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金子晃大が2度のダウンを奪っての判定勝ちにも「しっかり倒し切れるように自分と向き合う」と反省の弁【K-1】

2025.02.10 Vol.Web Original

 K-1の2025年第1弾大会となる「K-1 WORLD MAX 2025」(2月9日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)のメインイベントで行われた「K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級タイトルマッチ」で王者・金子晃大(K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM)が2度のダウンを奪ったうえでマノリス・カリスティス(ギリシャ/NAS CAMP- SOR DECHAPANT)に判定勝ちを収め、2度目の防衛を果たした。

 金子は2022年に行われた王座決定トーナメントで黒田勇斗、璃明武、玖村将史を破り王座を獲得。2023年9月に玖村を相手に初防衛を果たし、今回が2度目の防衛戦。この日の勝利で2022年9月からの連勝を「11」に伸ばした。

 1R、ともにオーソドックスの構え。金子が圧をかけて右カーフ。カリスティスは左ミドル、右ローも金子の圧は変わらず。カリスティスは左ジャブを突きながら前に出て右ロー。金子は左ミドル。カリスティスがキャッチしてしまい注意が出る。金子の圧にカリスティスは下がりながら左右のミドル。金子は踏み込んで右ストレート。カリスティスは右ロー。金子は左ジャブ、右ボディーストレート。金子の右カーフにカリスティスの足が流れる。カリスティスの胴回し回転蹴りは肩で受ける金子。カリスティスは前に出てワンツー。

2度目の防衛戦の金子晃大「僕がしっかりやってきたことを発動したい」。そして今年のテーマは「感覚」【K-1】

2025.02.09 Vol.Web Original

 K-1の2025年第1弾大会となる「K-1 WORLD MAX 2025」(2月9日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)の前日計量が2月8日、都内で開催された。

 メインイベントで行われる「K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級タイトルマッチ」で対戦する王者・金子晃大(K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM)は54.90kg、挑戦者のマノリス・カリスティス(ギリシャ/NAS CAMP- SOR DECHAPANT)は55.00kgで規定体重をクリアした。

 金子は2022年に行われた王座決定トーナメントで黒田勇斗、璃明武、玖村将史を破り王座を獲得。2023年9月に玖村を相手に初防衛を果たし、今回が2度目の防衛戦となる。

 カリスティスはギリシャの“ローリングサンダー”(胴廻し回転蹴り)と呼ばれるファイター。2016年1月にはRISEのリングで那須川天心と対戦し、2度のダウンを奪われたものの、那須川から鼻血を出させるところまで猛反撃した。過去にWKNフェザー級、MAX PAIN -58kg、H1 -58kgの3つの王座を獲得。2023年にはONEにも参戦している。プロ戦績は37戦28勝(5KO)9敗。

 計量後の会見で金子は「自分の周りにいる方々、応援、サポートしている方々、そういう人たちのためにも自分の感覚を大事にしてやってきました。それを発動したいなと。相手のマノリス選手に、僕がしっかりやってきたことを発動したい。(カリスティスは)気合が入っているなと思いました」と語った。

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