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パラ水泳のテストイベントが開催。感染症対策にバリアフリーも確認

2021.04.27 Vol.Web original

 東京五輪パラリンピックのテストイベント『READY STEADY TOKYO パラ水泳』が26日、江東区・東京アクアティクスセンターで行われ、リオパラリンピック50m自由形、100mバタフライ(視覚障害)銀メダリストの木村敬一選手らが出席。本番会場で水の感触を確かめた。

 テストイベントには約50名の選手が参加。8月のパラリンピックを想定し、レースや輸送、音響、感染症対策など、本番と同じセッティングで行われた。参加国は日本のみ。

 レースを終えた木村は「このプールで自分が泳げるイメージが持てたのはとても嬉しい」とした上で「(会場は)開放的だなと感じた。天井が高かったことや、水の重さをしっかり感じることができ、国際大会に来ていると感じさせてくれるプールだった」と感想を語った。

パラ水泳、パラリンピック1年前に決意表明。「いつ開催されても10日間闘い抜ける」

2020.08.22 Vol.Web original

 東京パラリンピック開催まであと1年の節目を迎える中、22日、パラ水泳の競技連盟である一般社団法人日本身体障がい者水泳連盟と同日本知的障害者水泳連盟がリモート記者会見を行い、選手たちが東京大会に向けて意気込みを語った。

 この夏から代表合宿などを再開したパラ水泳。日本代表監督の上垣匠氏はまず、「我々としては、いつ開催されてもパラリンピックを10日間闘い抜ける準備を着々と進めているところ。選手たちも各自のパフォーマンスを発揮してくれると信じている」と期待を込めた。

 練習拠点のアメリカから帰国し、現在は日本で練習を積むリオ大会銀メダリストの木村敬一は「今はアメリカのコーチからトレーニングメニューを貰って日本で練習しています。日本でしかできないことも沢山ある。施設やサポート体制は日本の方が進んでいるし、その環境を生かしていければ」と前向きな姿勢を示した。

国内最大級のパラ大会、2021年開催が決定

2020.06.29 Vol.Web original

 日本障がい者スポーツ協会は29日、国内最大級のパラスポーツ大会である「ジャパンパラ競技大会」のうち、4大会の開催とその日程を決定した。

 ジャパンパラ競技大会は、同協会と競技団体が共催して開催する国内最高峰の大会で、大会記録は国際の公式記録として認定されるほか、海外選手にも参加資格がある。パラリンピックを目指す選手にとっては、代表選考や強豪国との実戦の場として、重要な位置付けの大会となっていた。

 今年2月以降、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、春に開催が予定されていたボッチャ、水泳、車いすラグビー、水泳の大会中止を発表。同協会は、各競技団体と協議を重ね、2021年に4大会の開催を決定した。なお、2020年開催予定の大会はなく、海外選手の参加は社会情勢を踏まえ、今後調整する見通しだという。開催が発表された大会は以下の通り。

インスタで励まし合うライバル。一ノ瀬「いつも勇気もらう」2019ジャパンパラ水泳競技大会が閉幕

2019.09.24 Vol.Web original

 国内最高峰のパラ水泳の大会「2019ジャパンパラ水泳競技大会」が23日、横浜国際プールで行われ、100m女子バタフライS9クラスの決勝で一ノ瀬メイが準優勝。6カ国からの海外選手を含む約480名のスイマーが3日間に渡り熱戦を繰り広げた。

 100m女子バタフライは大接戦だった。リオパラリンピック女子100mバタフライ銀メダリストのサライ・ガスコン モレーノ(スペイン)が大会新記録の1秒10秒90で優勝。同レースの一ノ瀬メイは日本新記録の1分11秒20を出したものの、2位で優勝には届かなかった。

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