SearchSearch

メルセデス・ベンツが工藤ら女子ゴルフ3選手をがサポート

2012.02.17 Vol.541
ph_web10.jpg
   メルセデス・ベンツ日本(MBJ)は17日、都内で会見を開き日本女子プロゴルフ協会(LPGA)とオフィシャルパートナー契約を結んだことを発表した。LPGA全体の活動支援はもとより、次世代のプロゴルファーを目指すジュニアの育成までも視野に入れた包括的な支援となる。

   2部制で行われたこの日の会見の第1部にはMBJのニコラス・スピークス代表取締役社長、上野金太郎代表取締役副社長、LPGAからは小林浩美会長、鈴木美重子広報委員長が登壇した。

 今回の契約にあたり、本年度からLPGAが主催する「LPGAアワード」の「LPGA Player of the Year」に「Mercedes-Benz」の冠を設定。賞名を「LPGA Mercedes-Benz Player of the Year」(LPGA メルセデス最優秀選手賞)とし、1年で最も活躍した選手を表彰するという。 これは賞金ランキングとは別に、成績ポイントと出場ラウンド数に応じた「メルセデスランキング」を新設。��1の選手にはその時点で最も旬なモデルのベンツを1台とティファニー製のオリジナルアクセサリーなどが贈呈される。

  成績ポイントは各大会の1位から20位までにそれぞれ与えられ、公式戦は2倍、4日間のトーナメントでは1.5倍になる。原則的には大会ごとの獲得ポイントに差がないため、常に上位争いをしシーズンを通じて活躍した選手が高ポイントを得られる。出場ラウンド数は1ラウンドが1ポイントと計算するため、こちらも多くの試合に出場し数多く決勝ラウンドに進んだ選手が高ポイントを獲得する。

  ランキングは「年間を通じてどれだけ多くの試合に出場して、なおかつ活躍したか」という総合的な活躍度を評価するものとなる。2011年にあてはめると、賞金女王のアンソンジュを抜いて2位の李知姫が��1に、賞金4位の横峯さくらが有村智恵を抜いて3位になるという。
 
  第2部の会見では新人女子プロゴルファー支援プログラム「メルセデス・サポート」の概要を発表。2011年度のプロテストに合格したなかから3選手を選抜し、年間を通じて活動を支援するもので、香妻琴乃、豊永志帆と工藤遥加が選ばれた。3選手には移動用の自動車を1年間無償貸与するほか、成績に乗じた特別ボーナスが支給される。

 この日は体調不良で欠席した香妻琴乃を除く、豊永志帆と工藤遥加が登壇。豊永は「数いる新人選手の中で選ばれて感謝している。その期待にこたえて、この1年間頑張りたい」、工藤は「メルセデス・ベンツの品格に恥じない女子プロゴルファーになりたい」と決意を語った。

Copyrighted Image