「RIZIN.39」(10月23日、福岡・マリンメッセ福岡 A館)のメインイベントで行われた「フェザー級タイトルマッチ」で王者・牛久絢太郎(K-Clann)を破り王座を獲得したクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)が試合後の会見で、10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんへの思いを語った。
クレベルは試合後のマイクで猪木さんの名を挙げたうえで、最後は猪木さん張りの「1、2、3ボペガー!」で大会を締めくくった。
クレベルは「アントニオ猪木はもう日本のレジェンド。My Vale tudo Pro-wrestlingで、病気が悪化して死んじゃったから。日本だけじゃなくて世界がそれを寂しいな。彼は日本のレジェンドで、それが日本のファイターたちは、いなくなってこのモーメントはちょっと難しい。彼は日本でめっちゃレジェンドで、昔のファイターだったらみんなそれが分かってる。令和世代はみんなもう知らないけど、彼は日本のレジェンドだから、私めっちゃリスペクト」とその理由を明かした。また「多分、日本人は知らないね。彼はブラジルのファイターはみんなリスペクトある。彼は同じ、ブラジルで練習して日本へ。ちょっと大体同じ気持ちで、ちょっと分かってる。そう、彼の気持ちが分かる。みんな多分知らないけど、彼はレジェンドでブラジル人はみんな全員が彼を知ってる。みんなリスペクト(してる)、彼を」などと日本からブラジルに渡った猪木さんと、ブラジルから日本に来た自らを重ね合わせ、猪木への特別な思いを語った。