映画『ブラックアダム』ジャパンプレミアイベントが14日、都内にて行われ、日本版声優の楠大典と内田真礼、ゲストのオカダ・カズチカ、ファーストサマーウイカが登壇。オカダが本作にカメオ出演したときのエピソードを明かした。
「バットマン」シリーズや『ジョーカー』のDC発“世界を救わない”アンチヒーローの活躍を描く大ヒットアクション。
ドウェイン・ジョンソンが演じる破壊的なヒーローにちなみ“ニッポンの破壊神”として、ファーストサマーウイカとともにゲストに呼ばれた格闘家オカダ・カズチカは、ドウェインのスタチューと並び、筋骨隆々とした肉体に「なかなかやりそうですね。試合できるならしてみたい」。
ウイカから「オカダさんだったらどう倒します?」と聞かれるとオカダは「プロレスならパイプ椅子を使ってもいい。効かないかもしれないけど。多分誰も勝てない(笑)」と白旗をあげ笑いをさそいつつ、ブラックアダムのワッペンが似合うとほめられると「今度から試合につけていきます(笑)」。
そんなオカダとウイカは、実は本作にカメオ出演をしているとのこと。ウイカは「私は多分、気づかれないと思います」と、アドリブをする余地もないほど短かったと振り返りつつ「この作品は“わー!”とかでもいいから参加したいと思う作品」と大満足。
一方、セリフがあったというオカダは「妻が声優なので、どうしたらいいかアドバイスをもらったんです。“人がしゃべっている表情を見て、同じ温度で話せば大丈夫”と言ってもらえて。でもいざ現場に行くとその人がマスクを被ってて。焦りました」と、妻・三森すずこのアドバイスを生かせなかったことを苦笑しつつ明かした。
“最恐”ヒーローとされるブラックアダムにちなみ「怖かった経験」を聞かれたオカダは「僕は怖いものはないんですけど」と言いつつ「何カ月か前、天龍源一郎さんにお会いして“おまえきょうかいしゃれきらのあ”って言われて“はい?”と聞き返したんですけど聞き取れなくて。“お前、今日、外車で来たのか?”って聞かれてたんですけど。3回目に聞き直したときの顔は“最恐”でしたね」と振り返り会場の笑いをさそった。
最後は自身の決め台詞をもじり「映画館に『ブラックアダム』の雨が降るぞ!」と叫んで鏡開き。映画の大ヒットへ向け意気を上げた。
『ブラックアダム』は12月2日より公開。