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朝倉海がUFCデビュー戦でいきなりフライ級世界王者のアレシャンドリ・パントージャに挑戦【UFC 310】

2024.10.13 Vol.Web Original

 前RIZINバンタム級王者の朝倉海(JAPAN TOP TEAM)のUFCデビュー戦がいきなりタイトル戦となることが10月13日(日本時間)に分かった。

 12月8日(同)にラスベガスのT-Mobileアリーナで開催される「UFC 310」でUFC世界フライ級王者のアレシャンドリ・パントージャ(ブラジル/アメリカン・トップチーム)と5分5Rで戦う。デビュー戦でタイトルに挑戦するケースは極めてまれ。UFCの浅倉への期待度の高さがうかがえる。

 パントージャはブラジル出身の34歳。昨年7月にブランドン・モレノとの激闘を制して王座を奪った後、12月には当時ランキング2位(現1位)のブランドン・ロイバルを相手に初防衛に成功。さらに今年5月、スティーブ・エルセグを退け、2度目の防衛を果たしている。

 なお同大会の模様はU-NEXTが見放題完全生配信。U-NEXTを通じて朝倉は「UFCのデビュー戦が決まりました。日本時間12月8日、皆さん応援してください。是非U-NEXTで観てください!」とコメントしている。

フライ級インフィニティリーグで大竹陽が優勝への望みつなぐ1RKO勝ち【修斗】

2024.09.23 Vol.Web Original
 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.7」(9月22日、東京・後楽園ホール)で「インフィニティリーグ2024 フライ級」の公式戦1試合が行われ、大竹陽(リーグ戦勝ち点3/HAGANE GYM)とヤックル真吾(リーグ戦勝ち点3/T-REX柔術アカデミー)が対戦した。試合は大竹が1RでTKO勝ちを収め勝ち点4を獲得。勝ち点を7とした。
 
 1R、ともにサウスポーの構え。ヤックルはスイッチを繰り返し機をうかがう。ヤックルが右ミドル、左ロー。大竹もロー、前蹴り。ヤックルが左ロー。大竹の左カーフでヤックルがバランスを崩す。パンチの大竹。ヤックルが右足にタックル。こらえる大竹だがヤックルがバックを取り切る。しかしクラッチを解いてすぐに脱出の大竹。ヤックルが圧をかけるが大竹はパンチ。ヤックルが圧をかけてパンチも大竹は下がりながら左ストレートを当てていく。そしてカウンターの左でヤックルをぐらつかせると追撃の左ストレートでダウンを奪う。なおもパウンドを連打したところでレフェリーが試合を止めた。
 
 大竹は1R3分38秒でのTKO勝ちで勝ち点4を獲得した。

那須川龍心の挑戦を受ける数島大陸「“RISEはガチ”と言っている割には数字ばっかり気にしている」とガチ問題提起【RISE183】

2024.09.20 Vol.Web Original
 RISEが9月20日、「RISE183」(11月23日、東京・後楽園ホール)のカード発表会見を開き、王者・数島大陸(及川道場)に那須川龍心(TEAM TEPPEN/同級級1位)が挑戦する「RISEフライ級(-51.5kg)タイトルマッチ」が正式に発表された。
 
 数島は昨年10月に行われた「第2代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定戦」で松本天志を破り、王座を獲得。今年はクンスック・ペッティンディーアカデミー、スドロー・ソージョートンプラシンとタイ人ファイター相手に2連勝している。今回は初防衛戦となる。
 
 那須川は昨年2月に行われた「RISE NEW WARRIORS フライ級(-51.5kg)トーナメント」準決勝で塚本望夢に敗れ、フライ級トップ戦線から一歩後退。しかし以降7連勝。その中にはそのトーナメントで優勝した松本と塚本にリベンジを果たす勝利も含まれ、今回のタイトル挑戦を勝ち取った。
 
 この日の会見で那須川は「今回やっと自分の格闘家としての存在価値を証明できる場が来たなと思ってワクワクしている。ここで勝って“那須川天心の弟”としてだけではなく、那須川龍心としてのしっかりとした存在価値を証明しようと思っている」とこの試合にかける決意を述べた。

須藤晃大が大竹陽に判定勝ち。勝ち点9でインフィニティリーグ首位独走【修斗】

2024.07.22 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.5」(7月21日、東京・後楽園ホール)で行われた「インフィニティリーグ2024 フライ級」で大竹陽(HAGANE GYM)と須藤晃大(EXFIGHT)が対戦した。試合は須藤が判定勝ちを収め、勝ち点2を獲得。勝ち点9としてトップを守った。

 大竹は3月の後楽園大会で片山将宏に2RでKO勝ちを収め、勝ち点3を獲得。須藤は5月のニューピアホール大会でヤックル真吾に1R19秒でKO勝ちを収め、勝ち点4を獲得。片山が度重なる計量オーバーでコミッションから出場停止処分が科されリーグ戦への出場が不可となったため、須藤は片山戦の不戦勝の勝ち点3も加え、勝ち点7でトップに立っていた。

平良達郎がフライ級5位のペレスにTKO勝ちで王者パントージャに照準「フライ級ファイターたち、俺の前に一列に並べ!」【UFC】

2024.06.16 Vol.Web Original

「UFC Fight Night: Perez vs. Taira」(6月16日、米ラスベガス/UFC APEX)でフライ級13位の平良達郎(THE BLACKBELT JAPAN)が同5位のアレックス・ペレス(米国)に2RでTKO勝ちを収め、UFCフライ級王座を射程内に入れた。

 試合後のコメントが今大会を配信したU-NEXTを通じて届けられた。

 平良は試合後のケージ内のインタビューでは次に対戦したい選手の名前を問われると「パントージャー! レッツゴー、タイトルショット」と現フライ級王者のアレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル/アメリカン・トップチーム)の名を挙げ、タイトル戦をアピール。

 試合については「試合で改善しないといけないことが見つかった」、最後の展開については「対レスラー用の必殺技です」と語った。

 最後には「フライ級ファイターたち、俺の前に一列に並べ!」と絶叫して締めくくった。

堀口恭司がリマッチ受諾のペティスに拳でありがとう「しっかりぶっ飛ばして感謝を伝える」【RIZIN.47】

2024.06.07 Vol.Web Original

「RIZIN.47」(6月9日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)の前々日インタビューが6月7日、都内で開催された。

 メインイベントでセルジオ・ペティス(アメリカ/ルーファスポーツ)へのリベンジマッチに臨む堀口恭司(アメリカン・トップチーム)が「しっかりぶっ飛ばして感謝を伝える」とKO勝ちでのリベンジを誓った。

 2人は2021年12月に「Bellator 272: Pettis vs. Horiguchi」で行われた世界バンタム級タイトルマッチで対戦。堀口が終始、ペティスを圧倒したものの、4Rに左バックハンドブローをもらい逆転KO負けしている。堀口は現在、フライ級に下げて戦っているものの、今回はめったにないリベンジのチャンスを優先。バンタム級に戻しての試合となる。

 堀口は「心境はいつも通り、まだ試合をする感じがしていない」とリラックスムード。

 ペティスについては「回転計の技が多くて、ストライカーかなという感じ」と印象は変わらず。「ストライキングでもグラウンドでも自分が有利に立てるようなプランを作ってきた。最終的には極めたいと思っている」と決着をつけての勝利を約束。

 ペティスが当日は145ポンド(約66kg)くらいに戻す予定なのだが、堀口は自身については「通常が64kgくらいなんで、そこくらいじゃないですか(笑)。全然動けます」とバンタム級での試合にも懸念はなし。

 堀口は現在、UFCとの交渉がいまいち進んでいない中でのBellator元バンタム級王者との対戦。ここでの勝利は堀口獲得へ消極的なUFCへの大きなアピールにもなるのだが「うーん。あまりそこは考えてなくて。次の試合にしっかり勝つことをまずは考えています」とさらり。

難敵・石井逸人にKO勝ちの関口祐冬がフライ級王者・新井丈へ挑戦アピール。ストロー級王者でもある新井の次戦は!?【修斗】

2024.05.19 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「【第1部】PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.4」(5月19日、東京・ニューピアホール)でフライ級世界1位の関口祐冬(修斗GYM東京)と同7位で元環太平洋バンタム級王者の石井逸人(TRIBE TOKYO M.M.A)が対戦した。試合は関口が2RでKO勝ちを収め、世界フライ級王者の新井丈(和術慧舟會HEARTS)への挑戦をアピールした。

 関口は2020年から2022年にかけて5連勝するも、昨年3月に階級を超えて挑んできた世界ストロー級王者の新井に判定負けを喫し、王座戦線から一歩後退。その新井が7月に安芸柊斗を破りフライ級王座も獲得した。関口は7月大会で実力者の内藤頌貴を破り再起を果たすと、今年1月にはヤックル真吾を破り2連勝。再び王座を狙える位置に浮上してきた。

 石井は2022年5月に小野島恒太を破り環太平洋バンタム級王座を獲得も、11月の初防衛戦で藤井伸樹に敗れ王座陥落。昨年4月にパンクラスで再起戦に臨むも井村塁に判定負け。12月にはフライ級に階級を下げ、修斗で内藤頌貴に一本勝ちを収め、新井への挑戦をアピールしていた。

日本人2選手が無事計量クリア。鶴屋怜「あとはやるだけ」、原口伸「自分が持っているものを出し切る」【RTU】

2024.02.03 Vol.Web Original

「ROAD TO UFC シーズン2 決勝戦」(日本時間2月4日、アメリカ・ネバダ州ラスベガス/UFC APEX)の前日計量が2月3日、現地で行われた。

「ROAD TO UFC」(RTU)はアジア全域から集結した最も才能あるMMAアスリートがUFCとの契約をかけて競い合うトーナメント戦。フライ級(56.7kg以下)決勝に出場する鶴屋怜(日本/パラエストラ松戸)は56.93kg、対戦相手のジー・ニウシュイエ(中国)は56.93kgでともに期待体重をクリアした。鶴屋は「やっと計量が終わって気持ち的にも楽になった。あとはやるだけなので、明日はぶっとばします!」とコメントした。

 ライト級(70.3kg以下)決勝に出場する原口伸(日本/BRAVE)は70.53kg、対戦相手のロン・チュー(中国)は70.76kgで、こちらもともに規定体重をクリアした。原口は「今すごく調子がいいので、明日はこのまま自分が持っているものを出し切ってこようと思います」とコメントした。

 今大会では4階級の決勝が行われる予定となっていたのだが、バンタム級はシャオ・ロン(中国)が負傷したため、イ・チャンホ(韓国)との試合は延期された。フェザー級(65.8kg以下)決勝はイー・ジャー(中国)は66.00kgでクリアしたものの、カイウェン (中国)は67.81kgで規定体重をクリアできなかった。試合は予定通り行われるもののカイウェンはジャーに報奨金の20%を支払うこととなった。

 なおUFCでは非タイトル戦については、各階級のリミットより1パウンド(約450g)まで超過可能となっている。

 当日の大会の模様は4日13時30分からU-NEXTで見放題ライブ配信される。

ジー・ニウシュイエが「まあ、いいグラップラーだなと思うだけのこと」と対戦相手の鶴屋怜をバッサリ【RTU】

2024.02.03 Vol.Web Original

「ROAD TO UFC シーズン2 決勝戦」(日本時間2月4日、アメリカ・ネバダ州ラスベガス/UFC APEX)のフライ級(56.7kg以下)決勝で鶴屋怜(日本/パラエストラ松戸)と対戦するジー・ニウシュイエ(中国)の試合を前にしたコメントが大会を配信するU-NEXTを通じて届いた。「ROAD TO UFC」(RTU)はアジア全域から集結した最も才能あるMMAアスリートがUFCとの契約をかけて競い合うトーナメント戦。同大会の模様は4日13時30分からU-NEXTで見放題ライブ配信される。

大夢が秒殺王者・悠斗をKOで破り悲願の王座獲得「自分のやり方でもっと上を目指していく」【Krush】

2024.01.29 Vol.Web Original

「Krush.157」(1月28日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベント第2試合で行われた「Krushフライ級タイトルマッチ」で挑戦者の大夢(WIZARDキックボクシングジム)が王者の悠斗(HUNGRY GYM)を2RKOで破り、悲願の王座戴冠を果たした。悠斗は初防衛に失敗した。

 悠斗はキックボクシングでニュージャパンキックボクシング連盟で上位ランカーになるも、ボクシングに転向し日本ライトフライ級王座を獲得。その後、コロナ禍で試合の延期が続き「モチベーションを維持することが難しい」とタイトルを返上し現役を引退。しかし2021年にKNOCK OUTでキックボクシングに復帰し、2022年9月には「BOM OUROBOROS 2022」でWMC日本ライトフライ級王座を獲得した。昨年7月にKrush初参戦を果たすと松葉斗哉に1Rわずか10秒でKO勝ち。それまでの実績も考慮され、参戦2戦目にして10月に当時王者だった大鹿統毅へ挑戦すると、ここでも1Rわずか47秒でKO勝ちを収め王座を獲得した。

神龍誠が堀口恭司の「ATTで一緒に練習しましょう」に「絶対やり返すので、それまでは絶対に行かない」【RIZIN.45】

2024.01.01 Vol.Web Original

「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われた「フライ級タイトルマッチ」で堀口恭司(アメリカン・トップチーム)に敗れた神龍誠(神龍ワールドジム)が試合後の会見で改めて堀口へのリベンジを誓った。

 神龍は「やられました。悔しいっす」と悔しさをにじませた。そして「1Rやったときに“勝てるな”と思ったんですけど、2R序盤にパンチか何かで効いてバランスを崩して“うわー”ってなって焦ってしまって。取り戻さないとというので結構スタミナを使ってしまって、そこで疲れてしまいました」などと試合を振り返った。その勝敗を分けたポイントについては「僕が焦っちゃったことですかね。あとはそのバックチョークが入らないと思っていたのですけど、汗で滑って入ってきちゃったので、そこは想定外だったっすね」と語った。

 堀口に勝利するために必要なものとして「戦い方とか、経験ですかね。どこが足りないというのは試合であまり思わなかったので。そうですね、戦い方が相手はうまかったので、またそこをちょっと勉強して、頑張ります」という神龍。試合後のマイクで堀口が「一緒にATTで練習しましょう」と呼びかけたことについては「行かないです、絶対やり返すので、それまでは絶対に行かないです」と力を込めた。

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