映画『流浪の月』の試写会イベントが8日、都内にて行われ、広瀬すず、松坂桃李が登壇。広瀬は「好きよりくやしいという気持ちでこの仕事を続けていた」と自らの経験を明かしながら新社会人たちにエールを送った。
凪良ゆうによる同名小説を『フラガール』『悪人』『怒り』などの李相日監督が映画化。10歳のころに“誘拐の被害者”となった少女・更紗)と、その“加害者”となった青年・文(松坂桃李)が再び出会うことで動き出す宿命を描く。
この日はフレッシャーズ試写会と題し、新社会人を中心に招待。それにちなみ、本作で初めて経験したことは、と聞かれた松坂が「今回、李監督と初めてというのは大きかった。芝居一つひとつに正面から向き合ってくれる現場づくりで、自然と役に没入できました。あっという間に時間が過ぎて、気づいたら疲れている(笑)」と振り返ると、広瀬は「私は、あんなにがっつりと“血のり”をしたのが初めてでうれしかったです」。実は血のりにあこがれていたという広瀬に松坂も「ゾンビ映画やりたいですね」とノリノリ。2人は「次はゾンビ映画で!」と盛り上がった。