10月スタートの有村架純が主演するドラマ『姉ちゃんの恋人』(カンテレ・フジテレビ系、毎週火曜夜9時)に林遣都が出演することがわかった。
ドラマは、女手ひとつで弟3人を養う“肝っ玉姉ちゃん”の主人公の桃子と個性豊かな登場人物たちによる恋と家族愛の物語を描いたラブ&ホームコメディー。林は、主人公が働くホームセンターの同僚の真人を演じる。
脚本の岡田惠和が林をイメージして書いている役。いつも低姿勢でほほ笑みを絶やさない好青年だが、過去の「ある出来事」によって心に傷を抱えているという役どころだ。
林は「当て書きでオリジナルキャラクターを描いていただけて、こんなに幸せなことはありません」としたうえで、「過去の出来事で心に大きく傷を負ってしまい、日々それと向き合いながら前向きに一生懸命生きている男です。当て書きということでスッと入ってくる部分もありますし、話し方や人との距離感など近いものを感じます。「当て書き=その役を生きろ」という岡田さんからのメッセージだと思うので、しっかり心に留めて、大事に生きていければと思います」と、意気込む。
有村とは同じ映画『コーヒーが冷めないうちに』に出演した経験があるが、本格的な共演は今回が初。
「間違いなく日本を代表する女優さんだと思いますし、有村さんとの掛け合いは心を通わせてお互いが演じなければいけないと感じていますので、しっかりとコミュニケーションを取りながら大事に作っていきたいです。そういった意味でも、この吉岡真人は演じがいのある役だなと思っています」
「与えられた真人という人間の人生の一部を、誠心誠意、心を込めて演じていきたい」と、林。「この苦しい状況が続く世の中で、こういった未来に光を感じさせてくれるドラマはすごく大切だと思いますし、意味のあるものだと思っています。見てくださる方には純粋に楽しんでいただけたらと思います」。
ドラマは10月27日スタート。