SearchSearch

ドリアン・ロロブリジーダ「我々は慣れていて傷つかないかもしれないが、そこでスマートな対応をしてくれたホテルの株はものすごく上がる」

2024.04.19 Vol.Web Original

 宿泊予約サイトの「ブッキング・ドットコム」が4月19日、LGBTQ+に関するプログラムの発表会「Travel Proudプログラム 日本ローンチ発表会」を都内で開催した。

「Travel Proud」はLGBTQ+の旅行者がよりインクルーシブな旅を楽しめるよう支援するための同社の取り組み。同社が昨年行ったLGBTQ+の当事者を対象にした調査で、旅行者の80%が旅先を選ぶ際に「自分たちの安全と心身の健康や幸福感について考慮しなければならない」と回答。この結果を鑑み、日本でも旅先で誰もが安心感を持つことができるように、日本の施設向けにLGBTQ+について学ぶことを目的とした日本語版のプログラムを提供することになったという。

 発表会では同社のアジア太平洋地域担当マネージング・ディレクター兼副社長のローラ・ホールズワース氏が「世界のグローバルジェンダーギャップにおいて140カ国中日本は125番目。教育においてはまだまだ努力を続けなければいけないと痛感している」としたうえで、調査結果から「LGBTQ+の旅行者中の5人中4人はなによりも安全を意識している。そして3分の2近くの旅行者は自分たちの身なりを変えなければいけないと答えている」などと説明。Travel Proudについては「このプログラムはもともと2021年から英語で展開された。しかし一部の日本における宿泊パートナーからはこのトレーニングを英語で受けているところもあった。タイでもプログラムを進めているがまだタイ語では対応していない。今回、アジアで初めて日本が日本語で展開する。これからもまだまだ努力をして、業界を一体化していかなければいけない。我々としては一体化されたエコシステムを実現できると信じている。そしてあらゆる人たちが同じように世界を旅することができると信じている」などとプログラムの重要性を説明した。

原田曜平氏がGW旅行のトレンドを「等身大風自己ブランディング」と予測。「旅行にも“映え”は大きな要素」

2024.04.04 Vol.Web Original

 芝浦工業大学教授でマーケティングアナリストの原田曜平氏が4月4日、今年のゴールデンウィーク(GW)の旅行のトレンドを「等身大風自己ブランディング」と予測した。

 原田氏はこの日、都内で行われた「『GW旅行トレンド予測発表会』by Booking.com」にゲストとして出席した。

 発表会の冒頭ではブッキング・ドットコム西日本地区エリアマネージャーの高木浩子氏が同社の調査結果をまじえながら今年のGWのトレンド予測を紹介。

 高木氏は世界中の33カ国のユーザーを対象とした調査から導き出されたキーワードとして「Travel is LIFE」を掲げ「今まで旅をすることは非日常を求めるものだったが、今年のトレンドは最高の自分の生き方を見つけるという形で『旅することは、生きること』ということがキーワードとして見えてきた」と解説。

 そのうえでこの「Travel is LIFE」を「もう1人の自分・主人公の私を楽しむ旅」「水を通じて、生きている実感に触れる旅」「偶然に導かれる、発見に満ちた旅」「五感で味わい、風土を想う食体験」「よりよい明日へとつながる旅」「憧れのひとときを、アラカルトラグジュアリーで叶える旅」「デザイン美+マインドフルネスで、美意識をアップデートする旅」といった7つの項目で分析した。

 その中でもGWの旅行のキートレンドを2つ掘り下げて紹介。一つ目の「五感の刺激を研ぎ澄ます旅」については「温泉やSpaを楽しみ、緑に溶け込む旅」ということで草津、熱海、別府、箱根、日光、軽井沢、宮古島といった人気の地域を挙げた。こういった旅の際に人気のある宿泊施設タイプはヴィラ、旅館、一棟貸、キャンプといったところ。二つ目に挙げた「趣味追求の熱狂旅」については「テーマ・パークを体験する旅」ということでその開催地である仙台、那覇、横浜、神戸、千葉といった地域を挙げた。こちらの人気の宿泊施設タイプはシティホテル、アパートメントホテルなど。

元サッカー日本代表DFの槙野智章が「行き当たりばったりスタイル」の旅のススメ

2023.06.21 Vol.Web Original

 サッカーの元日本代表DFで昨シーズン限りで現役を引退した槙野智章氏が6月21日、都内で行われた「『旅プロデューサー就任記者発表会』by Booking.com」に出席した。

 会見では槙野氏がブッキング・ドットコムのGenius旅-旅プロデューサーに就任したことが発表され、引退後に初めて行ったプライベートでの一人旅に密着した動画が紹介された。

 槙野氏は「これまでサッカーでずっと走り続けてきて、自由な時間がなかった。引退して自分と向き合う時間がある中で、もう一度、日本の良さや海外に行って自分に向き合う時間だったりいろいろな刺激を求めるという意味では、この話をいただいてものすごくうれしかった。皆さんに旅の良さを伝えていければと思っています」と、旅プロデューサーとしての意気込みを語った。

 動画では三重に一人旅。「行ったこともない場所だったので刺激の多い旅だった。たくさんの方たちと触れ合えたし、食べたいものも食べられたし、見たいものも見られたし、すごく刺激のある時間だった。やっぱり行ったことのない場所に行ってたくさんの方たち触れ合うのは新鮮だった」と振り返る。いきなり地元の人に「やって」と言われて得意の輪ゴムのバックスピンを披露したり、海女さんの小屋を訪問したり。「海女さんと触れあったことはなかったので、小屋に行ったんですが新鮮で楽しかった。30分くらい海女さんと話しこんでいた。時間があれば潜りたかった」などと旅を満喫した。

Copyrighted Image