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ベイノアが減量失敗のケースに判定勝ち「1試合1試合成長していくしかない」と反省も「RIZINのチャンプになるためにやっているのは変わらない」【RIZIN.47】

2024.06.09 Vol.Web Original

「RIZIN.47」(6月9日、東京・国立代々木競技場 第一体育館/ABEMA PPVなどで配信)で「査定マッチ」に臨んだ“ブラックパンサー”ベイノア(アメリカ/極真会館)が格上のジョニー・ケース(アメリカ/MMA LAB)に判定勝ちを収めた。

 ベイノアは前戦の「RIZIN.46」で井上雄策と対戦し、キックボクシング、MMAを通じて約2年5カ月ぶりとなる勝利を収めたものの、試合はともに勝負所で踏み込み切れず、会場からブーイングが飛ぶ試合に。試合後の総括では榊原信行CEOが「このままだったら2度と使わない」などと厳しい言葉を投げ、今回は「査定マッチ」としてライト級のトップファイターであるケースとの試合がマッチメイクされた。

 ところが前日計量でケースがまさかの1kgオーバー。主催のRIZINと両陣営の協議の結果、試合は行うが、ケースにレッドカードが1枚出た状態で試合はスタート。ベイノアが勝った場合は勝利、ケースが勝った場合はノーコンテストとなるという状況下で試合が行われることに。

対戦相手が計量失敗。ベイノア 負けがなくなるも「“誰が見ても勝ったといえる”勝ちに行きます」と完勝誓う【RIZIN.47】

2024.06.08 Vol.Web Original

「RIZIN.47」(6月9日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)の前日計量が6月8日、都内で開催された。

 第3試合に出場する“ブラックパンサー”ベイノア(アメリカ/極真会館)は公式計量で70.95kgで規定体重の71.0kgをクリアしたものの、対戦相手のジョニー・ケース(アメリカ/MMA LAB)は72.0kgで1kgのオーバー。主催のRIZINと両陣営の協議の結果、試合は行うが、ケースにレッドカードが1枚出た状態で試合はスタート。ベイノアが勝った場合は勝利、ケースが勝った場合はノーコンテストとなる。

 ケースは体調の回復に努めるということで公開計量にはベイノアのみが姿を見せ、量りに乗った。

 ベイノアはマイクを握ると「今発表があった通りなんですが、僕のやることは変わらない。相手にリスペクトを持って戦って、倒しに行きます。毎試合、こんな“ケース”もあるかなと思って準備してきたので、やることは変わらないです。皆さんも変わらず楽しんでいただければと思います」と軽くジョークを交えながら決意を述べた。そして「Jonny! Let’s do the best fight,tomorrow. 押忍」とケースに呼びかけた。

ジョニー・ケースがベイノアを酷評「距離感だけが武器。ひとつのことしかできない。彼の勝ち筋が見えない」【RIZIN.47】

2024.06.07 Vol.Web Original

「RIZIN.47」(6月9日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)の前々日インタビューが6月7日、都内で開催された。

 今大会ではヒザのケガで長期欠場を余儀なくされていたジョニー・ケース(アメリカ/MMA LAB)が復帰戦で元RISEウェルター級(67.5kg)王者の“ブラックパンサー”ベイノア(アメリカ/極真会館)と対戦する。

 ベイノアは4月の「RIZIN.46」からの連続参戦。その前戦では井上雄策と対戦し、キックボクシング、MMAを通じて約2年5カ月ぶりとなる勝利を収めたのだが、試合はともに勝負所で踏み込み切れず、会場からブーイングが飛ぶ試合に。今回は汚名返上を期しての試合となる。

 ケースは2022年の大晦日に大尊伸光に1RでTKO勝ちを収め、3連敗から脱出して以来の試合。このブランクについてはヒザのケガが原因で手術を行ってからの復帰戦とあって「とにかくここにいることがすごくうれしくて、本当に喜びを噛み締めています」としみじみ。

 ベイノアについては「すごくリスペクトしている。前に話した時も非常にナイスガイだった。スタイルもリスペクトしている。前回はファイトといえるものではなかったかもしれないが、武器は持っていて危険なファイター。それを踏まえても自分のほうがトータルファイターだと思っているので、必ずフィニッシュして勝ち名乗りを受けるのは自分」と評価しつつも勝利への自信を見せた。

前回、大ブーイングのベイノアが「見返す。フィニッシュしにいく」と一発逆転を約束。対戦相手の酷評には「勝ち筋は見えている」と反発【RIZIN.47】

2024.06.07 Vol.Web Original

「RIZIN.47」(6月9日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)の前々日インタビューが6月7日、都内で開催された。

 4月の「RIZIN.46」からの連続参戦となる元RISEウェルター級(67.5kg)王者の“ブラックパンサー”ベイノア(アメリカ/極真会館)が「負ける勇気を持って勝ちに行く」「見返す」「フィニッシュしにいく」などと一発逆転を狙う気概を見せた。

 ベイノアは前戦で井上雄策と対戦し、キックボクシング、MMAを通じて約2年5カ月ぶりとなる勝利を収めた。しかし試合はともに勝負所で踏み込み切れず、会場からブーイングが飛ぶ試合に。試合後の総括では榊原信行CEOが「このままだったら2度と使わない」などと厳しい言葉を投げていた。

 5月12日にはRIZIN公式YouTubeチャンネルで配信された「榊原社長に呼び出されました 2024」にはベイノアと井上が揃って出演し、ファンに謝罪。そして榊原氏にもガチ説教を食らうものの、「査定マッチ」として今回のジョニー・ケース(アメリカ/MMA LAB)戦がマッチメイクされた。ケースはホベルト・サトシ・ソウザの持つライト級王座に挑戦の経験もある強豪だ。

ベイノアが約2年5カ月ぶりの勝利。海外修行の成果は出し切れずもブーイングを気にしない鋼のメンタルは披露【RIZIN.46】

2024.04.29 Vol.Web Original

 元RISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)が「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)で2021年11月以来、約2年5カ月ぶりとなる勝利を収めた。

 ベイノアは2021年11月にRIZINでロクク・ダリを破って以降、キックボクシングでは海人、和島大海、MMAでは武田光司、宇佐美正パトリックに敗れ4連敗。現状を打破すべく昨年3月から1年間のアメリカ修行を敢行。今回は2022年大晦日以来の試合だった。

 1R、ともにオーソドックスの構え。ベイノアは左の蹴りで牽制。ともに様子見の時間が続く。圧をかけ始めた井上にベイノアはロー、前蹴り。井上は左フックを見せる。井上が前に出て左フック。ベイノアはカウンターで右を合わせる。井上が圧をかけてロー。ステップを使ってかわしたベイノアは左ハイ、右ローを飛ばす。ともに距離が遠くもどかしい展開が続く。井上は右フック、ベイノアは左インローもともにあたりは浅い。ベイノアは右ハイ、左ハイを飛ばすが単発。井上は詰めて左フックもベイノアはガード。ベイノアはロー、関節蹴り。距離が詰まるが、ともにアクションは起こせず。ベイノアは右カーフ。

幻想膨らむ一方のベイノア「My MMAを見せるのみ。言葉で表現するのは難しい」。ヒントはケイン・ヴェラスケス?【RIZIN.46】

2024.04.28 Vol.Web Original

「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)の前々日インタビューが4月27日、都内で開催された。

 2022年の大晦日以来の参戦となる“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)がこの日も米修行の成果については「言葉で表現するのは難しい」などと煙に巻いた。

 ベイノアはキックボクシングとMMAで現在4連敗中。昨年3月から1年間のアメリカ修行を敢行した。今大会では井上雄策(リバーサルジム川口REDIPS)と対戦する。

 井上は昨年10月の「RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」でRIZINに初参戦し、渡慶次幸平にTKO勝ちして以来、2度目の参戦となる。

 ベイノアは約1年、アメリカン・キックボクシング・アカデミー(AKA)で修行を積んできたのだが、公開練習などでもその片鱗はひとかけらも見せていないことから「ベイノア幻想」は膨らむ一方。本人はこの日も「僕はやってきたことを証明するというか、出すだけ。そこを意識せず、僕が今出せるMMAをお見せしたいと思う」と語るのみ。

 井上については「素晴らしい勝ち方をしていますし、なんでもできるMMA選手として完成している素晴らしい選手だと思います。押忍」と警戒。

井上雄策がベイノアのベールに包まれたままの寝技には「分からない」と困惑も須藤元気氏直伝の「秘策あり」と自信【RIZIN.46】

2024.04.27 Vol.Web Original

「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)の前々日インタビューが4月27日、都内で開催された。

 RIZINには昨年10月の「RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」以来2回目の参戦となる井上雄策(リバーサルジム川口REDIPS)は「秘策はあります!」と断言した。

 井上は今回が2022年大晦日以来のRIZIN参戦となる“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)と対戦する。ベイノアは元RISE王者ではあるが、現在、キックボクシングとMMAで4連敗。現状を打破すべくアメリカで1年間の武者修行を行い、3月に帰国したばかり。

 井上はベイノアについては「やはりキックのチャンピオンですので打撃がすごく強い。この1年間アメリカにわたってMMAを練習してきたが、誰にも分からない部分が多いので未知の部分が多いという印象」、試合についても「本当にふたを開けてみないと分からない。やることは自分は変わらない。精いっぱいやるだけ」、またベイノアの言う「格闘技は押忍」という意味も「分かってないです。誰も分からないですよね」と分からないことだらけ。

1年間の米国修行の成果はベールに包まれたままのベイノア「有明では僕の新たな“押忍なMMA”をお見せしたい」【RIZIN.46】

2024.04.15 Vol.Web Original

「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)の合同公開練習が4月15日、都内で開催された。

 2022年大晦日以来のRIZIN参戦となる“ブラックパンサー”ベイノア( 極真会館)は空手着で登場。空手のミット打ちを1分行うにとどめ、昨年3月から行っていたアメリカ修行の成果はベールに包まれたままとなった。

 ベイノアはMMAではRIZINで武田光司、宇佐美正パトリックに連敗、キックボクシングではRISEと「THE MATCH 2022」で海人と和島大海に連敗し、現在4連敗中。現状を打破すべくアメリカに旅立ち、3月に帰国したばかり。

 対戦する井上雄策(リバーサルジム川口REDIPS)は昨年10月の「RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」でRIZINに初参戦し、渡慶次幸平にTKO勝ちして以来、2度目の参戦。こちらは2分間、試合形式でレスリングを行った。

 2人は神戸大会のリング上でカードが発表された際に、微妙な掛け合いを見せ、すっかりお笑い枠扱いに。この日のベイノアは空手着着用ということもあってか「真面目です。空手にボケとかないです」と言いつつも、神戸大会同様、井上にオズワルドの伊藤いじりをする場面も。

鈴木博昭vsYA-MANとベイノアvs井上雄策が決定。鈴木とYA-MANは額をつけ合い一触即発【RIZIN.46】

2024.03.24 Vol. Web Original

 RIZINが3月23日、「RIZIN LANDMARK 9 in KOBE」(兵庫・神戸ワールド記念ホール)で「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)の追加カードを発表した。

 フェザー級で元シュートボクシング(SB)世界スーパーライト級王者の鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)とRISEオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)-65kg級王者のYA-MAN(TARGET SHIBUYA)が対戦する。鈴木は2月24日に佐賀・SAGAアリーナで開催された「RIZIN LANDMARK 8 in SAGA」で元DEEPフェザー級王者の芦田崇宏(BRAVE)にTKO勝ちを収めた後のマイクで「なんでもありで俺とタイマンしようぜ」とYA-MAN戦をアピールしていた。

宇佐美が極真ベイノアのお株を奪う衝撃の一撃KO勝ち「来年はトップ戦線に絡んでいきたい」【RIZIN.40】

2022.12.31 Vol.Web Original

「RIZIN.40」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で宇佐美正パトリック(フリー)が前RISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノア(アメリカ/極真会館)に相手のお株を奪う衝撃の一撃KO勝ちを収めた。

 宇佐美は2021年9月に修斗でプロデビュー。修斗とVTJで3連勝を飾ったものの「POUNDSTORM」(4月24日、東京・両国国技館)では元修斗環太平洋ウェルター級王者の大尊伸光に判定負けでプロ初黒星を喫した。6月に行われた「Road to UFC」のライト級トーナメントに出場するチャンスを得たものの、減量中に脱水症状を起こし計量に参加できず欠場に。10月の福岡大会でRIZIN初参戦を果たすと元修斗環太平洋ウェルター級王者の佐々木信治にTKO勝ちを収め、今回は初の大晦日大会への参戦だった。

キャラかぶりの宇佐美との対戦にベイノア危機感「サバイバルマッチだと思う」【RIZIN.40】

2022.11.17 Vol.Web Original

ベイノアの「宇佐パト君」に宇佐美は「なれなれしい」とばっさり

「RIZIN.40」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見が11月17日、都内で開催され、ライト級戦で“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)と宇佐美正パトリック(フリー)が対戦することが発表された。

 会見では宇佐美のことを「宇佐パト君」と親しげに呼ぶベイノアに宇佐美が「なれなれしいなと思った」などと突き放し、フォトセッションでのフェイスオフでは延々とにらみ合いが続くなど緊迫感が漂った。

 ベイノアは昨年6月の東京ドーム大会でRIZIN初参戦を果たすが、弥益ドミネーター聡志に判定負け。その後、ロクク・ダリにKO勝ちを収めるも昨年大晦日には武田にアームバーによる一本負けを喫し、今回は約1年ぶりの参戦となる。この1年、キックボクシングでは4月に海人にKO負け、6月の「THE MATCH 2022」ではK-1王者の和島大海に判定負けを喫している。

 宇佐美は2021年9月に修斗でプロデビュー。修斗とVTJで3連勝を飾ったものの「POUNDSTORM」(4月24日、東京・両国国技館)では元修斗環太平洋ウェルター級王者の大尊伸光に判定負けでプロ初黒星。その後、6月に行われた「Road to UFC」のライト級トーナメントに出場するチャンスを得たものの、減量中に脱水症状を起こし計量に参加できず欠場に。10月の福岡大会でRIZIN初参戦を果たすと元修斗環太平洋ウェルター級王者の佐々木信治にTKO勝ちを収めている。

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