映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(2月14日公開)のプレミアイベントが13日、都内にて行われ、溝端淳平ら日本語吹き替え版声優が登壇。新キャプテン・アメリカを継承したファルコン役の溝端が今後の展開に期待を寄せた。
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(16)に次ぐ「キャプテン・アメリカ」シリーズの最新作。“初代”キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースから「エンドゲーム」のラストで“正義”の象徴である盾を託されたファルコンことサム・ウィルソン(演:アンソニー・マッキー)の戦いを描く。
フォトコールではマーベルファンの大歓声を浴びた声優陣。「キャプテン・アメリカ」役を継承した溝端淳平は「11年前の『ウィンター・ソルジャー』からサムの声やらせていただいたんですけど、ファルコンがついにキャプテン・アメリカとして、スクリーンの主役として帰ってまいりました」と胸を張り「新たなMCUシリーズの始まりとなる作品。皆さん、歓声を上げながら楽しんでほしいです」。
ハリソン・フォードが演じるレッドハルク/サディアス・ロス大統領役の村井國夫もハルクの雄たけびを上げつつ「ハリソンさんの声は40年以上前からやっております。ハリソンさんが楽しんでおやりになってるのが分かる。僕もハリソンさんの新たな一面を楽しみました」。
サミュエル・スターンズ役の森川智之は役17年ぶりのシリーズ復帰。「覚えていらっしゃいますかね、皆さん。『インクレディブル・ハルク』でブルーと呼ばれていたキャラなんですけど」とファンの様子を伺いつつ「オタク心をくすぐられるような感じで楽しみました」。
さらにこの日は、お祝いゲストとして、「アントマン」シリーズでルイスの声を演じた小杉竜一(ブラックマヨネーズ)と「ブラックパンサー」シリーズでシュリの声を演じた百田夏菜子(ももいろクローバーZ)も登場。
百田からは見事なお祝いのケーキが贈られたが、小杉は1円玉サイズの“盾”のクッキーを持参。「思いの小ささ」と指摘されると「アントマンの親友をさせていただいたので、それにかけてです」と反論し笑いを誘った。
物語にちなみ「受け継ぎたいことは」という質問に、溝端が「僕は蜷川幸雄さんとの出会いが大きかった。蜷川さんが口を酸っぱくして“自分を疑え”とおっしゃっていた。その気持ちを受け継いでいきたい」。
同様の質問に、小杉は「僕も明石家さんまさんとの出会いが…。さんまさんから“ホンマに面白い薄毛は一番面白いところで止まるから大丈夫や”と。その言葉を信じて邁進していきたい」と語り笑いを誘っていた。