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空想の友達はヒトラー! 心優しき少年に世界が共感『ジョジョ・ラビット』

2020.01.17 Vol.726

 アドルフ・ヒトラーを空想上の友達にし、青少年集団ヒトラーユーゲントで立派な兵士を目指す少年の成長をかつてない視点で描く驚きと感動の物語『ジョジョ・ラビット』がいよいよ日本公開。今年の賞レースで大注目を集める本作だが、中でも主人公ジョジョを演じた10歳の天才俳優ローマン・グリフィン・デイビスは本作が映画初主演ながら大絶賛。第77回ゴールデングローブ賞・主演男優賞(ミュージカル&コメディ部門)にノミネートされた。観客賞を受賞したトロント国際映画祭の発表時には「僕は、ちょうどママと一緒にランチを食べていたところだったんです。ママはインターネットを4秒ごとに更新していたから“ママ、『ジョーカー』が受賞したに決まっているって。もうやめようよ”と言ったんだけど(笑)」と茶目っ気たっぷりに振り返る。

『ヒトラーと戦った22日間』試写会に30組60名

2018.08.21 Vol.web Original

 ナチスが設立したソビボル絶滅収容所で実際に起きた、奇跡の脱出劇を描く注目作!

 第二次世界大戦下、ナチスはアウシュヴィッツを含む6つの絶滅収容所を建設した。そのうちの1つ、ソビボル絶滅収容所で起こった、収容者たちによる大規模な反乱を忠実に描く。ソビボルで起こった反乱から75年を記念して、2018年にロシアで公開されると大ヒットを記録した。

 アウシュヴィッツと並ぶ絶滅収容所ソビボル。死が待つとは知らず、多くのユダヤ人が国籍や貧富の差関係なく列車で送り込まれ、ガス室で大量殺りくされていった。残った者には虐待と屈辱の日々が続く。そんな中、秘かに脱出を企てるグループがあった。しかし彼らには強力なリーダーがいない。そこにソ連の軍人でサーシャことアレクサンドル・ペチェルスキーが収容者として移されてくると、彼と仲間は、緻密な計画のもと前代未聞の反乱を計画する。それは収容者“全員の脱出”だった。

 9月8日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他にて公開。

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