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壱・センチャイジムが王座奪還し、ヒジありルールの−55kgの統一を宣言【KNOCK OUT】

2024.04.28 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2024 vol.2」(4月27日、東京・後楽園ホール)で行われた「KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級タイトルマッチ」で前王者の壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)が王者・古村光(FURUMURA-GYM)に挑戦し、5R負傷判定で勝利を収め、王座に返り咲いた。古村は初防衛戦だった。

 試合後のマイクで壱はヒジありルールの−55kgの統一を宣言した。

 2人はこれまで2度対戦し1勝1敗。前回の対戦では王者・壱に古村が挑戦し、判定勝ちを収め王座を獲得した。

 1R、ともにサウスポー。壱の左ローにパンチを合わせに行く古村。古村の左ローに右ミドルを返す壱。壱は右ジャブ、右ミドル。古村はワンツーを立て続け。古村は右インロー、壱は左ミドル。

4・7後楽園でKNOCK OUTとNJKFの対抗戦が決定。山口元気代表と武田幸三が「ヒジありのキックボクシングを見る人を増やしたい」

2024.02.26 Vol.Web Original

 KNOCK OUTの山口元気代表とニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)の武田幸三が2月26日、揃って会見に臨み、4月7日に東京・後楽園ホールで開催される「NJKF」で両団体による対抗戦を行うことを発表した。

 前日の「KNOCK OUT 2024 vol.1」(2月25日、東京・後楽園ホール)では武田がリング上で挨拶し、対抗戦をアピールしていた。

 この日の会見で山口氏は「ことのきっかけは、2月11日のNJKF後楽園ホール大会にうちのジム(クロスポイント吉祥寺)の選手が試合に出たので、控室に行く予定じゃなかったんですが挨拶にだけ行こうと思ったら、たまたま通りかかった武田さんにつかまり、そのままリングに上がり“対抗戦、お願いします”と言われて“えっ”という感じだった。でもその後やり取りさせていただく中で、ヒジありのキックボクシングを僕も大事にしている部分があって。今回、対抗戦と言っていますが、僕の中では対抗戦というよりは、まずはいい選手同士の試合を組むというのが重要。限られた団体の中では熱が生まれないし、外に広がらないので、まずはヒジありのキックボクシングを見ていただく人の輪を広げていく。それをNJKFさんと一緒にやっていければという思いで武田さんと話をさせていただいている」とそもそもの経緯を説明。

小笠原瑛作がヒジありのOFGマッチで強豪タイ人と対戦へ。他団体の王者クラスの選手との対戦にも興味【KNOCK OUT】

2023.09.11 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2023 vol.5」(11月5日、東京・後楽園ホール)のカード発表会見が9月11日、都内で行われた。今大会では全試合がオープンフィンガーグローブ(OFG)着用でヒジありのREDルールで行われ、メインではKNOCK OUT-REDフェザー級王者の小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)がムエタイの強豪と戦う。

 小笠原は「ONE FRIDAY FIGHTS 30」(8月25日、タイ・バンコク/ルンピニースタジアム)でONE Championshipに初参戦し、OFGマッチでヨッドウィッタヤ・ペッチョンプー(タイ)に1R31秒でKO勝ちを収め、35万バーツ(約140万円)のパフォーマンスボーナスを獲得。今回は凱旋試合となる。

 会見では山口元気代表が「僕は20年前くらいから、誰も言わないなか“ムエタイルールはオープンフィンガーでやるのが一番いい”と唱えていた」と明かし「組むときにボクシンググローブだと組めないが、オープンフィンガーだと組みやすい。しかも組めた中で、組みを阻止してヒジやパンチを打ちやすい。どっちにとってもスリリングな展開になるのがオープンフィンガーのムエタイ」などとその理由を説明した。そしてONEでの小笠原の試合を見て、オープンフィンガーグローブの導入とKOボーナスの設定を決断したことも語った。

梅野源治が「ヒジでぶっ飛ばす。梅野源治を感じてもらいたい」【RIZIN.43】

2023.06.22 Vol.Web Original

「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の前々日インタビューが6月22日に行われ、元ラジャダムナン・スタジアム認定ライト級王者で“日本ムエタイ界の至宝”梅野源治(PHOENIX)が「ヒジでぶっ飛ばす。梅野源治を感じてもらいたい」などと得意のヒジ打ちでのKOを予告した。

 梅野は昨年大晦日に平本蓮とパンチのみのエキシビションマッチで戦って以来のRIZIN参戦で元REBELS60kg級王者の鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)と対戦する。この試合はヒジ打ちありで首相撲からの攻撃も無制限のルールで行われる。

 公式戦は昨年10月のトレント・ガーダム戦以来で、その時はカーフキック一発で秒殺KOしているとあって梅野は「今回はどうやって勝つか。前回の試合で梅野源治のヒジを見せられなかったので、今回はいかに梅野源治のヒジの凄さ、ヤバさを見せられるか。それがポイントだと思うので、今回はヒジでぶっ倒してやろうかなと。それが一番ですね」と腕をぶす。よって、試合のテーマも「ヒジでぶっ飛ばす」とシンプル。

 この間の練習については「普段の練習に加えて、今回は長期間にわたって、久保賢司にボクシングのトレーニングもずっと見てもらった。とっておきの技も用意した。試合を見て感じてもらえれば」と語る。この“とっておきの技”とは「倒せる技」とのことで、ヒジかこの技でのフィニッシュを狙っているよう。

 鈴木については「正統派のキックボクサー。パンチが強くて、ローキック、たまに三日月を蹴って圧力をかけてくる。一発の重い選手。でもテクニックというより、一発がヤバいのかなという印象」、試合展開については「多分、鈴木選手は距離を取ったら僕に勝てないのは分かっているので圧力をかけてくると思う。基本的には下にローで効かせるなかでパンチ一発で倒したいとか、ミドルキックと相打ち覚悟でパンチを打ってくるとか、ミドルキックを腕で受けてパンチを返す。そうやってパンチを振り回す中で、たまにヒジも当たればいいかなくらいの感じで打ってくる。想定できるものとしてはあとは三日月蹴りを蹴って来る。どのパターンで来てもいいように、しっかり倒せるように対策を練ってきた。どうきてもボコボコにできるんじゃないかと思う」などと公開練習時同様、鈴木の出方を惜しげもなく口にした。

梅野源治が「1Rからガンガン行く。ヒジで切り裂くか失神させたい」と本領発揮に意欲【RIZIN.43】

2023.06.14 Vol.Web Original

鈴木宙樹とヒジ打ち、首相撲からの攻撃ありのルールで対戦

「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)に出場する元ラジャダムナン・スタジアム認定ライト級王者で“日本ムエタイ界の至宝”梅野源治(PHOENIX)が6月14日、都内で公開練習を行った。

 梅野は大晦日に平本蓮とパンチのみのエキシビションマッチで戦って以来のRIZIN参戦となる。RIZINでは2021年6月に初参戦し、皇治と対戦も1Rに偶発性のバッティングにより梅野が負傷しノーコンテストに。昨年3月の再戦では0-2の判定で敗れた。いずれもヒジ打ちなしルールで本領を発揮するに至らなかった梅野だったが、その後、KNOCK OUTに参戦し、ヒジ打ちありのKNOCK OUT-REDルールで大谷翔司の顔面を切り裂きTKO勝ち。10月にはRIZINでトレント・ガーダムと対戦し、1Rわずか21秒、強烈なカーフキックでTKO勝ちを収めている。

 今回、梅野は元REBELS60kg級王者の鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)と対戦する。今回の試合はヒジ打ちありで首相撲からの攻撃も一度までならOKのルール。ガーダム戦もヒジ打ちと首相撲からの攻撃が認められていたのだが、それを出すまでもなく試合が終わっており、今回は改めて得意のムエタイ殺法が見られそうだ。

梅野源治「今の僕は何をやっても面白い。十分に梅を堪能しておけよ!」【RIZIN.39】

2022.10.21 Vol.Web Original

「RIZIN.39」(10月23日、福岡・マリンメッセ福岡 A館)の前々日インタビューが10月21日、福岡市内で行われた。今年3月の皇治戦以来のRIZIN参戦となる梅野源治(PHOENIX)が梅野節を爆発させた。

 梅野は今回、待望の「ヒジありルール」でトレント・ガーダム(オーストラリア/Tiger Muay Thai & MMA)と対戦する。

 梅野は7月にKNOCK OUTでヒジありルールで、RIZINに参戦経験もある大谷翔司と対戦し、公約通りヒジで大谷の顔面を切り裂きTKO勝ちを収め、試合後のマイクで「おい、RIZIN、見てるだろ? お前らが見たい試合、ムエタイルールの俺なら見せられるから、見せてやるから、早くオファーして来いよ、やばいだろ!」とRIZINにムエタイルールでのオファーをアピールしていた。

 梅野は「ついにRIZINでムエタイルールの試合ができる。ワクワクした気持ちと楽しみですかね。不安もなく自分の良さを披露できる舞台がついにきた」と待望のヒジありルールにニヤリ。「ヒジで相手をぶった斬りたいですし、すべて使いたいですね、パンチも蹴りもヒジも。あとは首相撲。今までRIZINのキックルールでは首相撲はなかなかなかったと思うので、首相撲からヒザを打って相手を崩していくなかで、うまくヒジを打つっていう一連のテクニックっていうのもRIZINのファンに勉強してもらえればと思います」と続けた。

梅野源治「一番練習したのはSNS対策」と言いつつも「ヒジを使ったらどれだけ強いかを分からせる」とヒジ打ちでの派手な決着を約束【RIZIN.39】

2022.10.05 Vol.Web Original

「RIZIN.39」(10月23日、福岡・マリンメッセ福岡 A館)の追加カード発表会見が10月5日、都内で開催された。

 9月24日に行われた「超RIZIN」と「RIZIN.38」の前夜祭で今大会でトレント・ガーダム(オーストラリア/Tiger Muay Thai & MMA)との対戦が発表された梅野源治(PHOENIX)が「ついにムエタイ、やっと俺にやらせるかと。みんな期待していると思うんで、俺がヒジを使ったら、ムエタイルールだったらどれだけ強いのかをみんなに分からせられるような、学ばせられるような試合を見せるんで期待していてください」などと腕を撫した。

 ガーダムはこれまでRIZINには2回参戦もビクター・ヘンリー、井上直樹に連敗。今回はキックボクシングルールでの試合となる。今年8月に三浦孝太とブアカーオ・パンチャメークがエキシビションマッチを行った大会ではキックボクシングルールで試合を行っている。

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