プロサーファーの小川直久さんが、5月23日にがんで亡くなったことがわかった。51歳だった。24日、所属するLDH JAPANが発表した。
小川さんは、数々のタイトルを獲得し、日本のサーフィン界に多大なる影響を与え続けたプロサーファー。2020年に大腸がんが発覚したが治療を乗り越えて寛解。2022年4月には、2024年のオリンピック・パラリンピック競技大会(パリ大会)に向けた特定強化選手に選ばれ、出場を目指して意気込んでいたという。
同社はこの日、ウェブサイトに「小川直久を応援してくださっている皆様にご報告」のタイトルでメッセージを掲載し発表。そのなかで、小川さんの思いを叶えるためにサポートを続けていたとし、「LDH一同大きな悲しみの中に故人を追悼しております」と綴った。
葬儀は故人と家族の意向により親族で行い、改めてお別れの会を開催する予定だという。