最終順位は男子は木下、女子は日本生命が優勝に
卓球の「Tリーグ」が4月28日、開催を延期していた「Tリーグ 2019-2020シーズン プレーオフ ファイナル」の開催を断念し、中止することを発表した。
レギュラーシーズンの上位2チームが争う「プレーオフ ファイナル」は3月14日に開催の予定だったが新型コロナウイルス感染症対策の観点から2月26日に延期を発表していた。
今季のTリーグの最終順位についてはレギュラーシーズンの順位を最終順位とし、レギュラーシーズン1位のチームを優勝チームとすることも合わせて発表された。男子は木下マイスター東京、女子は日本生命レッドエルフの優勝となる。
また、レギュラーシーズン、及びプレーオフが対象となるシーズンMVP(男子・女子 各1名)、及び、ベストペア(男子・女子 各1ペア)についてはレギュラーシーズンの成績を対象とし選考し、追って発表される。
松下チェアマン「共に乗り越え、また卓球を楽しめる日々を取り戻しましょう!」
今回の決定についてTリーグの松下浩二チェアマンは「このたび、開催延期とし、検討を続けてまいりましたファイナルの開催を、観客の皆様、選手、関係者等への感染防止の観点から断念せざるをえないとの判断に至りました。楽しみにしていらっしゃったファンの皆さま、関係者の皆様にお詫びいたします。私どもは皆さまのもとに世界トップレベルのプレーをお届けするべく活動を続けてまいりましたが、残念ながら今はそれが叶うことが出来ません。私自身、このような決断をせざるをえなかった状況を大変悔しく思っております。ノジマTリーグ 2019-2020シーズンは、このような形でも終了となりましたが、来シーズンに向け、より面白い、より楽しんでいただけるTリーグをお届けするべく検討を重ねております。新型コロナウイルスの流行が収束に至った暁には、よりエキサイティングなTリーグを皆様にお届けいたします。共に乗り越え、また卓球を楽しめる日々を取り戻しましょう!」とコメントした。