「RISE WORLD SERIES 2023 Final Round」(12月16日、東京・両国国技館)で行われたRISEとGLORYの対抗戦でRISEライトヘビー級王者の南原健太(日本/極真会館)がビクター・デ・コニング(オランダ/Kickboxing fearless)に延長にもつれ込む接戦の末、逆転でKO勝ちを収めた。
2人は前日計量でのフォトセッションでフェイストゥフェイスの際に南原がコニングのあごに触れたことをきっかけに、コニングが南原を突き飛ばし、あわや乱闘という騒ぎを起こしていた。その後の会見でも南原は「マジでムカついているんで、明日は必ずぶっ倒す。フェイストゥフェイスで思い切り吹っ飛ばされて恥ずかしかった。今日は相撲で負けたが、明日のリングでは南原健太の蹴りかパンチがビクターのあごに入って倒すので期待していてください」などと挑発。コニングは「あのようにフェイストゥフェイスで顔を触られるのは初めて。非常にリスペクトを欠いているなと思った」などと思わぬ遺恨が発生していた。