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王者・谷口将隆がまさかの2RTKO負けで王座陥落【3150FIGHT】

2023.01.07 Vol.Web Original

「3150FIGHT vol.4」(1月6日、大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場)のメインイベントで行われた「WBO世界ミニマム級タイトルマッチ」で王者・谷口将隆(ワタナベ)がメルビン・ジェルサェム(フィリピン)を相手に2度目の防衛戦に臨んだが、2RでTKO負けを喫し、王座から陥落した。

 1R、サウスポーの谷口とオーソのジェルサェム。谷口が中央を取って圧をかけていく。探り合いの中でもともにパンチを出し合う。谷口が詰めて左ストレートをクリーンヒットさせれば、ジェルサェムも右ボディーを返す。谷口が詰めたところにジェルサェムの左フック。

 2R、谷口は右ボディーストレート、右ジャブと右を上下に打ち分ける。ジェルサェムのパンチをいつものようにかわしていた谷口だったが、ジェルサェムが左ジャブから右ストレートを打ち抜くと、これで谷口がダウン。すぐに立ち上がった谷口だったが足元がふらつき、レフェリーが試合を止めた。

「3階級行けるで!」亀田興毅氏が谷口将隆の王座防衛と3階級制覇に太鼓判【3150FIGHT】

2022.12.19 Vol.Web Original

来年1月6日にメルビン・ジェルサエムを相手に2度目の防衛戦

 プロボクシングの元3階級制覇王者の亀田興毅氏がファウンダーを務める「3150FIGHT vol.4」(2023年1月6日、大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場)のメインイベントで2度目の防衛戦に臨むWBO世界ミニマム級王者・谷口将隆(ワタナベ)が12月19日、都内にある所属ジムで公開練習を行った。

 練習を見守った亀田氏は「3階級行けるで!」と今回の防衛はもちろん、将来的な谷口の3階級制覇に太鼓判を押した。

 谷口はスパーリングを2R、サンドバックを2R、最後に締めのシャドーを行った。スパーリングでは相手のパンチを被弾するシーンもあり、本人としては「ダメダメでしたね。反応がめっちゃ悪かった。20点くらい。全然、体が動かなかった」と自己採点も「今は一番落ちる時期(笑)。だいたい試合前の3週間前から2週間前くらいの1週間はいつも落ちる。ボクサーってどこかで1回落ちるタイミングがあると思うが、僕は今がその時期」と言うようにいつも通りの調整過程のよう。体自体は亀田氏が「明日にでも試合ができる」というくらいの仕上がりを見せていた。

2度目の防衛戦の谷口将隆が竹原慎二氏に気合注入のビンタを志願【3150FIGHT】

2022.11.11 Vol.Web Original

 亀田興毅氏がファウンダーを務める「3150FIGHT vol.4」(2023年1月6日、大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場)のカード発表会見が11月11日、東京都内で開催された。

 今大会では「WBO世界ミニマム級タイトルマッチ」王者・谷口将隆(ワタナベ)vs メルビン・ジェルサエム(フィリピン/同級1位)と「IBF世界ミニマム級タイトルマッチ」王者・ダニエル・バラダレス(メキシコ)vs 重岡銀次朗(ワタナベ/同級5位)の2つの世界戦が行われる。

 2度目の防衛戦となる谷口は指名試合でランキング1位の強豪との対戦となる。会見で亀田氏はジェルサレムについて「世界王者になっていてもおかしくない選手。5年前に敵地のタイで世界戦をやって、1ポイント差の際どい判定で負けた。戦う場所が違っていたら勝っていたのではないかというくらい。海外の選手がタイで勝つのは大変なこと。そこで際どい判定ということは、実質勝っているといってもおかしくないのではないかと思う。そういう王者になっていてもおかしくないレベルの選手なので厳しい戦いになるんじゃないかと思う」などと語った。

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