スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。
フィギュア タグーの記事一覧
29歳になった浅田真央「20代の中で1番充実した年に」
浅田真央が26日、都内で行われた住友生命「Vitality Day 2019」にゲストとして登壇した。健康増進型保険「Vitality」の発売から1年を記念して行われたイベントで、姉の舞も出席。姉妹で本保険のアンバサダーを務めているため。
2018年全日本フィギュア 宇野昌磨から感じる凄み【アフロスポーツ プロの瞬撮】
スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。
村上佳菜子、GPファイナルに「ドキドキハラハラ」
プロフィギュアスケーターの村上佳菜子が4日、都内で行われたPEANUTS SPORTS「#チャーリーブラウン選手権 優秀作品授賞式」に出席し、今週末に迫ったフィギュアスケートのグランプリファイナルについてコメントした。
注目選手を聞かれると、「宇野昌磨選手、坂本花織選手、宮原知子選手、紀平梨花選手……みんなに注目しています。とくに女子は面白くなりそうだなと思います。(出場する選手が)ロシア3日本3ときれいにわかれているので、(日本選手が)どう食い込んでいけるのかが楽しみ」と、にっこり。
紀平は日本史上初となるGPシリーズデビュー戦から2連勝でファイナル進出を決めた。
「シニア1年目は滑りにジュニアの名残りがあったりする選手が多いなかで、紀平選手はジャンプも素晴らしいですし、滑りもシニアに負けないものを持っている。完ぺきにこなしたら無敵なんじゃないかなと思います。ただ宮原選手も坂本選手もそれぞれの魅力を持っているので、誰が優勝してもおかしくないし、誰が表彰台に上ってもおかしくない。ドキドキハラハラかなって感じがします」。
紀平とは一緒に練習したこともある。
「先生が来られない時は、1人で本当に一生懸命練習していた。ジュニアの時にもトリプルアクセルを飛んでいたんですけど、試合では結果につながっていなかった。それが、シニアになってつながった、やっとあの成果が出たのかなと思っています」
いよいよ最終戦! ロシア大会レビューとフランス大会の見どころ【フィギュアGP 2018】
ロシア大会:羽生結弦が痛みに耐えての優勝
痛みに耐えての優勝だ。羽生結弦は、ショートプログラムでまたしても世界最高得点を塗り替えたが、続くフリースケーティング前の公式練習で右足首の靭帯を損傷。思わぬ展開となった。
ショートは圧巻だ。3つのジャンプでそれぞれ3点から4点台の加点を引き出し、すべてのスピン、ステップで最高難度のレベル4を獲得。プログラム全体を通しても、シーズン3戦目にして完璧の演技に迫る内容だった。
練習中のアクシデントを受け挑んだフリー。4回転ループや4回転トウループ、3回転半ジャンプのシークエンスなど、予定した高難度の要素を取りやめ、負担の少ない構成に組み替えた。日頃練習する軌道と変えてジャンプを跳ぶことや、構成を変えてもパフォーマンスを音に合わせること、ましてやそれらを右足首に怪我を負いながらこなすことは決して容易ではない。自身も「混乱があった」と認めるなか気迫で滑りきった。特に前半はショートで見せた世界最高の質と遜色ない仕上がりで、無事1位を守った。とにかく、痛めた右足首の回復が待たれる。グランプリファイナルの出場権は得たが、実際は今後の回復次第だ。
友野一希は、初めてグランプリシリーズの表彰台にのぼった。ショート、フリーともに大きなミスなく終え、どちらもシーズンベストを記録。9位に終わったカナダ大会からの成長を見せた。ジャンプやスピンを丁寧にはめていく一方、スピードに乗ってプログラム全体の流れを途絶えさせなかった。フリーで使用する「リバーダンス」の楽曲は、宮原知子や本郷理華など実力選手が演じてきた代表作としても記憶に残る。友野にとっても今シーズンここまでの戦いを経て、独創的な振付が徐々に身体へなじみ、自身がもつ豊かな音楽性が前面に現れるプログラムになってきた。昨シーズンの世界選手権で5位となり、今シーズンは日本男子勢を引っ張る特別強化選手のひとりとしてグランプリ2戦に出場。今大会では技術点のほか、スケーティングや表現を評価する演技構成点にも伸びが見られ、着実に階段を上がっている。
海外勢では、ジョージア(グルジア)のモリス・クビテラシビリが好演技を披露し2位に。女子のアリーナ・ザギトワを指導するエテリ・トゥトベリーゼコーチのもとで練習する23歳だ。ノーブルな滑りから端正にジャンプを決め、友野に同じくシリーズ初の表彰台入りを果たした。
羽生出場のロシア大会は今週末!日本大会レビューと第5戦の見どころ【フィギュアGP 2018】
日本大会(NHK杯): 紀平梨花がグランプリ初出場・初優勝の快挙
堂々のグランプリ初出場・初優勝は、日本女子で初の快挙だ。紀平梨花は、ショートプログラムで3回転半ジャンプを転倒し5位とやや出遅れたが、フリースケーティングでは見事に3回転半を2本美しく着氷し(うち1本はコンビネーション)、大混戦となった今大会の女子シングルで頂点に立った。今シーズンからシニアに本格参戦する16歳。3回転半に代表される、短い助走から跳ぶ質の高いジャンプが最大の武器になっている。しかし紀平の魅力は、ジャンプにとどまらずスピン・ステップなど他の要素も高い出来栄え点を得られるそのバランス感にある。幼少期より取り組んだ体操やバレエで培った身体のしなやかさには目を見張るものがあり、スケーティングもこの若さにしてハイレベルなものを備える。今大会で2位となった宮原知子は同門の先輩で、一足先にグランプリファイナル出場を確実なものにした。次にこのふたりの戦いを見るのがファイナルの舞台となるかどうかは、紀平の次戦であるフランス大会にかかっている。
羽生結弦が今季最高得点で優勝!フィンランド大会レビューと日本大会の見どころ【フィギュアGP 2018】
フィンランド大会:ハイレベルな内容と得点で強さを見せつけた羽生結弦
最強の五輪覇者が帰ってきた。羽生結弦はショートプログラム、フリースケーティングともに今シーズンの世界最高得点を記録、堂々のグランプリ初戦優勝を果たした。シーズン初戦からプログラム構成難度をより高めて臨んだ今大会。他の追随を許さないハイレベルな内容と得点で強さを見せつけた。中でも注目したいのは、ジャンプやスピン各要素の質の高さ。入りから出まで複雑なターン、ステップが組み込まれ、要素そのものも確実に決めていく。特にショート冒頭の4回転サルコウは、4.3点もの出来栄え点(GOE)を引き出した。それでも羽生は、チャレンジ精神も常に備えた男だ。フリーでは世界初となる4回転トウループ、3回転半ジャンプの連続技(シークエンス)に挑戦。やや着氷で堪えマイナス評価がついたものの、五輪連覇を果たしてもなお上を目指す羽生の姿勢が垣間見えた瞬間に会場が大きく湧いた。次戦はロシア大会。演技の完成度を高め、さらに得点を上積みできるか。引き続き注目だ。
4年後の北京五輪を見据えたよりハイレベルな戦い【グランプリシリーズ 20日開幕】
フィギュアスケートのグランプリシリーズは、2018年10月20日 (日本時間)から開幕する。昨シーズンには平昌五輪を熱狂のうちに終え、2022年の北京五輪に向けてまた新しい4年間が幕を開けようとしている。今回のグランプリシリーズには、日本から総勢16名(男女シングル)の選手が出場予定だ。その主な顔ぶれと、今シーズンから適用される新ルールのポイントに触れながら、シリーズ全体の展望を概観する。
前人未到の4回転半ジャンプに挑む羽生、羽生の背中を追う宇野【フィギュアGP 2018】
フィギュアスケートのグランプリシリーズは、2018年10月20日 (日本時間)から開幕する。昨シーズンには平昌五輪を熱狂のうちに終え、2022年の北京五輪に向けてまた新しい4年間が幕を開けようとしている。今回のグランプリシリーズには、日本から総勢16名(男女シングル)の選手が出場予定だ。その主な顔ぶれと、今シーズンから適用される新ルールのポイントに触れながら、シリーズ全体の展望を概観する。
酉年の守護本尊がフィギュアで登場
仏像フィギュアブランド イスムは、新商品「TanaCOCORO[掌]不動明王」を発売。不動明王は一般に“お不動さん”と呼ばれ親しまれるとともに、酉年の守護本尊としても知られている。モデル像は、運慶と並ぶ著名な鎌倉時代の仏師快慶が1203年に制作した重文像。お不動さんならではの怒った顔でありながら、観音像に代表される美しい作例が多い快慶らしく、その表情には品位が漂い、上品で威風堂々とした姿が特徴の不動明王となった。