ミニバンというと、移動の足や荷物の運搬のための“働く車”というイメージ。しかし実は、ミニバンこそ性能と快適性、環境性能を最も必要とする車といえるのかもしれない。
今月新たに発表されたメルセデス・ベンツの新型V-Classは、従来のイメージを覆し、さらに可能性を広げる大型ミニバンとして、いま大きな注目を集めている。
ボディータイプは標準、ロング、エクストラロングの3タイプ。全体的なデザインは、メルセデスらしい品格あるフロントデザインと、ミニバンらしいスクエア型のフォルムがマッチ。7人全員がゆったりと座ることができる座席部分に、フォルムを最大限に生かしたラゲッジスペースと、室内の広大さはいうまでもない。シートは、2列目は独立型、3列目はベンチ型で脱着可能なので、2列目を後ろ向きにセットして向かい合って座れる状態にしたり、後席を2席のみにして室内を広々使うこともできる。パッケージオプションの収納式センターテーブル※1を使えば、ラグジュアリーなショーファードリブンも楽しめそう。
BlueTEC(クリーンディーゼル)搭載ならではの最大トルク380Nmのパワフルな走りはもちろん、メルセデス・ベンツの乗り心地をミニバンでも実現。最新の安全運転支援システムや、快適性を向上させる機能各種も揃う。上質素材を採用したインテリアもラグジュアリー感満点。これぞ、メルセデスのミニバン。“マルチ・パーパス・ビークル”たる本物のゆとりが形になった車だ。 ※1 Extra-longのみの設定