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パリピ孔明・前園ケイジが降臨!〈LDH LIVE-EXPO 2023③〉

2024.01.01 Vol.Web Original


 LDH JAPANに所属するアーティストが集合するイベント『LDH LIVE-EXPO 2023』が、2023年12月30・31日の2日間、東京有明アリーナで開催された。

 その初日となった30日には、あの前園ケイジが現れた! 前園ケイジは、2023年に放送されたドラマ『パリピ孔明』(フジテレビ系)に登場する有名なダンサーでアーティスト。ドラマでは関口メンディー(EXILE / GENERATIONS)が演じた。このステージで前園ケイジは、THE JET BOY BANGERZのパフォーマー、中村碧、佐藤蒼虎、古嶋滝、NOSUKEを従えて、作中の挿入歌「SO SO」をパフォーマンスして盛り上げた。

パリピ孔明、たまに後悔 春はあけぼの、僕はたわけ者【徳井健太の菩薩目線 第187回】

2023.11.10 Vol.web original

“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第187回目は、ドラマ『パリピ孔明』出演について、独自の梵鐘を鳴らす――。

『パリピ孔明』を見てくださった皆さま、ありがとうございました。そして、お邪魔しました。TOジャンプが、あんなに辛いものとは思いませんでした。

 以前、当コラム『汗だらけって、どんな化粧よりもかっこいい。あるドラマ現場で感じた花束みたいな関係性』でお伝えしたことは、このときのことでした。スタッフの皆さん、エキストラの皆さん、演者の皆さん、ありがとうございました。

 花束を渡されて、どう振舞っていいか分からなかった僕は、「いやいや」と毒にも薬にもならないクソ対応をしてしまった。だけど実は、もう一つ懺悔したいことがある。

 僕は、劇中に登場する仮面アイドルユニット「AZALEA(アザリエ)」の熱狂的な古参ファンとして出演した。ドラマを見た方なら分かると思うのですが、僕を取り囲むように、同じくAZALEAファンとして春雄・夏希・秋彦・冬実の4人がいたと思います。彼ら彼女らとはドラマの中で行動をともにすることが多かったため、撮影以外の場所でも話すことが必然的に多かった。

 僕と春雄、夏希、秋彦、冬実たち4人のシーンを撮り終えると、春雄が「徳井さん、もしよかったら一緒に写真撮りませんか?」と声をかけてくれた。灼熱の中、ともに戦い抜いた仲間みたいな演者だ。僕は、気持ちよく一枚の写真におさまった。

 ロケバスに乗り、宿泊ホテルに向かう途中、春雄が「徳井さん、さっきの写真どうします?」と尋ねてきた。

 撮影の合間、春雄はよく話しかけてくれた。彼はお笑いが好きなようで、「M-1の敗者復活戦のときって、どんな気持ちなんですか?」なんて質問してきた。「敗者復活戦に上がったことがない俺に聞くなよ」という言葉が出かけたが、はたから見れば気難しそうに見える僕に、あれこれと興味をもって話しかけてくる春雄を見ると、「渋いことを聞いてくるな」なんて思いながら、勝手に敗者復活戦に上がった設定で話をしていた。

 比較的なついてくれていたその彼が、「写真どうします?」と尋ねてきた。

 きっと春雄は、AirDropで写真を共有しましょうか?といったことを伝えたかったんだろう。でも、僕はそのAirDropとやらがいまいちよく理解できなかった。気が付くと、「うん。大丈夫。いいや」と断っていた。

 彼は、「あひはは!」と甲高く笑った。

 いや、正確に表現するなら、甲高いトーンで笑ってごまかした――と思う。その笑い声が、今でも耳にこびり付いていて、本当に申し訳ない気持ちになる。「断られた」というやり場のないくすぐったい感情を、たぶん、彼なりに暗くならないように表現した結果、受け身の取れていない笑い声となり、こだました。

「徳井さんらしい! ありがとうございます!」

 春雄はそう笑い飛ばしていたけど、僕は笑い飛ばすことができないことを、ずっと後悔している。僕たちAZALEAファンは、解散してしまったのだ。

 あの無理矢理笑ったような声のトーンは、「3日間、いろいろ話しかけたけど、何にも残らなかったのかな」という虚無の響きをともなっていた。ただ単に、写真を共有したかっただけなのかもしれないのに、僕が発してしまった「いいや」は、3日間を全否定するような突き放しと受け取られたのかもしれない。

 いい歳をした大人が、何をしているんだか。「AirDropとかよくわかんないからいいや」という部分指定が、彼には全否定に映ったかもしれない。伝え方を間違えたなって、本当に後悔している。

 今さら伝えたところで、申し訳なくなるだけだけど、ともに撮影に臨んだ春雄、夏希、秋彦、冬実たち。あのときは、写真をどう共有していいか分かなかっただけで、決してこの数日間を否定したつもりはないんです。本当に申し訳ないことをした。いつかまたどこかで会えたら、きちんとAirDropの方法を学習したので、間に合うようなら写真をいただけたらと思っています。写真を撮ってくれてありがとう。

新ドラマ『パリピ孔明』のボスタービジュアル公開 向井理、上白石萌歌、関口メンディーらが自由に踊る

2023.09.14 Vol.Web Original


 新水10ドラマ『パリピ孔明』(フジテレビ系、毎週水曜22時~)のポスタービジュアルが14日公開された。

 ドラマは、向井理が主演を務める音楽青春コメディー。同名の人気コミックスが原作で、向井演じる中国三国時代の天才軍師・諸葛孔明が現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す女性のアマチュアシンガー・月見英子(上白石萌歌)に出会い、彼女の前に立ちはだかる壁をさまざまな作戦で切り崩し、成功に導いていくサクセスストーリーだ。

 公開されたポスターには、向井、上白石らレギュラーキャスト11名が集結。菅原小春、宮世琉弥、八木莉可子、森崎ウィン、関口メンディー、アヴちゃん(女王蜂)、ELLY、ディーン・フジオカ、森山未來らが、本作のメーンスポットとなるライブハウスで、自由に踊り、音楽を楽しむ姿が捉えられている。

 デザイナーは、木曜劇場『silent』(2022年)や『最愛』(2021年)、映画『キングダム』(2019年)などのポスターを手がけた吉良進太郎氏。吉良は、「個性あふれるキャスト陣が一堂に会することで、異色際立つ孔明の面白さ、違和感が、このドラマを体現するポスターになったと思います。無心に踊る人、まわりが気になる人、いろいろな思惑が集まるこの空間を切り取ったビジュアルを楽しんで頂けるとうれしいです」とコメントを寄せている。

 

向井理主演のドラマ『パリピ孔明』の追加キャストに森山未來、宮世琉弥、関口メンディーら

2023.07.24 Vol.Web Original

 秋に放送がスタートする、水10ドラマ『パリピ孔明』(フジテレビ系、毎週水曜22時)の新たなレギュラーキャストが24日、発表された。出演が明らかになったのは、森山未來、菅原小春、宮世琉弥、八木莉可子、関口メンディーの一癖も二癖もある顔ぶれ。ジャンルにとらわれない表現者の森山を筆頭に、世界的ダンサーで振付師の菅原、注目を集める宮世と八木、そして、EXILE/GENERATIONSのパフォーマー・関口が話題のドラマを盛り上げる。

 ドラマは、向井演じる中国三国時代の名軍師である諸葛孔明が現代の渋谷に転生、歌手を目指す一人の少女・月見英子(上白石萌歌)のために、作戦を考え、彼女の前に立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し成功に導いていく、音楽青春コメディー。今回発表されたのは、孔明と英子を取り巻く面々だ。

 森山が演じるのは、英子が働くライブハウス「BBラウンジ」のオーナー・小林。派手&強面の三国志オタクで、三国志について孔明と語り合ったことをきっかけに気に入り、行く当てのない孔明をスタッフとして雇い入れる。

 森山は、本作について「役者だけでなく、ダンサーやミュージシャンなど、多方面の方々が集結した“異種格闘技戦”のような座組で、それだけでも楽しめる要素が満載になっています」とコメント。また、自身も「横山光輝さんの『三国志』に「どっぷり漬かってきた人間」だといい、「プロデューサーと相談しながら、各物語の要所要所に、三国志ネタを原作より少し濃いめに織り交ぜているので、三国志を知らない方でも、もちろん楽しめますが、知っているとより楽しんでもらえるかもしれません」 とアピールしている。

 菅原は人気シンガーのミア西表を演じる。「ミアは一見、意地悪な人ですが、強い面も弱い面も持つ人間味あふれるキャラクター」としたうえで、「共感できる部分も多かった」という。 「各キャラクター、見た目も派手でそこに引っ張られそうな雰囲気はありますが、実際にこのドラマを見てみると、そこだけじゃない面白さが詰まっていると思います。私自身すごく放送が楽しみです。孔明も英子もミアもそれぞれ何かしらの事情を抱えながら過ごしていますが、それぞれの幸せに向かって、もがいて進んでいく姿はすごくステキだと思います」と見どころを語る。

 関口は、作詞・作曲・振り付けまですべてを自らこなす歌って踊れるスーパーアーティスト・前園ケイジ役で、森山演じる小林とは因縁があることから英子の前に“最大のライバル”として立ちはだかる。

 関口は、オファーについて「ボックスヘアにしたら、お芝居の仕事はできないと思っていたのですが、まさか『パリピ孔明』からオファーを頂けるとは夢にも思っていなかったので、すごくビックリしました。もともと原作も好きで、音楽業界にいる人間としてすごく勉強になる作品だと思っていたので、そんな作品に出演できてうれしい」と喜びのコメント。そのうえで「共演者の皆さん、キャラの濃いインパクトある方々ばかりなので、演技力はもちろんのこと、負けないように頑張りたいと思います!」と、意気込んでいる。

 自身もアーティスト/パフォーマーとして活動している。「原作の前園ケイジは、歌って踊れるスーパースターなので、そこに劣らないように、歌含め日々トレーニングに励んでいます。歌という部分でも新しい自分の扉を開くきっかけになると思っています」と刺激を受けているよう。「“今までに見たことのないメンディー”を見てもらえると思います」と話す。

 “無敵のフリースタイラー”と言う異名を持つ若き天才ラッパー・KABE太人を演じる宮世は、「大好きな作品だったので、出演させて頂けると聞いた時はプレッシャーをすごく感じましたが、本当にうれしかったです。しっかり自分にしか出せないKABE太人を出していきたい」とのこと。KABE太人はプレッシャーに弱く、MCバトルで急性胃潰瘍になって倒れたことから、ラップ界から身を引いているという役どころ。「彼の秘めた思いをぶつけるラップシーンでは、僕自身、全身全霊でラップに挑戦しました。初めての経験でしたが、良い刺激になりました。全力で挑んだ、ラップシーンにぜひ、ご注目頂きたいです!」

 八木は自身が演じるシンガーの七海について「自分の夢よりも、好きな事がハッキリしている子です。何かを成し遂げたいという思いより、“音楽が大好き”という気持ちで、頑張っているイメージがあります。でもそれ故に、自分のやっている活動に違和感を覚え、葛藤しながら生きています」と説明。経験がなかった歌や楽器にも挑戦。「毎日大変ながらも、音楽の楽しさを知る機会をたくさん頂いているな、と感じています」 とコメントしている。

 本ドラマは『ヤングマガジン』で連載中の同名の人気コミック(原作・四葉夕ト、漫画・小川亮)が原作となっている。

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