知られている。シンガポールにはONEがあり、ヨーロッパにはKSWがある。アメリカ以外にもMMAの団体はたくさんある。RIZINは昔のPRIDEのような団体で、世界にもっとMMA団体があることを知らせたい。自分の使命はここで勝つことにより、RIZINの名を世界に広めること」とRIZINファイターとしてのプライドを見せた。

パトリシオ・ピットブルが「勝ったほうが両タイトルにふさわしい」とRIZIN王座にも興味【RIZIN.40】

2022.12.29 Vol.Web Original

「RIZIN.40」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で行われた。

「RIZIN vs. Bellator全面対抗戦」に出場するBellatorフェザー級王者のパトリシオ・ピットブル(ブラジル/ピットブル・ブラザーズ)がRIZIN王座への興味を示した。

 パトリシオはRIZINフェザー級王者のクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)と対戦する。王者同士の対戦とあって「戦って勝ったほうが両タイトルにふさわしい選手だと思う」と語った。そして「タイトル戦、もしくはどちらかのタイトルをかけたかったか?」という質問が飛んだ際には「そういうふうにできればと思った。たとえば統一タイトルにするとか、新しいタイトルを作るとか。機会を望んでいます」とも。

 クレベルについては「フィニッシュが強い選手。RIZINで活躍している選手なので楽しみにしている」、試合については「最後は自分が勝利します」、警戒する点については「柔術ガイで、グラウンドでは気をつけなくてはいけないが、そういう展開でも自分がフィニッシュする」などと勝利への自信を見せた。その自信については「今まで戦った選手の中で自分が一番寝技が強いと思う。自分ももともと柔術から来ているから、問題ない」とのことだった。

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