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久保優太が「寝たら“死”だと思っている」とシェイドゥラエフを警戒も「総合力で勝負しようとは思っていない。立ち技で勝負」【RIZIN】

2024.11.20 Vol. Web Original

 今年で10回目の大晦日大会となる「RIZIN DECADE」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)への出場が発表されている元K-1 WORLD GPウェルター級王者の久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)が11月20日、追加カード発表会見に出席し、ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス/Ihlas)との試合についてコメントした。

 同カードは17日に行われた「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」で発表されている。

 久保は「前回のRIZINでこのカードが発表されてから、大きな反響をいただき、無謀とか“男気がある”とか“勇気がある”とか言われるが、僕は最短でRIZINフェザー級王者になる道を歩みたいので、このカードを組んでいただいて感謝している。シェイドゥラエフを乗り越えて、来年、絶対にフェザー級王者になりたいと思っている。今は僕の勝率は薄いかもしれないが、前回も前々回も僕はここから強くなるので、期待してください」と勝利への意欲を見せた。

 対戦相手のシェイドゥラエフについては「相手のほうが勝っているのは…やっぱり寝たら“死”だと思っている。でも僕はそもそもMMAという競技においては自分がこれまでやってきた立ち技競技を使って勝とうと思っている。MMAの総合力で勝負しようとは思っていない。なので自分の勝っている立ち技で勝負しようと思っている」と前戦の斎藤裕戦同様、テイクダウンディフェンスを駆使したうえでの打撃でのKOを狙う。

10回目の大晦日で極上のカード「鈴木千裕vsクレベル・コイケ」。クレベル「めっちゃうれしい」、鈴木「最高の10年をRIZINに迎えさせる」【RIZIN】

2024.11.05 Vol.Web Original

 RIZINの10回目の大晦日大会となる「RIZIN DECADE」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第1弾カード発表会見が11月5日、都内で開催された。

 フェザー級王者・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)がクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)を相手に2度目の防衛戦に臨むことが発表された。

 2人は昨年6月の「RIZIN.43」で当時RIZINフェザー級王者だったクレベル・コイケに鈴木が挑戦する形でタイトル戦が行われる予定だったのだが、前日計量でクレベルが契約体重を超過したため王座はく奪。鈴木が勝てば王者に認定されるという条件のもと試合が行われ、クレベルが勝利を収め(記録上はノーコンテスト)、王座は空位となった。

 この王座をめぐり7月に朝倉未来とヴガール・ケラモフの間で王座決定戦が行われ、ケラモフが王座を獲得。11月にアゼルヴァイジャンで鈴木を挑戦者に迎え初防衛戦を行うも、鈴木がKO勝ちを収め王座を獲得した。

フェザー級GPの組み合わせ発表。白鳥大珠は1回戦でペッチと対戦。原口健飛は決勝でのペッチ戦を狙い反対側のブロックを選択【RISE】

2024.10.22 Vol.Web Original

 RISEが「RISE WORLD SERIES 2024 FINAL」(12月21日、千葉・幕張メッセイベントホール)で行われる「GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX」の組み合わせを10月22日、発表した。

 組み合わせについては8人の選手がリモートで参加する抽選会で決定した。

 抽選方法はGLORYとRISEのBOXを用意し、BOX内に選手の名前が入ったボールを入れてRISEの伊藤隆代表が抽選。名前の出た選手は好きな箇所を選択するという形式。

 抽選により一人目の選択権はペットパノムルン・キャットムーカオに決定。ペットパノムルンはG1を選択。続いて選ばれたのはペットパノムルンとの対戦を嘱望していた白鳥大珠。白鳥は少し悩んだもののペットパノムルンの隣を選択。これにより1stラウンド.1の試合は白鳥 vs ペットパノムルンに決定した。

 3人目のベルジャン・ペポシはG2を選択し、4人目の原口健飛は決勝でペットパノムルン戦へ挑むために R4(ペッチと反対の山)を選択、続く5人目のエイブラハム・ヴィダレスはG3を選択した。

 6人目のチャド・コリンズはヴィダレスが待つR3を選択し、ここでコリンズ vs ヴィダレスが決定し自動的にすべてのカードが決定した。

 7人目のミゲール・トリンダーデは原口と、8人目のイ・ソンヒョンはペポシとの対戦が決定した。

参戦2年でついにタイトル挑戦の安本晴翔がフルラウンドの激闘制し悲願の王座獲得「門口選手の分も強くなって、世界に通用する選手になる」【RISE182】

2024.10.21 Vol.Web Original

 元KNOCK OUT-REDフェザー級王者の安本晴翔(橋本道場)が「RISE182」(10月20日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「RISEフェザー級(-57.5kg)タイトルマッチ」で王者・門口佳佑(EX ARES)に挑戦し、判定勝ちを収め悲願の王座獲得を成し遂げた。

 安本は2022年7月からRISEに参戦し、約2年3カ月。この間、シュートボクシング(SB)との対抗戦で川上叶に、ランカー同士の対戦で魁斗に敗れるなど、ここぞというところで星を落とし、今回が初のRISE王座への挑戦だった。

 1R、オーソドックスの構えの両者。ともにローで機をうかがう。門口はスイッチを繰り返しながら機をうかがう。安本もそれに合わせスイッチ。ロー、ミドル、ジャブの攻防。パンチの打ち合い。そして門口が前に出たところに安本がカウンターで右フック。一瞬腰が落ちる門口。安本がパンチの連打で追撃。門口はガードを固める。安本は深追いはせず。門口は逆に圧をかけ左ボディー、右フック、ヒザ蹴り。互いにローを蹴る。安本は前蹴り。そして門口の蹴りをキャッチし、左フック。

 オープンスコアはジャッジ3人とも9-10で安本。

11・17名古屋で“怪物くん”鈴木博昭と18歳の新鋭・秋元強真が対戦【RIZIN】

2024.10.19 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」(11月17日、愛知・ポートメッセなごや 第1展示館)の追加カードの追加対戦カードが10月18日に発表された。

 9月のさいたまスーパーアリーナ大会でのRIZINデビュー戦で常連ファイターの金太郎に1RでTKO勝ちを収めた秋元強真(JAPAN TOP TEAM)が連続参戦。SHOOT BOXINGの初代SB日本ライト級、第9代SB日本スーパーライト級、初代SB世界スーパーライト級王者でONEでも3戦2勝の戦績を残す“怪物くん”こと鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)と対戦する。

 秋元は金太郎戦はバンタム級(61.0kg)で戦ったのだが、今回はフェザー級(66.0kg)での参戦となる。ここまでのプロ戦績は6戦6勝の18歳。

 鈴木は前戦となった7月の「超RIZIN.3」でのYA-MAN戦では1R3分28秒でKO負けを喫しており、今回は再起戦となる。試合後の12月には40歳の節目を迎える。

 また、対戦相手、ルールは後日発表となっていたオープニングファイトのとしぞう(フリー)の対戦相手がJIN(楠誠会館)になることも合わせて発表された。ルールはRIZINキックボクシングルールで3分3R、55.0kgで行われる。

指のケガで欠場していた山田彪太朗が78秒KO勝ちで復活。「再び日本フェザー級最強を目指して戦っていく」【SB】

2024.10.14 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)のSB日本フェザー級王者の山田彪太朗(シーザージム)が「SHOOT BOXING 2024 act.5」(10月13日、東京・後楽園ホール)で4月の栗秋祥梧戦以来、半年ぶりの復帰戦に臨み、わずか78秒でKO勝ちを収め、完全復活を果たした。

 山田は今年6月にKNOCK OUTで龍聖と対戦の予定だったのだが、小学校の給食調理員の仕事中に左中指の不全切断という重傷を負い、欠場。復帰が危ぶまれていたが、ケガも完治し今回の復帰戦となった。

 山田はMA日本フェザー級とJ-NETWORKフェザー級の2つの王座の獲得歴がある一仁(真樹ジムAICHI)と対戦した。

 1R、ともにオーソドックスの構え。一仁がいきなり右ロー。山田もローからワンツー。互いにジャブの刺し合い。山田は左ミドル、左ハイ、左フック、左ボディーと立て続け。一仁もパンチを返すが山田の圧は止まらず。一仁の蹴りに左フックを合わせる。なおもパンチのラッシュの山田。一仁はガードも、山田はその上から強打を連発。最後はガードが下がった瞬間に左フックで顔面にを打ち抜くと一仁がダウン。そのまま山田のKO勝ちとなった。

激戦制し王座獲得の栗秋祥梧が「練習量を増やす」とキャラ変を宣言も山口代表の福島合宿案には「鬱になる。勘弁してほしい」【KNOCK OUT】

2024.10.13 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2024 vol.5」(10月12日、後楽園ホール)の一夜明け会見が10月13日、都内で行われた。

 メインイベントで行われた「KNOCK OUT-BLACK フェザー級王座決定戦」で勝利を収めた栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)が練習嫌いキャラ返上を示唆し、チュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP)との再戦とUNLIMITEDルールでの試合に意欲を見せた。

 栗秋はチュームーシーフーとの試合で延長にもつれ込む激戦のうえ、判定勝ちを収めた。

 会見で山口元気代表は「フェザー級最強と言っても過言ではない選手と不利という声が多い中、延長まで行って勝った。初めて栗秋祥梧が頑張っている姿を見た。上京して6年。今回の試合も途中で何回か心が折れそうな場面があったが、そこから持ち直した。本当に初めて頑張っているところを見た試合」と栗秋の頑張りに目を細めた。

 そして「判定についてはいろいろな意見があると思う。僕もチュームーシーフー選手が勝ったと思ったし、隣に座っていた人は“祥梧が延長戦は取った”と言っていた。いろいろな見方ができる試合だったと思う。それだけにお互いに期するものはあると思うので白黒つけてもらいたい。来年は必ず決着をつけなければいけない。KNOCK OUTのベルトを持つということは他団体とやって負けてはいけないという責任も出てくる。本当に練習が嫌いとか練習をさぼるキャラではいられない立場になった。他の王者たちも自覚を持って行動している。今まではなんとなくで自覚のない人間だったと思う。これで初めて自覚ができて、ちょっと生まれ変われるのではと思う。その後で改めてチュームーシーフーを迎え撃った時にまた違った試合内容になるのかなと思う。ならないかもしれないけど(笑)。でもそこは期待したい」と今後の栗秋に期待を込めた。

栗秋祥梧がチュームーシーフーとの激闘を制し初の王座獲得も「どっちかが倒れるまでがKNOCK OUT。もう1回だけ戦いましょう」【KNOCK OUT】

2024.10.13 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2024 vol.5」(10月12日、後楽園ホール)のメインイベントで行われた「KNOCK OUT-BLACK フェザー級王座決定戦」で栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)が延長にもつれ込む接戦を制し、KNOCK OUTで初の王座獲得を成し遂げた。

 今回の王座決定戦は前王者の龍聖の王座返上に伴うもの。「KNOCK OUT 2024 vol.3」(8月4日、東京・後楽園ホール)で元山祐希にKO勝ちを収めたチュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP)がタイトル戦をアピール。ここでリングサイドで試合を見ていた栗秋がリングに上がり名乗りを上げ、両者の間で王座決定戦が行われることとなった。

 1R、サウスポーのチュームーシーフー、オーソドックスの栗秋。栗秋が早々に左フック、右ミドル、パンチの連打から右ハイ。しかしチュームーシーフーは押し返すと左ストレート、左ミドル。栗秋はガードを固めパンチを返すがチュームーシーフーの圧は止まらない。チュームーシーフーは左ミドル、左ストレート、右ボディーと畳みかける。栗秋はロープを背負うがガードを固めると左フックをカウンター。ともに前手で距離を探りながらパンチ。チュームーシーフーは右ボディー、左ミドル。栗秋は右ストレート。チュームーシーフーは左ハイ。栗秋はガード。圧をかけるチュームーシーフーに栗秋が右ミドルから飛びヒザ。チュームーシーフーは左ストレート、右フック。栗秋も右ハイ、右ロー。チュームーシーフーは右ボディー、左フック。手数が多いチュームーシーフーだが栗秋はしっかりガードの印象。

王座決定戦の栗秋祥梧「意外と簡単な試合になる」とさらり。チュームーシーフーは王座奪取後の他団体の王者との対戦をアピール【KNOCK OUT】

2024.10.11 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2024 vol.5」(10月12日、後楽園ホール)の前日計量が10月11日、都内で開催された。

 メインイベントで行われる「KNOCK OUT-BLACK フェザー級王座決定戦」で王座を争うチュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP)と栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)はともに57.45kgで規定体重をクリアした。

 チュームーシーフーは「KNOCK OUT 2024 vol.3」(8月4日、東京・後楽園ホール)で元山祐希にKO勝ちを収めた後のリング上のマイクでタイトル戦をアピール。ここでリングサイドで試合を見ていた栗秋がリングに上がり名乗りを上げた。これを受け、一夜明け会見で両者が王座をかけて対戦することが発表された。

 計量後の会見で栗秋は「明日はメインイベントでタイトル戦ということだが、あくまで通過点。ここはしっかり勝って次につなげたい」と淡々。

 対するチュームーシーフーは日本語で「皆さん、こんにちは。私はチュームーシーフーです。今回はタイトルマッチのチャンスをいただきありがとうございます。私はKNOCK OUTの王者になります」などと挨拶。

兼田将暉が斗麗に戦慄の1RKO勝ちで軍司泰斗、寺田匠との対戦をアピール「どっちともやりたい」【K-1】

2024.10.06 Vol.Web Original
「K-1 WORLD GP 2024」(10月5日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で行われたフェザー級戦で兼田将暉(RKS顕修塾)が斗麗(WIZARDキックボクシングジム)に戦慄の1RKO勝ちを収め、トップ戦線への復帰を果たした。
 
 兼田は「K-1甲子園2017」の-60kg級で優勝を果たし、プロデビュー後もACCEL、HEAT、RKSとさまざまな団体でベルトを獲得。2022年1月から再びK-1グループに参戦するとそこから5連勝。通算でもK-1グループでの戦績を6戦6勝とし、フェザー級王者だった軍司泰斗への挑戦を再三アピール。しかし勝ったほうが王座挑戦といった意味合いを持った戦いで寺田匠に判定負けを喫し、今回が再起戦だった。
 
 1R、ともにサウスポーの構え。斗麗が左カーフ、左ハイ。兼田もローを返す。パンチの打ち合い。斗麗の左ストレートが伸びる。斗麗が前に出てヒザを出そうとしたところに斗麗が左のショートフックをカウンターで打ち抜くと斗麗は前にばったりとダウン。何とか立ち上がろうとするも立ち上がることができず、兼田が戦慄のKO勝ちを収めた。

寺田匠が軍司泰斗に延長の末、判定勝ちで新王者に。「team VASILEUSが最強なんだと証明できたと思う」【K-1】

2024.09.30 Vol.Web Original
「K-1 WORLD MAX 2024」(9月29日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)で行われた「K-1 WORLD GPフェザー級タイトルマッチ」で王者・軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)が寺田匠(team VASILEUS)を相手に2度目の防衛戦に臨んだ。試合は延長にもつれ込む激戦となり、寺田が3-0の判定で勝利を収め、悲願のK-1王座獲得を成し遂げた。
 
 軍司は2021年12月に椿原龍矢を破り王座獲得。2022年に行われた「K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」では圧倒的な強さを見せて優勝。その後は海外の強豪相手に4連勝。今年3月に行われたRISEとの対抗戦ではRISEフェザー級王者の門口佳佑と対戦し、延長の末、判定勝ちを収めている。

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