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【東京五輪】女子ボクシングで金メダルの入江聖奈が「センキュー、ベリーセンキュー」

2021.08.04 Vol.Web Original

女子初の金メダル獲得

 東京オリンピック12日目となる8月3日、日本は2つの金メダルと1つの銅メダルを獲得した。日本のメダル獲得は開幕から11日連続で、金19、銀6、銅11となった。

 ボクシング女子フェザー級の決勝では入江聖奈がネスティ・ペテシオ(フィリピン)を破り、金メダルを獲得した。

 一進一退の攻防が続いた1R、5人のジャッジは5-0で入江を支持。しかし2Rはペテシオが手数で上回り、4-1でペテシオ。勝負の3Rは入江が的確にパンチを当て5-0で取り、トータルでも5-0でポイント勝ちした。

 日本人がボクシングで金メダルを取るのは1964年東京の桜井孝雄、2012年ロンドンの村田諒太に続き3人目。女子では初の快挙となった。試合後、リングを降りた入江はカメラに向かい「センキュー、ベリーセンキュー」と感謝の言葉。

 男子フライ級の準々決勝では田中亮明がユベルヘンエルネイ・マルティネスリバス(コロンビア)にポイント勝ちし準決勝に進出。ボクシングは3位決定戦がないため銅メダル以上が確定した。田中は元WBO世界ミニマム級、元WBO世界ライトフライ級、元WBO世界フライ級スーパー王者の田中恒成の兄。

 最終日となった体操では男子種目別の鉄棒で橋本大輝が金メダルを獲得。この種目の金メダルはロス五輪の森末慎二以来37年ぶり。橋本は男子個人総合に続き2つ目の金メダルとなった。

 卓球は女子団体の準決勝で日本は香港と対戦。第1試合のダブルスで石川佳純、平野美宇組が3-0で勝利を収めると、シングルスでも伊藤美誠と平野が危なげなく連勝。3-0で勝利を収め決勝進出を決め、銀メダル以上を確定させた。

 男子団体で日本は準々決勝でスウェーデンと対戦。前日とはオーダーを代え、第1試合のダブルスでは張本智和と丹羽孝希が組み、3-1で勝利。第2試合のシングルスを水谷隼が落としたものの、続くシングルスで張本と丹羽が連勝し準決勝に進出した。

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