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那須川天心がパッキャオの推薦選手を返り討ち【4・21 RIZIN】

2019.04.22 Vol.Web Original

3Rに2ぢにダウンを奪いTKO
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)で那須川天心がボクシングの6階級王者であるマニー・パッキャオの推薦選手であるフリッツ・ビアグタンと対戦。3R1分24秒、2度のダウンを奪い、レフェリーストップによるTKOで勝利を収めた。

 ビアグタンは前々日会見から「天心は僕のアイドル」と公言し、前日計量では記念写真的な構図で収まる。パッキャオの推薦を受けたことにも「神様が与えてくれたチャンス」と話し笑顔を見せるなど「いい人感」丸出しだったが、試合になると天心の打撃にも臆することなく真っ向勝負を挑む。強烈なパンチを被弾しぐらついてもすぐに反撃するなど打たれ強さと強靭な精神力を見せた。しかし天心は3R、パンチの連打からヒザ蹴り。そして左ストレートで最初のダウンを奪う。立ち上がったビアグタンはなおも天心に向かっていくが、天心はここで一気にパンチの連打で畳みかけ、2度目のダウンを奪うとレフェリーが試合を止めた。

那須川天心がパッキャオに「“キックおもしれーじゃん”と思わせたい」【4・21 RIZIN】

2019.04.20 Vol.Web Original

天心は「一瞬で倒せたらいい。全局面で圧倒できれば」と改めて瞬殺予告
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)の前々日会見が19日、都内で開催された。

 ボクシング6階級王者のマニー・パッキャオの推薦選手であるフリッツ・ビアグタンと対戦する那須川天心は「コンディションはバッチリで。体重も問題ないです」と話した。相手については「パンチをバンバンふってきてアグレッシブな印象。フィリピンの選手は強いので何があるか分からない」と警戒しながらも「ここでつまずいていたら自分のメーンの7月のRISE大阪大会でも勝てないと思うので、一瞬で倒せたらいい。相手は接近戦だったり、打ち合いが得意なタイプだと思う。リスクを取る必要はないので、自分の安全な位置で戦ってチャンスがあればどんどん仕掛けたい。触らせたくはないし、ダメージも負いたくない。すべてをコントロールして全局面で圧倒できれば」と公開練習同様、瞬殺を予告した。

 今大会にはパッキャオも来場するのだが「試合が終わったら話したい。“キックおもしれーじゃん”と思わせたい。どんなトレーニングしてるのか気になるし、自分をどう評価してくれているのか気になる。まさかパッキャオ選手が自分のことを知ってくれるとは思っていなかった」と話した。

 また試合のスケジュールが過密な中でもDDTの路上プロレス、abemaTVの「那須川に勝ったら1000万円」といったさまざまな企画にも挑戦しているのだが「忙しいと言えば忙しいが、いろんなことがあるからこそいろんな発見があったり、チャレンジできたりするんじゃないかなと思う。ただずっと格闘技、キックだけに集中することはなかなかできない。いろいろなことをしながらいろいろなことを吸収することが一番成長につながるのではないかと思う。これまでにそれで試合に支障が出たことはないので、このスタイルはあっているんじゃないかと思う。プロレスも、ああいう表現力だったり、狭いところでプロレスやったりとかすごい。考えられないですよね。そういう考えられないことをどんどんやりたい」などと話した。

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